Carrying handle is set. / 運搬用取っ手を付けました。

 運搬用の取っ手はこう取り付けます。 後、アリガタを所定位置にセットし、アルマイトが完了したら完成です。.

 ただ、世の中が年末年始の休みに入りましたので(当方は休みはありませんが)、外注がしばらくストップします。



TV76-BINO, quite successful !! / TV76-BINOほぼ完成!!

The newest version of Televue76-Bino is almost completed.My original aim is perfectly achieved. The colimation was perfect on the spot of assembly.

 新しいメガネプレート方式は大成功でした。 予想した通り、CNCフライスでヘリカル加工したネジ込み方式は、左右の鏡筒を実用上完璧に平行に保持しています。  最初に組み立てた状態で、鏡筒の調整は不要でした。 前もって作っておいた接眼部のスタビライザーはこのモデルでは不要と分かり、せっかく作った物は、サンプルとして残すことにしました。

 重心位置は、意図した通り、EWV32mmでプレートの位置とぴったり合致しました。 プレートの中央上端辺りの穴には15mmφのジュラルミンのシャフトが通り、それをベースにして運搬用のハンドルを付ける予定です。(アリガタがプレートの両サイド(一方)と下部に取り付く仕様にするのは当然です。)



Universal Stabilizer for the TV76-BINO / ユニバーサル・スタビライザー(TV76-BINO)

Ther former model of the Stabilizer was planned for the fixed first EMS units in parallel.But this time, I thought up a universal mechanism that allows us to use on more flexible circumstances, such as the normal focusing draw tubes.

 前モデルのスタビライザーは、左右のEMSの第一ミラーが横一列に固定されていることを条件とした物でしたが、今回は、無条件で使えるユニバーサルな機構にしてみました。

 たとえば通常の鏡筒フォーカサーを用いたBINOのように、観察者の不同視によってドローチューブの繰り出し量に差が生じた場合でも、またアイピースの高さに多少の段差が生じたとしても、常に左右のスリーブの平行をアシストする機構になっています。ジュラコン(ポリアセタール)とステンレスのシャフトの滑性が極めて良いため、意図した通りの機能を発揮してくれそうです。 ヘリコイド目幅調整と鏡筒スライド方式の両方で使えるスタビライザーの誕生です。

 こうしたスタビライザーは、もともとは準備していなかったように、これが無くても実用上問題はありませんが、一体構造の双眼鏡並の剛性を目指す流れと、昨今の超広角アイピースの超重量化に対応する意味でご提案しています。邪魔だと思われたら、通常のノーマルなスリーブと交換されれば良いことです。(左の写真のシャフトの中央には、短いパイプを固定して抜け止めとします。)



A simple structure for the TV76-BINO / TV76-BINOのシンプルな基礎構造

 メガネプレートの穴を全ネジではなく、段穴にして鏡筒パイプ末端のネジを半分ほど余らせ、そこに延長筒をねじ込み、フェザータッチフォーカサーをその後ろにセットします。延長筒は外径をもう少し細く削ります。(フェザータッチは主にバックフォーカスの追加確保のために使用しますが、逆にフォーカスが余るため、延長筒が必要になります。)

 穴加工、ネジ加工共、CNCフライスで左右の穴を同じ環境で加工しているため、鏡筒パイプの必要な平行精度がネジ込むだけで出ます。(同一平面に垂直な2本の直線は平行です。) メカとしての平行は構造上すでに出ていますが、必要があれば、内部光学系で光軸を追い込みます。 少なくとも、鏡筒のずれに起因する光軸ずれは起こりえない構造です。

 目幅調整用ヘリコイドも開発以来改良を進めていますが、さらに新型のスタビライザーで接眼部の剛性の駄目押しをする予定です。 今回も非常にシンプル軽量なBINOに仕上がると思います。



Sample thread for the TV76-BINO / サンプルネジを切ってみました。(TV76-BINO)

I have made the female thread sample for the TV76-BINO by the thread milling.

 TV76鏡筒用のメネジサンプルをCNCフライスで試し切りしてみました。サンプルの形状であれば、旋盤の方が手っ取り早いですが、本番ではメガネ型プレートの左右それぞれの穴にネジを切らないといけないので、フライスによる事前のテスト加工が必要なわけです。

 加工ツール(刃物)が螺旋を描きながらネジを削って行く姿は、何度見ても爽快です。

An example of thread milling



EMS sets for Televue76-BINO and other in the making / Televue76-BINO、他用EMS

There are three ways of connections for the EMS housing to be jointed with other parts.This is the inner taper flange connection.The IPD helicoid has the tapered ends that will perfectly fit in the EMS housing end of 2″ in diameter.

