EMS-ULS SET completed / 完成

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EMS-ULS SET is completed. The standard set-up with the helicoids will give you the “D” of 160mm with the minimum IPD of 60mm to the maximum IPD of about 78mm. Less D than 160mm is also OK if your aiming maximum IPD is less than 78mm. ULS and UL are on the perfectly identical optical frame-work, but ULS has a bit larger first mirror than that of the UL by the use of 65mm diameter barrel rather than the 2-inch barrel of the UL.

EMS-UL と-ULSの光路骨格は全く同じです。従って光路長も同じ。65φバレルを使用することで、一回り大きな第一ミラーを収納しています。価格差がたった1万円なのは、上限を抑えた営業戦略に過ぎず、価格改定の機会がつかめずに保留しているに過ぎません。

延長リングをかませずにヘリコイドを直結した標準仕様での推奨=160㎜で、最小目幅60㎜~最大目幅78㎜に対応します。最大目幅がそこまで要らないのであれば、鏡筒最大径が許す範囲でDを少し小さくしてもかまいません。ヘリコイドのストロークは実は片側で16㎜もあり、上記目幅の調整域はヘリコイドのストロークを全消費した数字ではなく、最小目幅側には余裕を少し残しているため、EMSの接眼側リング類、スリーブ類の干渉部を少しトリミングすれば、57㎜くらいまでの最小目幅も可能です。

EMSはブラックボックスとして使用することも可能ですが、原理構造を学習していただけばいただくほどに、その応用は広がり、楽しさも倍増しますよ。^^



Big snow is over / 積雪は激減

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Big Snow is over. 8:AM

このように、近年は大量の積雪も数日でほぼ消えてしまいます。 数日続いた寒波もようやく去り、今日は南風が吹いています。

しかし、当町内でスコップを持ってウロウロしていたのは、町内会長の私だけ。居住人口の減少もあるけど、住民の意識の変化の方が大きいようです。「除雪した雪の置き場が無い。」というのは言い訳です。昔は各戸が一人は出て道の雪をかいていました。幹線道路の除雪は地区行政の責任ですが、路地等は、地域の人間の社会的な責任です。自分たち自身の危機管理(具体的には消防車のアクセス確保)や、通行人の利便のための責任です。除雪した雪の盛り場は、地域全体の都合を客観的に見れば、自ずと決まります。出入り口でない自宅の外壁や塀側に雪を盛られても、文句を言う者など、昔はいませんでした。^^;

嘆かわしい住民意識の変化ですが、積雪が早く融ける温暖化にかろうじて救われています。



Biggest snow in 5-years / 5年ぶりの大雪

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11:35 AM

Biggest snow in this 5-years.

5年ぶりの大雪になりました。

ただ、最近は主要道路の除雪は速やかに行われますし、数日で融けますので、27日以降のご訪問に問題はないと思います。



Biggest Snow in this winter / また大雪

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8:AM

Biggest snow in this winter, but it is too early to show it to the children of my nephew coming next month.

この冬最大の大雪で、午前9時現在も降り続いています。 来月、九州の甥が幼い息子たちを連れて来る予定ですが、それまでには溶けているでしょう。近年は、温暖化のためか、どかっと降っても積もった雪は数日で大方消えてしまうことが多くなりました。子供の頃(5~60年前^^;)は、根雪の上にさらに積もって、かまくらや滑り台を作って遊んだものでした。

 

 



Larger EMS Housings in the processing / 大型ハウジング加工中

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Processing of the bottom faces:

 

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There are two kinds of faces for right and left respectively.

第1ユニットの底部の顔は2種類、右用と左用があります。 詳細は幾度となくご説明していますので、過去の記述をご参照ください。



Thread milling on the openings / 末端ネジ切り(EMS大ハウジング)

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Thread milling for the standard 90mm adapter is being done.

