Just completed!-2 (125SD-BINO) / 完成!-2(125SD-BINO)

Left Photo: The size of the binoscope most contracted.Weight of the Binoscope: about 10kg

Center Photo:Perfect balance is proved all through the stroke of from horizen to zenith.

Right Photo:Operation check of the NEXUS with the mount.

 アルマイト後の再組み立てで、光軸の再現性が完璧であることが立証されました。初期調整はあっけなく数十秒で終わりました。(製作段階の初期調整であり、ユーザーさんは永久に不要) 前回もご説明したように、鏡筒を振る調整は行いませんので、初期の微調整は左のEMSの第一ミラーのみで行いました。 摺動チューブの作動による(推定)誤差は、左右を連結したことでキャンセルされるようで、これは設計の意図が完璧に的中しました。(左右の接眼部の連結が摺動ユニットの回転を防止していることもご説明までもないでしょう。一石二鳥ということです。) 鏡筒短縮時の寸法と、BINO本体の重量(対物キャップとアイピースは除く)は左の写真に記入しました。

 中央の写真は、確実に天頂まで向くことと、クランプフリーでフルストロークの完全バランスを達成していることをお示ししました。 当然のことではありますが、左右の鏡筒の隙間に垂直回転機構とエンコーダを収納し、この天頂条件を達成する必要がありました。 垂直回転軸の中心を水平回転軸からずらすことで天頂時の各所の干渉を防ぐわけですが、そのシフト量を最小限にするのが成功の秘訣です。

 右の写真は、NEXUSの動作チェックをしたところ。  エンコーダのステップ数の(SkySafari上の)設定が両軸とも+10000になるように、組み付け方向を配慮しました。HF経緯台の場合、左側の耳軸に高度用のエンコーダをセットしますと、設定値は-10000になりますが、今回の中軸式マウントの使い方の場合、軸ではなくてエンコーダ本体を回すため、+10000となるわけです。 水平、垂直の両軸とも+10000ということで、設定時の勘違いや試行錯誤が少なくなります。(つまり、一般のフォーク式経緯台には右の耳軸に高度用エンコーダをセットすることにすれば、同じNEXUS(+iPad等)を同じ設定のまま中軸式架台と共用できます(エンコーダのステップ数が同じ場合)。(設定を変えるのは大した手間ではありませんが))



Just completed! (125SD-BINO) / 完成!(125SD-BINO)

125SD-BINO is just completed. I will do the final collimation tomorrow.

 取り敢えず完成しました。 今日は組み立てのみで時間切れで、調整は明日です。(土日を挟んだために、アルマイトに時間がかかりました。 詳細は明日以降に発表します。)



Anodizing Parts (125SD-BINO) / これよりアルマイト(125SD-BINO)

 いよいよアルマイトですが、今日は祭日でした。 明日の手配になります。左の写真にBINO本体のパーツ、右にマウントのパーツと分けたつもりでしたが、1個だけマウントのパーツが左の写真に紛れていました。^^;

 パーツに分解してしまうと、あの苦労が何だったのか?と空しく思うほど部品点数が少ないですが、それは逆説で、苦労をしたからこれだけシンプルに出来たのだと、自分に言い聞かせています。^^;



Near completion (125SD-BINO) / ほぼ完成!(125SD-BINO)

This innovative structure of the Binoscope proved to be a great success by showing the perfect collimation without any adjustment of the OTAs!! The center of gravity proved to be rather nearer to the user side, and I have to make an adapter plate at the far side of the grip base.

 EMSをセットし、実際に覗いて見ました。 鏡筒のチルト調整を全くしない(出来ない構造^^;)状態で、光軸は最初からほぼ完璧であり、基本的にこの方式の成功を確認しました。 この確認が仮組み立ての最大の目的であり、後述しますバランス等の問題は後でどうにでも調整可能です。

 まず、バックフォーカスがこのトラベル仕様の意図に対してやや短かった(鏡筒が長い)ので、摺動ユニットと鏡筒を繋ぐアダプター(現在、地金(銀色)のパイプの部分)を20㎜短縮しました。(もともと、この部分で鏡筒長の最終調整をするつもりでした。)

