15cmF5-BINO under original adjustment初期調整中の15cmF5-BINO

Before doing the image rotation adjustment, you must not forget to put lined masking tapes on the adjusting part to mark the original position.

After puting the tape, the tape should be split by a cutter. Above photo is taken after the adjustment.

Note the line that appears to be straight and you can never descern any difference.Yes, the amount of adjustment is usually so small that the adjutment will seldom go beyond the width of the line marked by a ballpoint pen.

初期調整中の15cmF5BINOです。

 像回転の調整方法は当サイトにも掲載しておりますが、未だに誤解が多いようなので、この機会にご説明しておきます。EMSの構成ユニット同士の回転が像の回転調整に利用できることは、大分浸透したかと思いますが、像の回転角度と、ユニットの回転角度の関係が線形の関係で、しかもほぼ等量の関係だと誤解している方がまだ多いように感じます。  実は、そうではありません。 ここの回転は極めて鋭敏に像の回転に影響しますので、ほとんどの場合、回転部に事前に貼っておいた線入りのマスキングテープの線(ボールペンで描いた)の太さを越えることはほとんどないのです。 写真は調整後ですが、このスケールの写真では、線の食い違いは全く見えません。

 また、像の回転については、倍率が影響しないので、アイピースをセットせずに、対物レンズの前に直線をセット(いろんな方法があります)し、アイピースの無い接眼部を覗いても像の倒れはチェック出来ます。(同コーナーの2009年12月9日の記事をご参照ください。) アイピースを付けないBINOで屋内の水平な線を覗くのも良い方法で、この時、左右の対物レンズがストレスなく融像して見えていないといけません。 アイピースを付けないBINOで屋内の白い壁等を見て瞬時に対物レンズが一つに融像し、かつアイピースを付けて遠景を見て、各種の矛盾が生じなければ合格です。説明が前後しましたが、まずは外観的に左右の鏡筒がねじれなく平行になっていないといけません。



Remake of the 84mm barrel 84φバレル(130EDT-BINO)の作り直し

It is most annoying that the end size of drawtube of BLANCA-130EDT OTA changed in a short period of time.Originally, the size was 90mm as the photo above shows, but changed to 84mm quite recently.

So, I made 84mm barrels for the last binoscope of the same OTA. But, this time again, the client delivered OTA happened to be of the former version, and it was not until the last satge of assembly that I noticed the mismatch of the EMS set and the drawtube.I remade the 90mm barrel and have to send it to the anodizer’s.

 前回も触れましたが、BLANCA130EDT鏡筒のドローチューブの末端サイズ(50.8ADを撤去した部分)が90㎜から84㎜に変更されました。 前回の同BINOでは、慌てて84φのバレルをまとめて製作し、今回のお持込鏡筒の同BINOのEMSにも84バレルをセットしたのでしたが、組み立ての最終段階で、ドローチューブの末端サイズが旧バージョンの90㎜φであることに気付いたわけです。

 私の不注意もありますが、この径を小さく変更する意義がどの辺にあるのか理解できません。やっと作り直しましたが、連休に入り、アルマイトがいつ仕上がるか、困ったものです。



15cmF5-BINOs near completion 15cmF5-BINO 2台 完成間近

 130EDT-BINOがすでに完成しているはずでしたが、どたんばでハプニングがあり、完成が少し先になりました。 以前に130EDT鏡筒のドローチューブの末端の仕様が変更になったことに触れました(3月5日)が、末端回転部の内径が90mmφ→84mmφに変更になったのに合わせ、2台分の84φバレルを製作していたのですが、今回は鏡筒がお持込で、仕様が旧バージョンであることが、EMSのセットの段階で判明しました。 ということで、これより90φバレルを新たに作らないといけません。

 材料が来るまでの間、15cmF5-BINOに着手します。 緊急事態ですので、納品順が逆になることもあり得ますが、ご了承くださいませ。



Another 130EDT-BINO near completion 130EDT-BINO HF経緯台仕様、完成間近

Another 130EDT-BINO on a fork mount is near completion.