大型ハウジングの標準バレル(90φ)はネジ込みでセットするため、入射口側末端に外ネジを切らないといけません。この他、内蔵ミラーの都合等により、バレルのセット方法に於いて、端面へのネジ(ビス)止めを選択することもあります。(ダイカスト型の形状については、あらゆる応用を想定して設計しました。)

 

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The 90mm barrel connected to the housing.

90φバレルを接続するとこうなります。

 

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Larger housings in the processing / 大型ハウジング加工中

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Larger EMS housings are in the processing.  The housing, the larger the better, will be chosen according to the size of the binoscope or the needs of the client.

今度は大型ハウジングの仕込み。単純に言って、第1ハウジングは大きいほど良いのです。 ただ、第2ユニットは標準(小型)でないと目幅が取れません。 大口径BINOでは当然、大型ハウジングで、選択の余地はありませんが、中型のBINOであっても、バックフォーカスや接続径が許せば、大きいハウジングに越したことはありません。



EMS housings ready to be painted / 塗装工程へ

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40 pieces of the standard housings are ready to be painted.

40個のハウジング(小)が、ようやく塗装工程に送れます。

(従来は100個単位で流していましたが、今回は急ぐため、少量で進めています。次は休む間もなく、大型ハウジングの加工に入らないといけません。)



15cmF5-BINO almost completed / 完成間近

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Another 15cmF5-BINO is almost completed, just waiting the handle unit to be attached.

ハンドルユニット(option)のセットを残すのみです。

 

 

 



Armwrestling 170111; Slow but steady will win in the end. / ゆっくり でも着実に!

If you firstly take up the Armwrestling practice at some Armwrestling club, your self-confidence with some heroic story among laymen would be shattered at once. Just so was my experience.
I was always an Arm champion or at least the second at schools, and once was a champion at the bar impromptu match.
When I was stayng at my friend in the US 32-years ago, six local men challenged me on the Armwrestling and I defeated all of them.  But I found such heroic stories among laymen meant nothing in the world of experienced Armwrestlers.
Confident laymen should try your real skill and power at some Armwestling-Dojo,and you will surely find youself to be the weakest in the Dojo.  That’s the reality of “Armwrestling”. Yes, it is so tough to become an Armwerster, but the thrill of Armwrestling lies in all the more of its toughness.
I had joined the Armwrestling-Dojo last summer, and feel to be slow to improve myself, but I believe, “Slow but steady will win in the end.
 アームレスリング関係の日記が遠のき、「もうケツを割ったか?」と思われたくないので、ここらで近況を書いておきます。^^;
 ネットから事前にかなりの情報を仕入れていたとは言え、アームの世界は本当に凄い。 それなりの自信がある者が始める競技なわけですが、入門してみると、素人時代の武勇伝など、何らの意味も持たないことを思い知らされます。
 昨日は久しぶりに師匠に褒められ、気を良くしていますが、まだまだ道場では最弱の方なので、スタートラインに立ったばかりです。 ただ、アームレスリングはのめり込む価値のある、実に魅力的な競技だということを再確認し、凝り性の自分は、またこれをライフワークにして行くだろうと思っています。^^
 ご参考のために、2本の動画をご紹介したいと思います。 素人が経験者には敵わない、というのはどの世界にもあることですが、アームレスリングほど顕著なものはそうないのではないかと思います。 2本の動画は、誇張でもヤラセでもなく、これが現実なのです。^^;


15cmF5-BINO near completion-2 / 完成間近-2

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Processing of the flanges; Stage-1]

フランジ加工の第一段階(カッティング)

 

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Stage-2: Enlargement of the hole

内径の拡大

 

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Do you have the answer to this puzzle??  What is your strategy to treat the annoying reversed taper of the focucer end.

このフォーカサーの末端は、超迷惑な逆テーパーになっています。さて、これをどう接続するか分かりますか?(分からない方は、当サイトを日頃からよく読んでいない方です。^^;) 凡人^^;は大抵この段階で諦めます。

 

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Drastic change in thinking! Insert the focuser from the opposite side.

