Minus Profiled Adapter for a Barlow / バロー用マイナスアダプター

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Here is the perfect solution for a barlow to have a common focus with and without it.

バローレンズ併用時とアイピース、ダイレクト使用時を同焦点にするための、マイナスアダプターを加工してみました。 上の画像をご覧いただけば、説明不要でしょう。



Counter Weight system attached (12cmF5-BINO) / カウンターウェイト取付

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Counter weight and handle system are attached.  The vertical balance is so critical that the mount should be adjusted. The moduled  structure was very helpful to adjust the balance by changing the spacer under the dovetail.

I have learned a lot this time, too. I can say ” Yesterday’s conviction is Today’s regret.” This is how I have come where I am.

ハンドル(兼カウンターウェイト)ユニットを取り付けました。 カウンターウェイトは、鏡筒前後のバランスを調整するものですが、鏡筒上下のバランスも同様に重要です。 カウンターウェイトの追加により、重心が下がり過ぎたため、マウントホルダーのアリガタの下にスペーサーを入れて調整しました。 この調整はミリ単位で劇的に効く、微妙なもので、逆に言えば極めて有効な調整手段です。 BINOシステム全体のモデュール化が功を奏し、BINO本体側には全く手を加えることなく鏡筒天地方向の微妙なバランス調整が可能になりました。 今回も、「昨日の確信は今日の反省」という体験が多く、非常に勉強になりました。

ドットファインダー(Red Dot Finder/ option)も取り付けました。 ドットファインダーが天文マニアに普及して長いので、説明不要と思っていたのですが、意外にも、まだ結構知らない方がおられるようなので、ご説明します。 文字通り、赤い光点が無限遠に投影(虚像です)されるものですが、これをレーザーサイトと混同しておられる方が意外に多く、驚かされます。 これは、ビームを外に向けて照射するものではなく、透過窓(ガラス)に投射した赤色LEDの光が反射して戻って来る光を観察するもので、光点の虚像が無限遠に結像するように工夫された道具です。 透視型なので、当然正立像であり、視差が生じないという大きなメリットがあります。

もう一つ驚かされることは、大方の天文マニアが、ファインダーを正しく覗けないことです。 まず、ファインダーを片目つぶって覗くようなら落第です。 特にドットファインダーは、望遠鏡のようにアイポイントという概念がなく、わざわざ覗き口に眼をくっつけて覗く必要はありません。 数十センチ離れていても全く問題ありません。 また、ドットファインダーは、両眼開放で覗くのが基本です。 左右の視線を完全に平行にして覗くのです。 そうすると、夜空全体の視野の中に赤い点だけが浮かび上がります。目標が見えている必要は全くなく、星座中の確信する場所に赤い点を持って行けば、確実にBINOの視野に目標を瞬時に捕えられます。 そして、ファインダーが両目で正しく覗ける人は、BINOの光軸も常に完璧に合わせることが出来るのであり、最初からBINOの調整のエキスパートと言えるわけです。

当方でお勧めしているドットファインダー(¥2,980)は、透過率が100%近いもので、X-Y光軸調整付きです。  明るさ調整は無段階調整で、減衰は電源offまで連続しているため、最高に暗い空で使用しても、ドットが明るすぎることはありません。(往々にして、大方のドットファインダーはクリックによる段階調整式で、一番暗い段階にしても、良い空の下では明る過ぎる物がほとんどです。)



Adjustment knobs of the 12cmF5-BINO / 調整ノブ類の説明

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The first try on the terrestrial targets was quite successful. Here is the instruction photo of the IPD adjustment and the dovetail holder clamp.

