Further restrictions on the turning angle of the XY knobs / リミッター付きノブの可動範囲をより制限しました

この度の、X-Yノブの固定方法の改善と合わせて、ノブの回転可能範囲も、従来の±170度くらいから±135度くらいに制限しました。以前よりも、調整ストロークエンドの設定が正確に行えるようになったため、上記制限をかけても十分に常用のストロークが確保できると判断したためです。 長くお待たせしていますが、後になるほど各所が改善されていますので、なにとぞご理解くださいますようお願いいたします。



BORG 125ED-BINO(2015年2月26日)

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Dear Tatsuro,

This morning, I finished my work.
The first test was positive, the pictures are merged when the two collimation screws are in neutral positions. I am really very happy with the result and can hardly await the first clear night 🙂
Thanks again for all your help and support !!!

Jochen

管理者のコメント;
Acknowledgment of Matsumoto;

Dear Jochen,

Let me give you my biggest applaud to your feat on your fine binoscoope.
You have overcome not only the language barrier but also the negative background noises made by some of the senior manias who have negative biases on my EMS.
I believe “Reality” will come to light in the end. I am very happy now to think you would become another ardent advocate of my EMS.

CLOUDY NIGHTS FORUM
The German Forum

BINOSCOPES

 ドイツのJohenさんが125ED-BINOをもう完成させられました。 組み上げた段階で、XYノブが原点を示していたそうで、自前の中軸式架台の完璧さが光ります。
 久しぶりにまたBINO作りのMOTIVATIONを充填していただいた気がします。(反例で落ち込んでいた後だけに、特にそう思います。近くにいてもメールの返事がタイムリーに返らないモラトリアムな人よりも、 地球の反対側にいても常に打てば響く人のお手伝いをする方が、張り合いがあるというものです。)

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Minor but Great improvement on the XY knobs / X-Yノブの固定方法の改良

Set screw of the X-Y knob will push the long head of the customized screw, before it pushes the thread part of the center screw.The knob will stay on the center screw more rigidly than before.

 リミッター付きのX-Yノブ・ヘッドの、中心ネジへの固定方法(以前は中心のM3皿ビスのネジ部を直接ノブヘッドのセットビスで押していた)に若干、耐久性への不安があったため、長頭ネジの頭の部分でより強固に固定するようにしました。 これで初期調整も格段に楽になるはずです。 (どちらの方法にしても、原点矢印シールは初期調整完了後に貼るため、原点表示精度は関係しませんが、リミッターのストロークの中央と調整原点を合致させるのが、初期の方法だと非常に困難でした。(ネジ部をセットビスで押す時にセットビス尖端がネジ山を避けるため、初期調整が困難だった。)

 写真のような好都合な長頭ネジは無かったため、普通のM3のキャップボルトを加工して作りました。 以上、矢印シールを貼ってしまえば、外からは全く見えない改良点ですが、意義の大きい改良でした。



EMS-ULS WITH HELICOID-IPD / EMS-ULSヘリコイド眼幅調整タイプ(小型ハウジング)

It is difficult to tell apart EMS-ULS from EMS-UL except for the barrel size of 65mm rather than 50.8mm. You should know the trick of installing larger (longer) mirror in the same standard (smaller) housing to know the EMS-ULS. By that wise trick, larger first mirror is loaded in the first housing of EMS-ULS.

 EMS-ULSのヘリコイド眼幅調整仕様です。 EMS-ULS(標準ハウジング)は、バレル径が65φである以外は、EMS-ULと外見での区別は全く付きません。ご希望によって-ULに65φバレルをセットすることも可能ですが、-ULSでは、第一ミラーをより大きくするために65φバレルを採用した、というのが正しい経緯です。^^このように、限られたハウジングの容積に最大限のミラーを収納するには、バレルを大きくしたり、ミラーの切削量が増えたりと、大変苦労するわけですが(中央の写真をご覧ください)、バックフォーカスに余裕があれば大型の第一ハウジングの採用をお勧めしています。

2/23追記 岐阜県のT様、送り状に記載するお電話番号をお尋ねしていますが、今朝の時点でまだお返事がいただけません。 正午まで待ってお返事がない場合は、お電話番号無記載のまま発送させていただきます。 事前に確認しなかった私が悪いのですが、一般に、送り先のご住所(&電話番号)をお知らせいただいていない方が多く、発送時にいつも慌てます。私一人で膨大なメールを管理していますので、ご協力いただけましたら幸いです。(発送のご連絡をしても、着荷しても無回答の方もおられます。)



Another Center Mount assembled / 次の中軸式架台組み立て(15cmF5-BINO)

Another center mount is assembled. 15cmF5 OTA will be loaded.