発想の転換です。 裏側から挿入します。(フランジ裏面の円錐面を利用する。)

 

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The lib of the focuser will stop at the inner conical surface of the flange. And that automatically secures the collimation of the focuser to the flange.

フォーカサー外筒のリブがフランジ内面の円錐面に当たり、自動的に軸が出ます。

 

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さらに、このマイナス-プロファイルの接続の発想の大きな副産物として、バックフォーカスの大幅な追加確保が出来、鏡筒カットの手間を免れます。(つまり一石三鳥の方法)

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これで完成したも同然です。(一気に仕上げないのか?と思うでしょうが、集中力を温存しておくことも重要なのです。(集中と緊張の連続だと、気がおかしくなる。^^;))



APM140APO-BINO / 自作

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Dear Tatsuro,
Attached are pictures of a newly made 140F7 binoscopes. You have permission to post on your site.
It’s a 140F7 FPL 53 doublets with CNC tubes and ULS, total weight 19kg.
Regards
Range, China
Dear Range,
Congratulations on finishing a fine BINO, APM140-BINO!
Let me extend my biggest applaud to your feat!
Regards,
Tatsuro
Comments by Matsumoto;
This report is posted by Range, but this Binoscope was made by his friend.
 毎度ながら、見事な作品です。言語の壁を越えて、当サイトをよく学習してくださっていることが分かります。
(逆に、国内の方の一層の活躍を激励したいと思います。「言葉の壁はないのに・・」と、いつも苦言を秘めています。(言ってしまいました。^^;)
 そして、すぐに天狗になる方が目立ちます。安易に起業しても、失敗は目に見えていて、BINOの普及に貢献するどころか、混乱と妨害にしかなりません。 世界のレベルに目を向けてください。)

 

 

 



Another 15cmF5-BINO near completion / 完成間近

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The OTA tubes are preliminerily set on the Center Mount, and the EMS SET is already finished, and another 15cmF5-BINO is therefore near completion.

I reconfirm the reproducibility of the parallel of the OTA tubes every time they are attached to the Mount. The stability of the optical axes of this system is no less stable than that of the integral body binoscope.

EMS-UXLセットはすでに完成していますので、この後は速やかに組みあがる予定です。



Another EMS-UXL completed / 15cmF5-BINO用 EMS-UXL

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Another EMS-UXL set for 15cmF5-BINO is completed.

お待たせしている15cmF5-BINO用のEMS-UXLがようやく完成しました。

今年は元旦に当方の生命線とも言える、レンズ加工機が故障。大手企業(加工機メーカー)はリリース後一定期間を過ぎると無責任にメンテを放棄し、自前で治すしかありません。こうした時に、普段から親密にお付き合いしているPCエンジニアの方が頼りになります。

しかし、彼にとってもこの機械は未知の領域、悪戦苦闘の末、最終的には治りました。悪いと思いながら、元旦に彼にSOS発信すると、翌日2日に往診してくれ、容疑者の電源基盤を大変な思いをして(制御基盤を外さないと電源基盤にアクセスできなかった)外して持ち帰ってくれ、5日には治った電源基盤を届けて再組立てしてくれました。仕事を続けて行く上で、こうした人脈の大切さを改めて思い知った正月でした。(しかし、暗鬱な5日間でした。機械が治る絶対的な保証はなかったからです。以上、命拾いした今年の正月の顛末でした。^^; (新しい機械は数百万円、しかも昔の機械のように、ガラスレンズの加工に強くない。^^;)



130EDT-BINO First Light / ファーストライトの感動

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 こんにちは、吉田です。昨日初めてこちらで BLANCA130EDT-BINO を地上用として使いましたので早速ご報告いたします。
 まずは明るい時間帯にきれいな風景の広がる河川敷に行きました。
● いきなり暗い夜空で初トライされるのではなく、最初に明るい昼間の地上風景にトライされたのは大正解です。

 