今朝、初めて地上風景を見ましたが、光軸は初期段階ですでに許容レベルまで合致していました。 部品点数の多さと、今回のスライドメカ機構の追加を考慮すると、自画自賛しています。 ただ、製作にあまりに時間がかかり、このままの仕様で継続モデルとするかどうかは、しばし検討が必要のようです。

最近の眼幅スライド機構は、もっぱらフリースライド&クランプ方式を採用しており、ネジ送り機構は久しぶりの仕様です。 前者の利点は、極端に眼幅が違う方と一緒に観測する場合に、リミッターと併用することで、瞬時に眼幅を変更する際に便利なことです。 ただし、この時にBINOが動きやすく、目標を失わずに眼幅調整をするのは困難です。 ネジ送り機構ですと、比較的高倍率時でも、そのまま目標を失わずに眼幅を変更できます。ただ、本機の場合、M8の送りねじを使用しているので、ノブ1回転で眼幅は1.25mmしか移動しませんので、ご夫妻で10mmも眼幅が異なるような極端なケースでは、交代の都度、ノブを8回転させる必要があります。 このように得失を交換していますが、総合的に考慮した上でのトレードオフだとご理解ください。

 



12cmF5-BINO on the center mount completed / 12cmF5-BINO軽量中軸架台仕様完成

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午前中から組み立てにかかったのですが、夜になってしまい、まだ覗いていません。 明日、各所の調整チューニングをして一応完成です。 鏡筒内に使用しているボルトを低頭タイプに交換したい等、細部の仕上げがあるので、残念ながら、年内はお引渡しできません。



12cmF5-BINO near completion / どたんばで鏡筒短縮

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Further shortening of the OTA is required at the final stage.

15cmF5鏡筒で鏡筒の切断が不要(フォーカサーの交換によるバックフォーカス追加確保)であり、12cmならさらに問題ないと判断していたのですが、鏡筒径やフランジ径の制約から、フォーカサーをあまり奥にセットすることが出来ず、予想外にバックフォーカスが足りないことが判明しました。 これから、40mmほど鏡筒パイプをカットしないといけません。 まあ、こうしたことは珍しくなく、黙々と処理するしかありません。 鏡筒カットは予定外でしたが、非常にコンパクトな12cm-BINOになりそうです。 重心位置も自然な位置に来そうです。 部品のアルマイトは完了していますので、完成はもうすぐです。 長くお待たせしていて大変申し訳ございません。

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続けて鏡筒をカットしました。 長年この仕事をやっていると、作業の順番がいかに重要かが分かって来ます。 工作入門当初は、とかく、いきなり鏡筒をカットしてしまうものですが、不用意にカットしてしまうと、後でとてつもない苦労を強いられることがあります。 工作手段にもよりますが、、新たな3方穴をカットする長さ分だけずらして先に開けておき、それから切断した方が作業が楽なはずです。 ご参考までに・・・。(因みに、短縮後の鏡筒パイプ長=230mmでした。 私の手のスパン(親指~小指尖端)と同じで、驚きの短さです。)

 



PARADOX / パラドックス

My motto is “Truth is paradoxical.”.

The theory that seemed to be perfect often proved to be wrong afterward, and
that seemed to be suspicious often proves to be true in the end.

The common sense is not always true, or often times in the wrong.

For example, it is ture that the lack of calcium will make our bone weaker, but taking
excessive calcium will not necessarilly increase our bone density.
The excessive calcium in our blood will cause the avalanche to eliminate the excessive calcium to restore the normal balance and end up still more lack of the calcium in the initial condition.

According to the evolution of the primitive creatures, the first sea lives had no spine
because the primitive sea water was full of calucium and there was no need for them to store the calcium in their body.
It is very paradoxical that they earned their spine in the river because there is scarce
calcium in fresh water and they had to store it in their body.
Full of calcium and no spine, and scarce calcium and spine. Isn’t it so paradoxical?

By the way, look at the standard medical care of these days.
If your blood pressure is higher than the normal, the doctor is very likely to administer the anti-hypertensive drugs at once.
If your blood contains too much fat, the doctor will do in the same way.
The higher numeric value should be decreased in their manual.
And they never doubt decreasing the value to the normal stage is the “cure”.

Is our body so simple?