 BINOの製作作業を放っていると思われたくないので^^;、組み立てが完了している中軸式架台の写真を載せておきます。鏡筒のセッティング(アリガタ等の固定準備)もほぼ完了していますが、運搬用取っ手の在庫切れに気付き、慌てて発注しています。

 中軸式架台はどんどん真似て作っていただきたいと思っています(それだけマツモトが助かる^^;)が、薄く作らないと、(中軸の)意味が半減します。当方の中軸架台は、実測で19.4mmでした。 なぜ薄く作りたいのか、理由が分かるでしょうか。BINOについて真剣に考えたことがある方なら分かります。 それと、アリガタの軸が垂直回転軸上にあると、仰角によってバランスが急変し、後付けのバランス調整が必要になって、中軸本来のシンプルさが破綻します。アリミゾの把握センターが垂直回転軸によりも10mmくらいは下に来るようにしてください。(真似るならちゃんと真似てくださいね。^^;) 

 先日、他の使用目的(つまりBINO以外)の方から傾斜センサーの引き合いがあり、「フォーク式架台であれば傾斜センサーは必須ではありませんよ・・・」「エンコーダが内蔵しにくい中軸式架台のために開発しました。」等々の返事をしましたら、「双眼望遠鏡に、なぜ中軸式架台が必要なのですか?」という質問が来ました。感心がないと、こんなものですね。 程度は違うものの、同じBINOマニアでも、こうした温度差は十分に健在で、日夜マツモトが返答に苦慮しているところです。^^;



Another EMS-UL set for Germany / EMS-ULセット(ドイツ向け)

Another EMS-UL set for Germany is completed. As I have often said in this website, EMS has been evolving dey by day. Those who takes only a glance at my website would never know the latest development of the limiter on the XY adjusting knobs on the EMS.

The limiter is to prevent the user to get lost from the original angle position of the XY adjust knobs, and not to promise the stroke center coincide with the original position.

And please do not misunderstand the limit stroke to be a safe area of adjusting the XY turning knobs.Even if the XY knobs to be rotatable by about a half turnings, you should use them under the strict rule I have quoted here so many times.

 これもドイツ向けのEMS-ULセットです。 写真では判別が付きませんが、先日のアメリカ向けよりも延長筒の長さは少し短くなっています。

 ここで、最近標準仕様に取り込んだ、XYノブのリミッター機構についてご説明します。 これは、ユーザーさんがXYノブを1回転以上させて、調整原点を見失うのを防止するのが目的の機構です。 組み立て構造上、両サイド(時計、反時計リミット)のストロークの中央とノブの調整原点(矢印の原点方向)とは完璧に合致しませんので、誤解のないようにお願いします。

 また、リミッターの範囲であれば自由に回して良いという意味でもありませんので、ここで反復ご指摘して来た約束を守ってご使用くださいますよう、お願いします。

 次の15cmF5-BINO(VERSION-10)の方、お待たせしていて本当に申し訳ございません。 もう一件、国内向けのEMSを仕上げ次第に組み立てに着手しますので、なにとぞご理解くださませ。 遅くとも3月前半には完成させる予定でございます。



EMS-UXL set for Germany / EMS-UXLセット(ドイツ向け)

I could not help managing it earlier to make another EMS-UXL set, considering the ardor of my foreign client who had accessed me all through not only the language barriers but also the limited informations of my EMS.

The client is such an excellent craftsman that he has already made up a Central Mount, being enlightend by my website.

ドイツ向けのEMS-UXLセットが完成しました。

依頼者の方は、卓越した技術力と理解力の持ち主のようで、私にEMSを注文する傍らで、先に中軸式架台を自前で作ってしまいました。 本家の中軸式架台のアイデアに感動された上での自作であり、私としては、賞賛あるのみです。「***人はどうだ・・・」というのは好みませんが、こうした方がドイツ人に多いということは、経験的に言えます。(もちろん、中にはただ重箱の隅をつつくタイプもいますが^^;) また、コミュニケーション手段は互いに外国語の英語ですが、英語が下手なドイツ人に遭遇したことはほとんどありません。ドイツ語が言語として英語に近いこともあるでしょうが、ドイツ人の教育レベルの高さとの相乗効果なのでしょう。