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 現地に着くと、慣れない手つきながら、無事組み立てることができました。
 早速アーチの形をした鉄橋に向けてピントを合わせます。アイピースはハイペリオン31mm。BLANCA130EDT はF7なので倍率29.35倍。鉄橋にピントを合わせると、アイピースの左右の位置が若干ずれています。あれっ、と思ったら、鏡筒の右が左の鏡筒より少し後ろにずれていました^^;慎重に同じ位置に合わせ直します。もう一度ピントをしっかり合わせ、ここでEMSの垂直、水平方向の調整。平行法を駆使して合わせます。最初だけ、あれっ、よく合わないな、とちょっとだけうまくいきませんでしたが、すぐにうまくできるようになりました。
 そのピントの合った時の感動と言ったら。なんといっても立体感が凄い!( ゚Д゚) この日双眼鏡を持ってくるのを忘れてしまったのが残念でなりません。Σ(゚д゚lll)ガーン ただ、双眼鏡よりも遙かに立体感がありました。なんというか、目の前に迫ってくる感じです。(後日その場所を8倍の双眼鏡でもう一度見てみましたが、やはりBINOの圧勝です。)
 立体感のレベルは 「(BINO のD(中心間隔)/ 観察者の眼幅)× 倍率 」と松本さんの過去のメールにあったのを思い出しました。
● 地上物の立体感、空気感が何とも言えませんでしょう?^^
 以前のメールで松本さんが 、「BINO は星を正立でしかも双眼で見るために作った ものであるのだが、本当の醍醐味は天体よりも、至近距離の地上風景です。←意 外でしょう??^^あのくどいまでの立体感、臨場感は、地上の至近距離ならで はです。また、山の稜線からの月の出、低い黒い雲間をよぎる月等、身震いしますよ。地上の息吹と天体を同時に感じられるのが EMS-BINOの特権です ね。」と語ってあったのを思い出しました。(メールの記録を探し出したらありま した。去年の7月14日のメールです)
● 地上風景観察の楽しさについてのコメント、覚えていてくださって光栄です。^^;
 本当、天体を見るだけではもったいない、EMS-BINO は地上を見るには 最高の望遠鏡ですね。さて、次にもっと近くにある木を見てみます。何の木かは わかりませんが、枝が密集した木が何本か、たぶん20mくらい先に生えています。落葉樹のようで葉は一切ありません。面白いことが起きました。木の後ろ の方の枝と前の方の枝ではピントが同時に合いません。先ず木の後ろの方を見て みました。おおっ、木の枝などいつも見慣れているものがこんなにも美しく見えるのか。次に木の前の方にピントを合わせます。これも複雑に蜘蛛の巣が絡み 合ったような、何とも言えない不思議な世界です。おおー、と声をあげながらし ばし見入ってしまいました。

 