上の稚拙な英文をお読みいただき、いくらかでも共感いただけましたら幸いです。 私は時々こんなことを考えています。 随分前に書いた文章ですが、忘れてしまわないうちに記録しておきました。

私の言動が時に唐突に、また偏屈に見えようと、全て”逆説に真理あり”の信念から来るもので、その意味では一貫しているのです。^^; 製品開発に対するポリシーも同じです。



Sliding mechanism on the center mount / 軽量中軸架台のスライド機構

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The new sliding system on the light-weight center mount is quire successful. The common plane of the two thread plate promises the perfect parallel of the two OTAs.

小型BINOにはもったいないほどの剛性となりました。 2枚のスライドプレートの平面性が、初期の光軸の精度を保証しています。 まだ仮組み立てですが、実際にはシャフトホルダーと面板の間(一番下の写真)には、適当なスペーサー(鏡筒が極端に短いので多分20mm以内)を挿入することになりますが、必要なら、そのスペーサーの高さの微調整で初期の光軸をさらに完璧まで追い込むことも可能です。(写真では面板と垂直回転軸ブラケットが最小眼幅で干渉しますが、スペーサーを介すため、実際には面板とブラケットが接触することはありません。)

この段階の写真では、四角いプレートが目立ちますが、実際には、穴径よりも一回り大きい鏡筒パイプが前方に、また手前にはフランジが接続されるため、鏡筒の要所の上部と下部にシャフトホルダー取り付け用のブラケットが少し突出するだけです。



Thread plate for the slide mount / EDT80-BINO用の面板

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A single plate two holed would be rather simple in the structure, but this time I could not take the best plan because the client hated the OTA to be cut short. Taking the original flange and focuser away for the substitute draw-tube will evade the OTA to be cut.

端面が規定されれば、自ずと光軸も平行になる理屈が右の写真でご理解いただけると思います。 一枚プレートに二つ穴(つまりメガネ型プレート)にすれば一番シンプルなのですが、鏡筒がいつでも原状に戻せるの(転売のため)が依頼者の方の条件なので、鏡筒のカットは許されず、バックフォーカスを極力節約する選択となりました。 オリジナルのフランジとフォーカサーは休眠していただくことになります。 接眼側にlow-profileな簡易の摺動機構を設置しないといけません。

CNCフライスによるヘリカルネジ切り加工は、何度やっても爽快ですが、動画のように瞬時で出来るわけではありません。 ジグの製作の時間は別としても、この面板の加工に丸一日を要しました。

 



Center Mount for Swarovski-X95-BINO / SWAR0-X95-BINO用のセンターマウントの概要

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The core parts of the Center Mount for the SWAROVSKI-X95-BINO are preliminarily assembled.

スワロ用のセンターマウントの概要です。 本来なら、棚プレートにアリミゾを載せるのではなく、アリミゾを直接プレートの代わりに取り付ければよりシンプルなのですが、天体望遠鏡と違い、複雑な光学系のスポッティングスコープの台座ブラケットと光軸の平行度が未知数だったので、無難に調整可能な形で台座プレートを介してアリミゾを固定することにしたのです。(←これは初期の方式を継承)

初期の前後バランス調整は、ブラケットの幅が小さいため、長穴ではなく、棚プレートの木口に多数のタップ穴を配置することで対策としました。中央位置に対し、6mmずつ、前後にそれぞれ2段階で移動(合計5箇所)固定できるようにしています。 こうした作業に慣れないと、ちょっとしたパズルですが、ブラケット側の2つのバカ穴の間隔をタップ穴の間隔の整数倍にしておくと都合が良いです。

いつもながら、ファインダー台座等の位置をご心配の向きがあるので、ご安心いただくためにセットして撮影しました。 こうしたことは、一番マイナーな問題であり、どうにでもなることです。 台座の下にスペーサーを介せば高さが調整できますし、横にシフトした位置にファインダーをセットしたいのなら、この台座から二次的に横にステーを延ばし、その上に新たな台座を設ければ良いのです。(タブレットベースも、その応用でいくらでも可能です。)

出来た物を見れば、ごく当たり前の構造です。 しかし、固定観念が邪魔すると、なかなか合理的な解に至りません。 僭越ながら、固定観念をいかに払拭するかが、独創的な設計を実現するためのポイントだということを、自作マニアの方々にご提言したいと思います。



Slide unit for the center mount / 軽量中軸用のスライドユニット(仮組立)

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The upper image shows the horizontal position, and the lower image shows the zenith position.  That’s quite contrary to the fork-mount type I had made.