130EDT-BINOのHF経緯台仕様が完成間近です。 BINO本体の総重量は150LD-BINOに匹敵しそうですが、鏡体がコンパクトなのと、運搬用のハンドルが太いために挙上は比較的楽に感じます。

 この方式のメリットは、鏡筒間隔を最小限に出来ることと、一体構造であるため、光軸がより安定することでしょうか。

  連休までにこのBINOと2台の15cmF5-BINOを仕上げないといけないという、創業以来のピンチですが、最善を尽くすのみです。^^; (さらに5台の単体EMSも即納しないと・・・^^;)



ピンク色のオリオン大星雲 by 20cm-BINO 銀ミラー仕様! / Pinkish Orion Nebular by silvered 20cm-EMS-BINO

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      2009年11月14日

【銀ミラーの効果】

 一昨日11時半ころから1時ころ 快晴の空の下、銀コートで武装 した20センチF7屈折EMSツインでM42付近を散策してみました。 EWV32 84度のアイピースからこぼれそうなくらいの星空 (自宅なのでバックは明るいですが)を見ながらふっていくと  おやっ?いつもの見なれたM42と違う、  おおっ!淡く ピンク 色に見える。 眼の錯覚ではないか? 先日月明かりの下で見た 時もやや色がついて見え、もしかしたら とはとは思っていたのですが。 もう一度裸眼で夜空を見上げ、校正をかける。 そして覗く、  やっぱりピンクだ!今までは 明るい緑色やや赤銅色の南の翼 しか確認 できなかったのですが。

 頭、ベールのようなやわらかい北の翼、しっかりとした南の翼、が濃淡 のあるピンク色に発光し トラペジウムの近くは黒く抜け、(ガスを消費した結果なのか輝星の 眩惑なのかさだかではありませんが)、そしてさらに周りはモクモクとした グリーンのガスが取り巻き、一部はやや青みがかってさえ見えます。

 写真は作られた色調であり、本当の姿ではありません。 今見ているそれこそが ”30光年まで近づいた宇宙船からの光景”か、 と思うと感慨深いものがあります。  かつて40センチ反射ツインを作った目的も ”オリオン星雲をカラーで見たい” が目的の一つでした。

 そしておそらく最も早く、両眼視でオリオンカラーを視認できた仲間 の一人になれたことを感謝します。 さらに暗い空に下で検証してみたい と思います。                    とりあえず報告まで

ps

残念ながら燃える木もやっとで、とても馬頭は無理でした クロマコールは片方だけ入れると彩度が上がりました 。両方 ではあまり変化ないような感じです。 もうALミラーには戻れません。(単眼に戻れないのと同じくらい) もう一つ、 言ってみたいですね。 ”もうアクロマートには戻れないなんて”

 最高の贅沢を有難うございました。 でも一人で覗いたのでやっぱり夢ではないか?信じられません 今度フィルターも試してみようと思います。

 もし公開されるのでしたら、もう少し待っていただけませんか。 間違っていてご迷惑をかけてはいけないので、誰かと 見てみないと。 あまりにセンセーショナルなので自分でも 信じられないのです 。夢だったのかも? 当日はカラーの観測像が眼に焼きついて いましたが今は写真のイメージと同化してしまいました。

 今後 干潟星雲や 三裂星雲 それらが実際の色 ピンクや 青が見えることが予想されます。 

      2010年4月18日

【やはり本物でした】

 さて去年メールしました、銀ミラーの色再現性についてですが やはり 間違いないようです。

2月に20センチ屈折ツイン銀ミラー仕様をもって愛知県の元気村に遠征 、 このときはある方はこのようにコメントされました。

( 20cm屈折双眼でのM42を見て) あんなに明瞭に星雲の色を感じたのは初めてとのこと 眼視にはこんな世界もあるのかとびっくりされた方もいましたが、 いや色が着いてるとは言えないという方も。どうも個人差はあるようです。

 そして。なかなか星仲間と観望会を開ける機会がないまま4月中旬 となり、やっとある程度の経験者と合同で観望する機会にめぐまれました http://astrobinobicycle.at.webry.info/201004/article_3.html のとおりですが オリオンはやや傾いていたものの透明度がよく近くに3日月があり、色の校正が 自然にできていた事にも助けられたものと思います。