 また、重心位置が中途の設計変更の影響のためか、予想以上に手前に来たため、運搬用グリップ(兼アリミゾ)を手前に移動するためのアダプタープレートをこれから製作します。(全て想定内の手直しです。)

 今回はトラベル仕様ということで、使用時に摺動ユニットとフェザータッチをリミット付近まで引き出して使用し、収納時には極めてコンパクトになるように配慮しています。 右の写真は、摺動ユニットを最大限引き出した状態で、EWV32㎜(右)とNAV17(NIKON)(左)での無限遠のピント位置を示しています。

 上記の”この方式”というのは、同一セッティング下でヘリカルネジ加工をしたメガネプレート方式のことです。一種の鏡筒バンドを構成していた従来型のメガネプレートではなく、メガネのレンズ枠の内側が雌ネジになっています。同一平面に同じセッティングでヘリカル加工しますので、左右の鏡筒パイプが完璧に平行になるのです。(同一平面に垂直な直線はすべて平行) 以下のリンクでヘリカル加工を紹介しています。An example of thread milling



Preliminary Assembly(1) (125SD-BINO) / 仮組み立て(1)(125SD-BINO)

 この段階で重大な誤算がないかどうかを確認するために、仮組み立てしてみました。幸い、各所の干渉等もなく、全く問題がないことが分かりました。架台重量=約2kgですが、剛性は万全です。BINO本体の着脱も極めて安全かつ簡単です。

 この段階ではまだトップヘビーなので、BINO本体は写真の状態ではバランスしておらず、スリ割りクランプで止めて撮影しました。

(仮組み立てでは、架台は、今は在り合せの小型三脚に1/4インチネジで固定していますが、ここは後で3/8インチネジに切り直します。



How to set the Horizontal encoder (125SD-BINO) / エンコーダ(水平軸)のセット(125SD-BINO)

This is how to set the encoder on the horizontall axis. Note that there is no bracket or adapters required to set the encoder.

 水平軸へはエンコーダはこのように取り付けます。 こうすれば、取り付け金具等は不要です。(水平軸エンコーダはほぼ内蔵式になります。)(風邪のため、2日ほどぐっすりと眠らせていただきました。(重るとさらにご迷惑をおかけしますので。^^;))



Horizontal Unit in the making (125SD-BINO) / 水平回転部(125SD-BINO)

It is very important that which shoud be turn, the shaft or the drum.In this case, “The Drum” is the right answer.

 軸を回すか、ドラムを回すかは、目的によって選びます。 今回も水平軸は回さず、ドラムの方を回します。



Vertical Unit of the Central Mount (125SD-BINO) / 中軸式架台の垂直回転ユニット(125SD-BINO)

Vertical Unit of the Central Mount of the 125SD-BINO is almost completed.The thinner plate side will have an encoder.

 大方完成した垂直回転部です。 エンコーダ軸の穴はこれから追加工があります。また、軸受けの回転リングにはスリット加工(クランプ)を施し、フリクションが調整できるようにします。

 水平回転部は以前に製作したハイランダー用軽量架台用の物を少し大きくした形になります。これで成功したら、これが今後の中軸式のスタンダードになるかも分かりません。 エンコーダの完全内蔵は諦め、シンプル、コンパクトに徹しました。(写真はいずれも仰角45°くらいの状態です。前回ご説明した通り、軸は回転しません。従ってエンコーダは本体が前記回転リングと一緒に軸の周りを回ることになります。エンコーダは薄いサイドプレートの側に付きます。)



Clamping mechanism of the dovetail holder-2 (125SD-BINO) / アリミゾクランプと垂直回転軸受けリング(125SD-BINO)

The New 125SD-BINO will be set by a dovetail-holder on the side of vertical baring ring.

 125SD-BINO(トラベル仕様)本体は、運搬用ハンドルベースの裏側のアリミゾが垂直回転軸受けの天部のアリガタを把握することで固定されます。 通常のフォーク式架台は、普通、耳軸がBINO本体に固定されていて、BINOは耳軸と一体となって回転しますが、当モデルでは、回転軸は固定で、軸受けリングがBINO本体とリンクしたまま回転します。

 中軸式架台では、左右の鏡筒の隙間に垂直回転のメカとエンコーダの全てを収納しないといけないので、通常にとらわれない発想が必要です。