Center Mounts in the making/ bearing rings/軸受けリング

 垂直回転軸の外輪です。スリットクランプ式なので、軸受としてのクリアランスは常に最適に保てると共に、強力なクランプも約束します。
 アリミゾの爪部品や、水平回転ユニットの部品は、すでにアルマイトまで完了しています。
Matsumotoのロゴ入りのブラケットも一定数確保しています。

FC100DZ-BINO on the Center Mount in the making / 中軸架台仕様

No cutting and no customize is needed on the OTA.

But the bands and the dovetails should be trimmed a bit to decrease the “D” from 164mm to 160mm or less.

写真の繰り出し量=58mm(無限遠、EMS-UMB(光路長測定のためにセット))
D=160mmの設定でのEMS-UL(ヘリコイド仕様)の光路長=169mm
               写真のEMS-UMBの光路長=136mm
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差=33mm
以上より、バックフォーカスの余裕=58 -33 =25mm
    ということで、鏡筒側はアダプターを含めて改造不要と判明。

 強いて問題はと言えば、お持ち込みの鏡筒バンドとアリガタがややDを無駄に広くしている(そのままだと、D=164となる)ので、バンドとアリガタの接合部を2mmほど勘合加工してD=160mmもしくは、それ以下にする予定。(いつもながら、昨今のパーツは肉抜きが徹底していて、これは追加工する者にとっては迷惑な話。)




Zeiss 50-BINO/ 小型双眼望遠鏡 by Ichiro-san

ご自身のブログでご紹介くださいましたので、リンクを貼らせていただきました。

Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント;
 プロの写真家でもあられるので、いつも美しい写真に息を呑みます。
 音響の世界でも独自の研ぎ澄まされた感性で活躍しておられるように、視覚の世界でも特別な感性を持っておられ、こちらも考えさせらることが多くあります。手応えあるユーザーさんとの出会い、製作者が報われる瞬間です。

IPD adjustment on the Arca-Swiss plate
Application of the Center Mount / 中軸架台の応用

Helical mechanism of the ZEISS-50-BINO