FC100DC-BINO on the Center Mount by Mr.H in Japan /大阪府のH様からの写真リポート

Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント;

”スムースに振り回せて素晴らしい架台ですね。”とのお言葉をいただきました。
 正直なところ、この使い方は想定しておらず、片側にBINOをセットされる際には、反対側にアクセサリープレート等をセットして重量バランスを考慮されることを推奨していましたが、このクラス(重量)までのBINOであれば、問題なさそうですね。^^
 Hさん、美しい写真をありがとうございました。一通り観測されてからの追加リポート、楽しみにしております。^^

140mmAPO(F6.5)-Carbon-fiber-BINO completed !; Mr.H in Japan / カーボン鏡筒自作!

Comment by Matsumoto/管理者のコメント;

This is the first photo-report of the completion of his fabulous Binoscope.
More detailed report will follow.
 まずは完成直後の写真レポートです。
素晴らしいBINOのご完成、おめでとうございます。
対物レンズのみ購入され、鏡筒部は全て自作(一部外注)されたものです。
詳細につきましては、後日ご投稿いただけるそうです。

Completion of TOA150-BINO; by Mr.Marco Mancini in Italy !

Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント
Dear Marco,
Let me extend my sincerest appreciation for your generous post to my website.
Congratulations on your fabulous Binoscope just completed!
I wish this Binoscope will assist you all through your career of Amateur Astronomer!
Best regards,
Tatsuro

 COVID-19の影響で、日本郵便のEMS便(航空便)の対象外になり、EMS-UXLが届くまで、船便で2か月以上お待たせしてしまいましたが、写真のような見事なBINOに仕上げてくださいました。EMS製作の苦労が報われる瞬間です。

15cmF5-BINO(Version-11),follow-up report by Mr.S in Okayama prefecture /岡山県のS様、追加リポート

 あれから4ヵ月、部屋の中から窓越しに超お手軽観望がメインですが、夫婦で時々遠征を楽しんでおります。
 行先は、奥様の実家の近く、家から1時間ほどの高梁の山奥まで、今日は晴天で気流も安定しており、オリオンのトラペジウムが奇麗に分離して、9mmで覗く星雲は、濃淡を伴って視野一杯に広がり、とても見事です。

 アイピースを32mmに交換し、低倍での天の川、M35~M38あたりの散開星団を見てみると、低倍が生きるこのBINOにして本当に良かったと、改めて思うのでした。
 アイピースをお気に入りの13mmに変え、カシオペア周りをひとなめ、漆黒の背景に浮かぶ二重星団の美しさにため息を漏らし、
 あとはもう、SkySafariをガイドに手あたり次第、文字通り手あたり次第・・・このあたり、Gotoシステムでは全く真似できません。

 傾斜センサーのお陰で、架台の水平を正確に出す必要がなく、設置がすごい楽、全ての接眼レンズに調整リングを取り付けた事で、接眼毎のピント出しが不要、高倍率で一度調整すれば、接眼を取り替えても全て合焦、
 SkySafariでの運用も、ワンスターアライメントでほぼOK、時々追加アライメントを行えば360度天頂まで、好きな所へ片手で自由自在、
 本当に、夢のようなすごい望遠鏡になりました。

 三脚のマンフロット475Bも片手で持てますし、遠征が随分楽になりました。松本さんの想いと違うところが一つ、写真のようなBINOの置台を二組、家用と車用を作りました。
車に置台をセットし、BINOの状態のまま置台に置いて遠征地に持って行き、夫婦二人で協力して三脚に載せております。
 BINOは約16kgと少し重いですが、「カメラ三脚アダプター」のテーパーにはめて、横のネジを絞めるだけ・・・
 こんな安直なセッティングができるのは、松本様の、ボトム中央に3/8インチネジを切った「カメラ三脚アダプター」のお陰です。
本当に有難うございます。
・・・大きなニュートン、重い三脚・・・今までの遠征と比べると、全てにおいて比較にならないほど楽です。
 気合の必要な遠征から、ちょっとしたドライブ気分、軽い気持ちで観望(もはや遠征とはいわない)に行けるようになりました。

最近の観望スタイルは、暗い空の下
 一番はリクライニングしての眼視・・・高梁の山奥は満天の星空(カシオペアを探すほど星が太い)なので、これが一番
 二番はリクライニングしたまま10倍50mm手持ち双眼鏡・・・一番稼働率が高い
 三番が松本式150mmF5双眼天体望遠鏡・・・中軸架台とSkySafariで思いのまま自由自在、双眼で見るお月様も最高
 四番は30cmニュートン双眼・・・座ったまま観望、沢山あるはずの淡い銀河や星雲をもっと見たい、気流が良い時はこれ
 四番目の30cmニュートン双眼は鏡筒しか出来ていませんが、
 完成した暁には、ほぼ全ての天体を網羅できると・・・ほくそ笑んでいます。  そういえば、最近125mmAPOの出番が無くなりました。
もう、惑星を見るときくらいしか出番がなさそうです。
 このような感じで、夫婦で楽しんでおります。

 小学生の時に買ってもらった小さな望遠鏡、アンドロメダの探し方も知らず、天文ガイドを見ても何が何だか・・・
あれから半世紀、小さな胸に抱いた夢と憧れ、今、叶えることが出来ました。
松本さんをはじめ、諦めることなく頑張られた全ての方に感謝いたします。
有難うございました。

Review of EMS-UM by Mr.John Van Allen; member of the Dominican Astronomy Society , “ASTRODOM”/ EMS-UM レビュー

Good Morning Tatsuro,
Morning here in Santo Domingo and I first observed Antares at 330x to see the double. I then compared your EMS with my TV Dielectric 90° and couldn’t see any difference!!! Very good. In the picture I am following Mercury into the daylight. So far your system is working perfectly

Comment by Matsumoto/管理者のコメント;
Thank you for your nice report.
There is nothing that could make me happier than sharing the excitement of the EMS with the users.
I am looking forward to receiving your follow-up report, too!