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 とここで気づいたのですが、これは双眼鏡でも同じ ですね。双眼鏡はとっても遠い距離はピントをいったん合わせると、ある程度近い方、遠い方同時に見ることができますが、かなりの至近距離になると細かくピ ント調整が必要です。つまり、極めて近い距離はちょっとでも離れるとピント調整をしないとピントが合わない。これは EMS-BINO でも同じことだなと。
● EMS-BINOを初めて地上物に向けた時の感動を、本当に素直に表現してくださいました。 BINOを納品して、 製作者が本当に待っているユーザーさんの反応は、実はそうした単純な感動なのです。 まずは双眼視できる感動、 像が正立であることの感動、それこそがEMS-BINOの本領なのですから。
 さて、北の方に洋館風のマンションがありましたのでそちらを見てみます。な んちゃって洋館風、です^^これも面白い風景でしたが、もしかして警察が近くに来てますと覗きで捕まるかもしれません((*_*;)さすがにちょっとの時間で やめました^^; 今度は東の方向、ゆめタウン久留米店という大型ショッピン グセンターがありますのでここを見てみます。下の方は鉄橋が邪魔して見えませ ん。なので屋上の方を見てみます。屋上には『 屋上P入口 』と電光の 看板があります。点滅などしていない看板です。そこにピントを合わせてみます。
 ”P”を中心にして平行法で合わせます。平行法を駆使すればピントが合う までの時間は一瞬です。ホントあっという間。縦方向にはちょっとでもずれているとすぐにわかります。
● この辺の意味が一般にはほとんど理解されていない、EMS-BINOユーザーさんでもマスターできていない方が多いことが残念です。 特に専門家と目されるような方で理解していないことが多いように感じています。光学機器の専門家(製造者、販売者共)になるほど、 光学器械のハード的な精度、剛性だけに注意が向き、より重要なソフトの要素に全く目が向いていません。EMS-BINOビギナーである吉田さんが 発せられたこの言葉の意義は極めて重要です。
 ただ、横方向は人間の眼の輻輳の関係でちょっとずれた だけではわからない。そこで覗いたまま光軸を合わせることはできないものか、 と疑問に思いました。そこでアイピースから目を離さず、覗いたままで水平方向 にノブを少し多めに回すと横方向に像がダブって見えます。まだ覗いたままここ で合っている、と思う位置までノブを回しました。次に目を離して平行法を駆使 して光軸を合わせようとしましたが、もう全く回さないで光軸は合っていまし た。
どういうわけか、水平方向のずれも結構敏感になった、といえばおかしいのですが、わかるようになった?のかもしれません。ただ、ここで天狗にならずに 基本に立ち返って平行法を使った方がいいでしょう。次に縦方向、水平方向、少 しばかりわざと光軸をずらしてそのまましばし風景を眺めていました。どちらも なんだか頭が混乱する、というか気持ち悪くなり、ずっと覗き続けていられませ んでした。もっとも、水平方向にずれた方が気持ち悪さはありませんでした。 やはり縦方向にずれている像はホント気持ち悪い。
● はい、PCのモニターを数時間見ていてもさほど疲れませんが、その時、私たちの視線は片方で5度くらい、 両方で10度くらい輻輳していますが、その意識は当人には全くありません。未熟なユーザーさんだと、そのくらい光軸が内寄り になっても不思議はないのです。(最近はX-Yノブにリミッターを装備しているので、実際にはそれは起こらなくなりましたが。)
まとめますと、右のEMSに光軸調整機構があるという前提ですと、視線平行に対して右の像は右にはそのまま動きますが、 左については、輻輳が伴うと、全く動かないか、動いてもわずかしか動かないのです。輻輳という、生活に必須な能力が、 正しい調整の邪魔をするわけで、その眼の反射(本能)を制御するコツさえ覚えれば、私たち自身の眼が測定(調整)原器となるのです。
当初は苦手な方でも、訓練次第で誰でも身に付けられる技術です。唯一いつまでも出来ない方は、自分が出来ないことを認めない方だけです。
  また、X,Yノブは恐る恐る動かすよりはちょっと大きめに動かした方がか えって合わせやすい、とのことも実感できました。