20年以上海外の仕事をしていると、傾向が見えて来ます。 はっきり言えるのは、なぜかイギリスからの注文が異常に少ない(ほんの数名しかいない)ことです。圧倒的にアメリカ、ドイツが多く、続いてイタリア、アジアでは、やはり韓国が多く、中国も少し、ロシアはまだありません。 国ごとの経済格差もあるのでしょうが、保守性の強さもあるのでしょうか。 しかし、言語の壁も国境も軽く越える情熱を前にすると、こちらも奮起せざるを得ません。

2/15 追記 製作者には、EMSが異例に軽量なことは分かり切っているので、あまり計量したことがないのですが、よく質問されるので、計ってみました。結果は写真の通りです。(単位はグラム) 並みの2インチアイピース1個と大差ありません。 逆に、1kgを越えるアイピースを平然と作るメーカーに疑問を感じます。

さて、また嫌われるのを覚悟で一言。 国を問わず、天文(望遠鏡)関連のネット上のフォーラムでは、必ず、何人かの光学系に一家言ある人間がEMSやBINOに批判的なコメントをしているようです。彼らの論法の常套手段は、「(高倍率での)双眼視での光学機材側の要求精度に対して、鏡筒をその要求を満たすほどに平行に保持することは至難であり、その残存誤差やアイピース交換による誤差をEMSの構成ミラーのチルトで補償するのは、像の精度に致命的な影響をもたらす・・・」・・・と、大体こんなもののようです。^^;

最大限の光軸精度を追求するのは当然のことで、これを否定するのではありませんが、彼らの考察には、最も重要な要素が抜け落ちています。 それは、BINOは生身の人間が覗くものである、ということです。ユーザーアジャスタブルのBINOの光軸精度は、器械的な精度(&調整機構の合理性)+使用者の調整技量の総合的な結果であり、前半部分(器械部分)の精度剛性だけを追求しても、全くのナンセンスなのです。前者の誤差は、よほど不理解な人が作らない限り、角度にして1度を越えるようなことは有り得ません。 しかし、後者については、極めて簡単に桁違いの誤差を生じます。 しかも、そうした一家言を持つ人間は確信犯故に、始末が悪いのです。^^;(BINOの使用上でトラブルを起こすのは、そうした連中ばかりです。) ですから、敢えて極論すると、「器械的な精度など、どうでも良い。」ということです。 上記の引用当事者も、優れたcraftsmanではありますが、その意味では、無知故に過剰な機械的精度を追求しています。真摯に真理を追究し続ければ、彼もいずれは真実に気付くでしょう。

今日は、宮城県の方が、15cmF5-BINOのVERSION-10の1号機を引き取りに見えます。 昨日の朝、車で出発されたそうで、もうすぐ到着されるもようです。このBINOが完成してから20日余り店内に置いていましたが、見学に見えたのは、県外の方がわずか1名で、鳥取市周辺の方は皆無でした。(古今東西、地元は冷たいですね。まあ、釈迦もキリストも地元では迫害されたのだから仕方ないか?^^;)

しかし、宮城県からはるばる車でお引取りにお見えいただく・・、本当にありがたいことです。 逆に、宮城県より近い方は、「遠いので引き取りに来れません。」とは言えなくなりましたね。^^;(いや、福島県から車で取りに見えた方もありました。^^;(福島米、美味しかった!^^))



Another EMS-UL set for the US / 次のEMS-ULセット(米国向け)

You must have noticed the difference of the spacer tubes connecting the component units of the EMS comparing the last two series of the photos here.What is most important at the first stage of planning the Binocope is the “D” of the framework of it.

What is the light path of the EMS?

今回を含めた過去2例を見比べていただけば、BINOによってEMSの構成ユニットの接続管(黒いパイプ)の長さが異なることにお気付きと思います。BINOの検討の当初で一番大事な要素は、鏡筒の銘柄でも口径でも焦点距離でもなく、BINOの骨組みの基礎となる “D” を決定することです。 その点をわきまえている方が極めて少なく、長年に渡って反復ここでご説明していることに空しさを感じることすらございます。

“D”は、鏡筒最大径(普通は対物フード外径)で決まることが多いですが、不適切に突出した鏡筒バンドのヒンジ部等に悩まされることも少なくありません。ドローチューブ内径やバックフォーカスの不足等も含めて、メーカーさんや販売店さんは、まだまだBINOへの応用等は、新鏡筒企画段階で眼中にないことが伺えます。

What is the light path of the EMS?