Follow-up Report by Mr. John Van Allen 2/20 !

Good Morning Tatsuro
I’ve been observing since 0300AM here in Santo Domingo and awhile ago the seeing was excellent for about 15 minutes and I had Antares with your EMS and it was absolutely perfect. The A component was red/yellow and the B was blue and the separation was great. I pushed the NP127 to 660X and both stars were perfect spheres. The picture doesn’t show what my eye saw. It was with an old iPhone 6 cellular. I am VERY impressed with your EMS and your excellent craftsmanship. Congratulations
Regards
John


20cmF7-BINO / 見果てぬ夢とロマン!双眼望遠鏡 by Ichiro-san in Kanagawa Prefecture (神奈川県の Ichiro さん)

Here is the link of his Blog.
Ichiroさんのブログ記事にリンクを貼らせていただきました。

Comment by Matsumoto / 管理者のコメント;
 Ichiroさんは、初心者を標榜する謙虚さをお持ちながら、物を見る目の感性には非凡なものをお持ちだ。
 それから、分からないことをそのままにされない。理解できるまで何度も質問し、食い下がって来られる。だから、速やかに認識が共有できる。
 20cmBINOをお引渡ししてから、2か月にも満たないのに、凄い稼働率だ。私の手元にいた3年間よりも、はるかに稼働している。相応しい方の元に渡ったと思っている。

First-Light report of VERSION-11 of 15cmF5-BINO by Mr.S in Okayama pref. / 早々にファーストライト(岡山県S様)

 15cmF5-BINOのVERSION-11 一号機、昨日(10/29)当店でお引渡ししました。
 ファーストライトのご報告は帰宅されてから数日後くらいに思っていたのですが、何と、帰路に星見サイトに立ち寄られ、初観望のご報告をいただきました。
 以下、いただいたメールからの抜粋です。

前略、
 帰りは、 津黒いきものふれあいの里の駐車場で、ファーストライトを楽しませていただきました。

● そうだったんですか? 素晴らしい!
    夕方には、そろそろ帰宅されているかな?と思っていました。

  薄明りの中、上下のバランス取りで少し戸惑いましたが、 アリミゾのセット位置を少しズラし、丁度良い所で設定できました。 他は大した問題もなく、すんなりと・・・東西2本のLEDの街灯が恨めしい・・・

● さすがですね。 当方で何度も鏡筒着脱の練習をしていただいたこと、正解 でしたね。^^

  アイピースを変えると、僅かにEMSのXY調整を触るくらい、 ある程度まで近づくと、頭の中で何が起こっているのか、一瞬で左右の絵が重なります。

● その、EMS-BINOとして当然のことを実際に体験していただいて嬉しいです。皆さん、すぐに当たり前になってしまうのですが、大変嬉しいご指摘で す。 EMS-BINOへの入門を躊躇している方の杞憂の一つに、光軸調整への不安が あるみたいなので、そうした方には、この辺しっかり読んでいただきたいもので す。 光軸ユーザーアジャストの双眼望遠鏡は、未だEMS-BINOしかないですが、 多分、既存のメーカーさんは、ユーザーを信頼していないのでしょうね。

  アイピース32mmで西に落ちかけた干潟星雲からオメガ星雲、鷲星雲、近辺の散開星団をひとなめ、 少し離れて、リング星雲にアルビレオ、カシオペア近辺の、散開星団やら球状星団やらとりあえず沢山・・・ アイピース9mmでの球状星団、どれも私の目に色収差は殆ど気になりません。

● そうなんです。 昼間の景色対象でも色収差はほとんど気になりませんか ら、DeepSkyなら、楽勝なんです。その辺、メーカーさんにも再認識してもらい たいものですね。大口径(15cm以上)短焦点アクロマートの選択肢があまりにも 少ない。(つまりこの15cmF5鏡筒の存在が貴重だということ。)

 アイピースを13mmにして二重星団、ため息が出るくらい美しく、椅子に座ってずっと見ていました。 しかし、ここは標高500mを超える山奥、10月の終わりの星空は9時を過ぎるころからため息でアイピースが曇る曇る、
  マスクをしたり、鼻にティッシュを詰めたり、どうしようもないので息を止めてみたり・・・ とうとう息を止めるのに疲れての撤収となりました。

● 露よけ対策が必要になりますね。

  オリオンが昇ってくるまで頑張ろうと思っていましたが、残念です。 しかし、西に沈みかけたボーデの銀河、東に昇ってきたアンドロメダや二重星団など、 今まで見た中で一番の見え方でした。 アンドロメダってこんなに大きかったのかっ、250mmのニュートンでも見たことない・・・

 15cmF5BINO、双眼天体望遠鏡としての一つの究極の姿を手にすることが出来ました。 大切に、そして、みんなに喜んでもらえるよう使います。 ありがとうございました。 取り急ぎ、無事帰宅の報告まで  岡山県 S

● ファーストライト・リポートに、私も大変興奮しました。
    本当にありがとうございました。

Comment by Matsumoto / 管理者のコメント;
  早々のファーストライト・リポート、ありがとうございました。
 製作の苦労が報われる瞬間です。^^
  続報を楽しみにしています。