● 良い学習をされましたね。 天体望遠鏡を門外漢の方に覗かせると、器械を壊すのが怖いのか、合焦ノブを超スローで回すので、 ピントの山が全く掴めないのと似ていますね。光軸調整も同じで、むしろ大胆に素早く、大きく動かすのが輻輳を排除するコツです。視軸ロックのコツさえつかめていれば、オーバーとアンダーが明瞭に分かるので、調整は瞬時に終わります。その意味では、「EMS-BINOのXY調整は、高倍率になるほど楽だ」、ということも言えます。この点、EMS-BINO未経験の方は、憶測から全く逆の情報(「倍率が高くなると光軸調整が大変だろう・・・」)を流布させています。(市販の光軸固定の大型双眼鏡の価値観だとそれが常識ですがね。)
 ここで至近距離だとXノブを大きく動かす、チルトさせることになりますが (ええっと、どっち方向だったかな?時計回りか反時計回りに回したか、忘れま した)あまり回しすぎずに近くを見る場合はストレスと感じない程度に輻輳させ て見た方がよい、と松本様はおっしゃっていたと思いますが間違いなかったで しょうか?
● はい、至近距離になるほど、Xノブを反時計回りに回すことになります。 それは、内(左)に寄り過ぎた右鏡筒の像を右に戻す操作です。 しかし、私たちの日常生活がそうであるように、BINO で至近距離を見る時は、必ずしも平行視線にこだわる必要はなく、 適当に輻輳して見れば良いのです。 当然、その時、視野円は目標の近さに応じて雪ダルマ状にだぶるのが正常です。
 あと、PST-BINO がこの光軸調整に関して大きくプラスになったように 感じられました。PST-BINO はいつも太陽を見る前に両方とも左眼で(私 は左眼が利き眼)片方ずつ太陽が同じ位置にあるのかチェックする癖がついてい るのですが、これをずっとやっていると以前はあまりわからなかった水平方向の ずれも敏感になりました。(つまり、左の鏡筒は真ん中に太陽があるとする、そ のとき右の鏡筒は太陽がやや右か左に偏っているとする、この場合、そのずれも 気づくようになりました。その場合は最初から両方いっぺんに覗いてみてなんだ か違和感を感じるようになった、以前はほとんど気づかなかったのに)それの延長線上として BINO を覗いた方の水平方向のずれもなんだか違和感を感じるようになった?のかもしれません。素人の浅はかな考えかもわかりませんが。
● そうですね。これまで使用して来られたPST-BINOのご経験も確実に役立っていると思います。
 ここまでやってきて光軸調整は少しも難しいものではなく平行法を使えれば一 瞬にしてできるものだと心底納得できました。人間の眼が測定原器となると松本 さんのHPにありましたが本当に凄い!ことです。
● よくぞ言ってくださいました。 そこなんです、お伝えしたいことは。
 それはいったいどういった感覚 か、と例えるならば、1000ピースの大きなジグソーパズルがあるとしましょ う。そのパズルは右上、左上、右下、左下の四つに均等に四分割されています。 その間のピースは縦1列、横1列、まだはまっていないものとする。そのきれい に四分割されたジグソーパズルの水平方向のピース、垂直方向のピースが一瞬に して埋まるような感覚、とでも言えましょうか。まぁ、抜けたピースはなくてそ のまま上下、左右方向四つが組み合わさる、といってもいいかも知れません。も しそれができたら大変面白いことです。今回それと似たようなものを感じました。あまりの簡単さにアッハッハッ、と笑いが止まりませんでした。
● ジグソーパズルですか、面白い例えですね。
 不思議に思いましたのは、双望会などで約半分のBINOは光軸が狂ったまま になっていた、とかいう記事を松本さんのHPで見たことです。(まだ初期の双望 会だったと思いますが半分くらいは狂っている、だったかな、確かそのような記 事があったような気がします。実際にやってみると水平方向に少しずれていても 私は違和感を感じたので本当かいな、と思わず疑ってしまいました。なんだか比喩が入っているような?)つまり、BINOのオーナーの方でも調整技量があまりない方だと、水平方向にかなりずれていても違和感を感じない、ということだと思いますが間違いないでしょうか。
● 間違いありません。 BINO の光軸調整は、先天的なセンスのようなものが確かにあります。 BINOユーザーになった 最初から平行法が出来る方が一定の割合(印象的には10人中5人くらいか?)あり、同様に苦手の方もあります。 当初は苦手であったも、その意義を素直に認める方はいずれ出来るようになります。 一番厄介なのは、光学知識に 自信がある専門家や、アマチュアの指導的な立場にある方で平行法ができない場合です。意識がハードばかりに向いているため、 自分自身の眼のソフトの面の重要さを認めようとせず、機材の未熟さや欠点のせいにしようとします。そうした方は何十年経っても調整 に関しては初心者のままです。