 見た方の第一声は いやー これ色着いてるやん 。やはりM42は基本 的に 淡いピンクの星雲であることを 認識できるものでありました 3時ころやや透明度が落ちたオメガ星雲、干潟 三裂星雲とも残念ながら 色は感じられませんでした。25センチなら可能かも知れません。

         岡本 吉平
          Kichihei Okamoto

管理者のコメント;

 去年の双望会は天候に恵まれず、せっかくの20㎝BINO by銀ミラーを 見せていただくことが出来なかったのですが、実はその少し後の11月に、 上記の感動的なメールをいただいておりました。掲載を今日まで延ばした理由 も、上記文章より自明ですが、岡本さんの責任ある慎重なご姿勢がよく表れています。

 この度、岡本さんが満を持して発表してくださいましたが、多重反射実験での銀ミラーの 反射特性がそのまま実証された感じがいたします。長波長域で反射率が落ち込まないことの効果 には私たちの予想を超えるものがあるようです。

 岡本さん、今度は25cmの銀ミラー化が待っていますね。 当方の都合により、今回の銀ミラー蒸着の第3回ロットには 入れられませんでしたが、双望会までには間に合わせたいと思っています。 きっとまた銀ミラー仕様の 25cmED-EMS-BINOが未知の世界を 切り開いてくれることでしょう。



130EDT-BINO saw the client for the first time. 130EDT-BINO、ご依頼主と初対面

From evening of 17th to the noon of 18th, the 130EDT-BINO saw the client for the first time.Blessed with the clear sky on 17th, we had a wonderful view through the binoscope.

 17日~18日にかけて、宮城県の依頼者の方が、完成した 130EDT-BINOと対面されました。透明度は良くなかったものの、BINOのテストには十分の快晴に恵まれ、国道を挟んだ向かいの、鳥取市役所の駐車場に同BINOをセッティングし、空の環境が許す限りの天体を満喫することが出来ました。笠井のEF19㎜と2.5倍バローの組み合わせは正解で、実効7.6㎜のハイアイポイントのアイピースとして、非常に素性の良いエッジオンの118倍の土星を見せてくれました。 (単眼で見た時の150倍くらいの印象で見えます。)

 街灯に囲まれた厳しい環境でしたが、透明度が悪い中、M81とM82がEWV32㎜(28倍)でほどよく同一視野に納まって見えていました。

  BINOは、依頼者の方と手分けして、当店と国道を挟んで向かい側の市役所の駐車場に組み立てて観察しましました。 鏡筒単体での運搬が可能なので、移動は実に簡単でした。



65mmbarrels for the larger EMS housing 15cmF5-BINO用65φバレル

Here are the barrels that connect the larger EMS housings and the 65mm focusers of the 15cmF5-BINO.

 フォーカサーへの対応により、個別のバレルを用意することがどうしても必要になることがあります。80㎜φ以上の大径バレルのままで、フォーカサー用のアダプターで対処しても良いのですが、光路長の兼ね合いもあり、簡単ではありません。



EMS-UXL by 6X7 Helicoid Extension Tubes 6X7ヘリコイドを使用したEMS-UXL

IPD Crayford tubes are perfect for the IPD adjustment though, there are some who wish to use traditional helicoid extension tubes. I will use them in such a case.

 ご希望により、目幅調整にヘリコイドを使うことが今でもあります。PENTAXのヘリコイド接写リングは確かすでにカタログ落ちしていて、名目上は製造中止のはずですが、まだ限定的に販売しているようです。



Extended fork mount and the Rramework of the EDT130 幅広改造をしたフォークにセットしたフレーム(EDT130)

As a lot of tasks are being done parallely, I often waver in choosing which photo to be aploaded. I am so busy that I think I might have to take triage on the orders.

 EDT130BINO用のフォーク幅は、15cmF5-BINOと同じで良いことが分かりました。

(タイトル部の”EDT130”を単純ミスにより、”EDT150”と、間違って表記しておりました。お詫びして訂正いたします。(4月19日)



IPD Crayford’s parts 目幅クレイフォードのパーツ

The change of the month makes me feel more pressed, but at the same time, I should keep up my courage because the machining equipment has come to be more prepared than anytime before.

 また月が変わり、非常に焦っています。 これより、急ピッチで作業の遅れを挽回するつもりですので、なにとぞよろしくお願いいたします。