 製作中のTelevue76-BINO、他用のEMSです。 当方オリジナルの眼幅調整用のヘリコイド(小)は、両端がテーパフランジ形状(黄色い矢印)になっており、EMSハウジングの50.8mmφの開口部に嵌入して3方からのセットビス(赤い矢印)で固定できるようになっています。

 これは、ヘリコイドの退縮時の長さ(高さ)を最小限(22mm)にするための工夫です。エンドフランジは外付けした物ではなく、ヘリコイドの末端を最初からその形状にしたもので、EMSに特化し、部品点数を減らすことにも貢献しています。

 一般に、EMSのハウジングに他のパーツを接続する方法には、上記の他、ハウジングの端面にテーパフランジをセットし、それを相手のパーツに嵌入してセットビスで固定する方法等、数種類の方法があります。 (私は前者をメス接続、後者をオス接続と呼んでいます。)

 Televue76-BINOは、当初はFL71-BINOとほぼ同じ構造を計画していましたが、実際に素材鏡筒をよく検討してみましたところ、重量から、前者と全く同じ構造よりも、鏡筒を固定した方が得策であると判断いたしました。 ただ、外見的には、FL71-BINOと似た構造になる予定で、一枚メガネ型プレートのシンプルさと鏡筒固定の高剛性、ヘリコイド目幅調整の滑らかさ等々、過去のモデルの長所を活かすつもりです。 鏡筒はかなり短いので、FL71-BINO同様、メガネプレートに直接ネジ込む方法が採れると思います。(CNCフライスによるヘリカル加工



CAPRI 102ED-BINO on HF2-Mount / CAPRI 102ED-BINOをHF2経緯台に搭載してみました。

Nextar Mount is superb for the planetary use with the perfect tracking mode, but for the telestrial use,PushTo mount such as HF2 is the best.

 惑星観測時等の自動追尾機能は Nexstar ならではですが、地上風景の観察には、やはりこの手動(PushTo)スタイルが一番です。 両方の手段を準備しておけば万全ですね。 (BINOの底部にアリガタ、CRADLEにアリミゾをセットしましたので前後のバランス調整は極めて簡単で、ウェイトシステムは不要です。)



AL107-OTA, TRIPLET APO / AL107鏡筒

まだ着手はできませんが、AL107(3枚玉アポ)鏡筒が入りましたのでご紹介します。見事な鏡筒です。 フェザータッチを模範として製作されたと思える3インチフォーカサーは、本家の製品と比べても遜色ありません。 対物周りも非常に高級な作りになっています。

接眼部は末端のアダプターが全て分解できる構造になっており、BINOの製作にも、もう一押しのバックフォーカス確保が出来て好都合になっています。ドローチューブの末端ネジが78㎜φp=1になっており、当方オリジナルの65φバレルも余裕で挿入できるので、バックフォーカスを有効に利用できます。

鏡筒がかなり重厚なので、このBINOは鏡筒は固定で、ヘリコイド目幅調整仕様になりそうです。



CAPRI 102ED-BINO completed ! / CAPRI 102ED-BINO 完成

The difficult project is completed. Please note that 10cm-F7 binoscope is successfully loaded on the Nexstar SE Mount of the limited fork length for the zenith viewing. IPD adjustment is a bit hard but it is a trade-off for the simple structure.

 CAPRI 102ED-BINOがようやく完成しました。 最近のCAPRI102ED鏡筒はバックフォーカスが長くなっている(BINOの素材としては歓迎すべき傾向)ことは承知していましたが、予想以上にフォーカスが余り、天頂時のフォークアームのクリアランスがさらに厳しくなりました。 どたんばで慌てましたが、急遽製作したカウンターウェイトシステムが功を奏しました。(ウェイトシステムは、鏡筒前後のバランス調整の他、BINO本体がフォークアームを時計回りにねじろうとするモーメントを多少キャンセルする効果も期待できます。(地上風景観察時及びHF経緯台に搭載時には、BINOを手前に引くことができるため、ウェイトシステムは不要です。))

 多少心配していた、初めての”スタビライザーシャフト”は全く問題ないどころか、初期調整に極めて有効な機構だと分かり、今後も軽量化の手段として採用する予定です。

 片持ちであることと、メガネプレートをバランス調整のために敢えて全体の重心から外したこと、また、10cm鏡筒の重量の予想以上のインパクトにより、目幅調整が渋くなりましたが、Nexstar架台に10cm-BINOを載せるためのTrade-Off、ということでご理解いただけましたら幸いです。

 初作ですので、課題はいろいろと見付かるとは思いますが、本来ならNexstar マウントの搭載限度を越えるBINOを何とか搭載するための、一つの解をお示しできたのではないかと思っています。 BINO本体底部にもアリガタがセットできますので、HF経緯台やビデオ三脚等と、その日の使用目的に応じて架台の使い分けをしていただくのも良いかと思います。