 さて、いろいろ地上風景を見るうちに日も暮れてきました。そろそろ上に鏡筒を向けてみましょうか。午後7時ごろでしたが、木星が南の方向にまばゆく輝いていました。(この日、傾斜センサーは使いませんでした。ちょっと時間がないので、もうちょっと時間がある次の機会で)さて、ドットファインダーのお出ま しです。習った通り右の鏡筒に取り付けます。(私は左が利目だったので右に取 り付けるように、とのことだったので)電源を入れると赤の点が中央に見えました。そこを木星に合わせて覗いてみると。おおっ、ど真ん中に木星が来ているで はないですか。なんと簡単なのか、と笑いながら感動しました。これいいです ねぇ、病みつきになります(笑)
● ドットファインダーも両眼解放で(平行法)使用するのが正解で、それをマスターしておられることが 分かるコメントです。古参マニアでも片目で覗く方が意外に多く、困ったものです。 両眼解放で見るコツを覚えれば、 覗き窓の大きさの制約など全く関係なくなります。 空の視野全体の一点に視差なく赤いドットが投影(虚像)されるのですから、 導入は瞬時に可能になり、本当に感動します。 また、ドットファインダーが両眼解放で覗けるようになれば、BINO の平行調整も免許皆伝とも言えるのです。
 ピントを合わせていきます。最も点が小さく なったところでフォーカサーのノブを止める。しかしそれにしてもクレイフォー ドというのはすごく使い勝手がいいですね。鳥取訪問時に詳しくご説明頂きあり がとうございます。こうやって詳しく仕組みを知ることができると、まぁ、知ら なくても使えるのでしょうが、やはり感動もひとしおです。木星は30倍なので そんなに大きくは見えませんでしたが、それでもこんなに明るく見えるのか!と 大いに感動しました。本当に望遠鏡とはわくわくさせてくれる道具ですね。双眼 ですからその感動も倍以上!になります。
● 双眼だと、倍率は3割くらい大きく見えます。
 中軸式架台のスムーズさにもびっくり!です。思った以上にスムーズに動き、 とても使いやすいです。松本さんがいままでとてつもない苦労をして私たちの目に 見える形に具現化された究極の形である、といえるのでしょう。(製作の合理性 や鏡筒の運搬の負担の軽減、光軸の整合度、スムーズさなどありとあらゆるもの を含めて)
● ありがとうございます。 重心が垂直回転軸と極力合致するように配慮しました。 いくら軸がなめらかでしっかりしていても、仰角によって重心が移動すると、非常に使い勝手が 悪いですから。
 ハイペリオンアイピースの覗きやすさにも驚きました。アイレリーフが長くて 本当に覗きやすい!価格もそんなに高くないのでもっとこんなアイピースを他のメーカーさんも出してほしいですね。とにかくハイペリオンさまさまでした。
● ハイペリオンをご予約、確保させていただいた後で、MASUYAMA32が出てしまいました。 それぞれ個性があるアイピースなので、いずれ両方共試してみられてはいかがでしょう。
光害地なので明るい星しか見えませんが、それでも望遠鏡で見ると見えない星 がいくつも見えます。本当に暗いところで見たら、いったいどのくらい星が見え るのだろう。ワクワクしますね。ここで、その望遠鏡でしか見えない星で平行法 をやってみました。地上風景でできたのだからできないはずはないと思いまし た。やってみると本当に簡単で水平方向、垂直方向、いずれもEMSのX,Yノ ブで簡単に合わせることができました。むしろ、地上風景より簡単に感じたくら いでした。
● 吉田さんが平行法を確実にマスターされたことが分かって、大変嬉しいです。
 忘れ物がないように慎重に、BINO を撤収しました。BINOの周りを忘れ ものがないか何度も何度も確かめました。よしっ、忘れ物はない、帰ろうっと。
帰りの車の中でグレゴリオ聖歌とある映画のサントラのオペラのアリアを聞きま したが、これまでにないほど美しく聴こえたのは言うまでもありません。きっ と、BINO の感動の体験が心に深く刻まれたのでしょう。
● 久しぶりに素直な感動をストレートに表現されたリポートをいただいたような気がします。
 まだ興奮冷めやらぬ状態です。まだ正式なレポートをお送りするのは文章も含 めてきちっとしたものを出したいのでもうちょっとかかると思います。お待ちください。
● 編集していない最初の感動のメールも、それはそれで意義があると、私は思います。 でも無理強いはしませんので、当サイトに掲載の件、ご検討くださいませ。
  今年も残りあとわずかとなりました。松本さんもやんごとなき立場、で本当に大 変だと思いますが、くれぐれもお体にはお気を付けください。『メガネのマツモト』さんのより一層のご活躍をお祈りします。(2016年12月31日)
                                        福岡県  吉田直樹