EMS-UL set customized for ZEISS OTA / ZEISS 鏡筒用 EMS-ULセット

This EMS-UL is customized for the special bayonet of the ZEISS’ OTA.Above pictorial instruction will show how it has been done.

 あらゆるニーズがあることの、ほんの一例です。 お客様の数だけのこだわりがあります。^^;しかし、最初はただ迷惑なだけの特殊バヨネットに見えたのですが、さすがに良く出来ており、たった1本のクランプネジで極めて、正確、強力に保持します。 1本のネジとは言え、非常に巧妙に隠されたメカニズムにより、尖端テーパ加工されたネジ(一見ネジだが実際はノブにリンクしたロッド)がノブの回転にもかかわらず、全く無回転で前後し、実質面押しクランプになっています。(この辺は、製造元のシークレットと思われるので、敢えて公開しませんが、私は理解しました。^^;)

 というわけで、バヨネット部自体を排除(迂回)する選択肢もあったのですが、バックフォーカスにも余裕があったため、敢えてそのまま使用することにしました。^^

 EMSの望遠鏡接続サイドの2インチバレルは、今回の都合により、短いタイプ(12mm)にしました。 写真でお分かりのように、これは接眼側のフィルター用フランジその物ですが、前後を逆に望遠鏡にセットしないでください。(実害はほとんどありませんが^^;)防塵フィルターが付いた側が眼側ですが、ハウジングに(小眼幅用の)面取り(3枚目の写真の赤い矢印)がある方が眼側だとご理解ください。

(EMSは、汎用性を最大限に考慮していますので、あらゆる部分のサイズが2インチちょうどになっています。これは、どこにでも取り付く、ということであり、標準バレル(30mm)なのに、前後逆に望遠鏡にセットして1年以上使用していた例もありますので、ご注意ください。^^;(2インチアイピースが奥まで挿入できない!とおっしゃって、気付きました。^^;)(皆さん、私が想像もできないような悪用をしてくださいます。^^;)



Order rush of the EMS set / EMS単体の注文(&問い合わせ)が集中

 北半球が真冬の時期に、理由は分からないのですが、なぜか海外を含めて、EMSの注文や問い合わせが殺到とまでは言いませんが集中しております。 EMS単体はほぼ即納を堅持していますので、申し訳ないのですが、今ちょっとの間、BINOの製作が止まっています。 いずれはBINOの受注は停止することになるとは思いますが、現在受注しているBINOは必ず責任を持って仕上ますので、なにとぞご理解くださいますよう、お願いいたします。

(裾野が広がったせいか、「これは何倍の天体望遠鏡ですか?」といったレベルに毛が生えたくらいの方も増えて来たので、対応に余計に時間がかかります。^^;(明日は父の三回忌法要、翌日は地区の集会、確定申告も迫っていたり、頭が痛いです。^^;))



New altitude sensor successful (for Japanese market only at the moment) / 新型傾斜センサー

 今ロット(5台分)の中軸式架台仕様のBINOにつきまして、1台目の15cmF5-BINOはすでに仕上りましたが、今月中旬に当方でお引渡しの予定です。 同架台仕様の、2台目~5台目の方にお伺いします。 導入支援装置の要不要につきまして、再度、至急ご確認くださいませ。導入支援装置は、水平エンコーダと傾斜センサー(他)で構成されますが、現在、WIFI機能付きの新型傾斜センサーの製造に入っております。導入支援装置をご希望の方につきましては、旧型と新型のどちらかをご選択ください。

旧型— NEXUS等のWIFI手段を別途お求めいただく必要あり。 価格=¥15,000+消費税。 即納新型— WIFI機能を内蔵しているので、NEXUS等の外部装置が不要。 価格は¥30,000代(前半)を検討中(未定)、1台は即納。 それ以降は数ヶ月待ち。エンコーダは両機種共、同じで、価格=¥15,000+消費税です。

新型の傾斜センサーの実験成功動画です。 素晴らしい接続安定性とカーソルの動きの滑らかさです。

 本件とは無関係ですが、以前より、「問い合わせメールの返事が来ない。」というご指摘が時々あり、当惑しています。ごく例外を除き、真相は、お客様が受信メール(つまり当方の早すぎる返信メール)を見逃しておられたケースばかりです。 営業時間内であれば、ほとんど1時間以内にご返信していますし、遅くとも翌朝には必ずご返信しておりますので、よろしくお願いいたします。