 

ありがとうございます。これからも頑張り続けるエネルギーを充填していただいた気がいたいます。 続報を楽しみにしております。 この度は素晴らしいファーストライト-リポートをありがとうございました。

 

★ 後記 by 松本;
 吉田さんは、福岡県出身で、33歳、自称望遠鏡初心者ということですが、むしろ新鮮な感性を持っておられ、 当方の説明を常に海綿のように吸収されます。吉田さんには、BINOのご検討中の2015年の夏と、130EDT-BINOが完成後の2016年12月後半に(合計2回)ご訪問いただきましたが、完成BINOと初対面いただいた12月には、当方との交換メールを分厚いファイルにして持参され、大変感銘を受けました。
 ここで、自称エキスパートの方々には、このリポートで再発見というか、 再確認していただけるものがあるのでは?と思う次第です。 今一度原点を振り返っていただくのも、またEMS-BINOの 醍醐味を再発見していただく良いきっかけになるのではないでしょうか。
(ご説明は重要ですが、未消化のまま情報だけを多く取り入れられても弊害の方が多くなります。懇切にご説明するほど、逆に「EMS-BINOは面倒くさいものなのか?」と誤解されることを恐れています。実際、業界の方の中にも、「私は星が見たいのであって、光軸調整がしたいのではない!」と当方のBINOに対して誤解に基づいた辛辣な中傷をしている方がいるのを知っています。実際には、EMS-BINOのX-Y調整ノブは、上下と左右の調整が完全に独立しているため、個々のユーザーさんが納得の行く眼位に瞬時に簡単に持って行けるのです。 ですから、ここで延々と議論する必要もないほどなのです。 ただ、未熟なユーザーさんが納得している状態が必ずしも他の人にも快適な光軸状態ではありませんよ、ということを知る謙虚さも持っていただきたいと思うのみです。)


I wish you a Happy New Year! / あけましておめでとうございます。

2017 has come. I wish you a Happy New Year.

I feel these days that the original technical targets has been almost achieved by now, but very few in the world has come to know about  EMS and Binoscopes.  My aim from now on is to let the reality of EMS be correctly understood by as many manias in the world as possible.

あけまして、おめでとうございます。

こうして2017年を迎えられたものも、多くのEMSの理解者の方々に支えられたお陰です。 そのことに、まずは深くお礼申し上げます。

ただ、同様に的外れな誤解も根強く、創業当初の技術的な課題はほぼクリヤー 出来た今、EMSの神髄や存在意義をいかに世間に広めて行くかが、今後の課題だと思っています。 それにも、皆さまのご協力が必須ですので、なにとぞ、引き続きご支援いただけますと幸いです。 確かに、ごく一部のマニアの方々の認知は得られたわけですが、自分としましては、自己実現という意味では、まだまだ『やり残した感』が残っています。

大晦日に、初めてのBINO(130EDT-BINO)ユーザーさんから、ファーストライトの感動のメールをいただき、抜粋して当サイトに掲載させていただくことをご了解いただきました。 追加の写真をご準備いただき次第にUPさせていただきますので、ご期待くださいませ。