上の写真が水平時で、下が天頂時です。 HF経緯台等用に製作していたスライドユニットとは逆になります。 多くの自作例で低重心化(望遠鏡を水平にした時の低重心)に苦労していますが、この方法ですと、極めてシンプルにそれが実現します。 アリガタがセットできないほど短い鏡筒には、この方法が最適です。 スライド用のジュラコンホルダーは、鏡筒フランジ位置にセットする面板の上下に固定します。(面板の下にアリガタもセットしておけば、他の架台システムとの共用も可能です。もちろん、単体鏡筒としても。)

SWAROVSKI-X95の場合は、2本のステンレスシャフトは不要で、下のシャフトの代わりに、両サイドに元のベースプレートを半分にしたプレートがそれぞれ取り付きます。底部棚状プレートは、以前のモデルそのまま、横向きと縦向きのアリミゾによって、前後位置(左鏡筒)と眼幅調整(右鏡筒)、及び光軸調整を担います。

(ネット上の掲示板等では、鏡筒単体着脱方式だと、都度光軸の調整が必要になると誤解されているようですが、それは作り次第。 自作的なローテクではそうなることもあるでしょうが。 また、一般的にマニアの方の多くは、鏡筒が高級になるほど、原状に復元できない加工を鏡筒に施すことを極端に嫌います。 一方で一体構造のBINOに拘る傾向もあり、この2つの要求は完全に矛盾します。 マニアの方々の嗜好を長年観察し、生産性も考慮して到達した結論が、最近の鏡筒単体管理方式なのです。)

12cmF5-BINOも途中で放っているのではありません。^^; 全パーツをアルマイトに出しており、それが仕上るまでの待ち時間に、開発の仕事をしています。



New standard on the small center mount / 軽量中軸架台用の汎用スライドマウント

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This is the core part of the sliding holder for the light-weight center mount.

軽量中軸架台用の汎用マウントホルダー、スライド番のコアパーツです。 口径8cm前後以下のスライド眼幅方式の定番となるはずです。

垂直回転クランプは事情から、下部にレバーを配置する必要があります。 こんなに長いクランプネジは規格外ですが、ある工夫で成り立っています。 ほぼシンメトリックなプレートを反対側にも配置し、天板でコの字状に組み立てるところまでは、今までと同じです。 天側に配置する新たなパーツにスライド用の10mmφのステンレスの丸棒を横向きに貫通固定し、写真のプレート(及び反対側のプレート)の最下部からも、外向きに同じ径のステンレスシャフトを上の貫通シャフトと平行にセットします。 下のシャフトも貫通固定できればさらに楽ですが、高仰角時に架台と干渉しないように中央は開けておかないといけないのは、中軸式架台の宿命です。

 



All the parts ready to be anodized / いよいよアルマイト工程へ(12cmF5-BINO)

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All the parts of the New 12cmF5-BINO are ready to be anodized.

全てのパーツの加工を完了し、いよいよアルマイト加工です。 明日から土日なのと、年末が近いので、滞りなく進むか、少し心配です。

EMSは延長管のアルマイトを待って組み立てです。 ミラー加工は台座取り付けまで完了しています。 予定以上に日数がかかっていますが、初作のため、鯛焼きやたこ焼きのようには行きません。(鯛焼き屋さん、ごめんなさい。^^;)

 



Multi tasks are going on. / 諸々、継続中^^;

There is no picture to show you today, but please do not regard it as there is nothing going on. The New 12cm-F5-BINO is waiting the materials of the last parts to arrive and it will be completed when the anodizing of the all parts are finished.

And, most of my work is beyond the report of this corner, and  it is only tip of an iceberg.  Apart from the regular binoscope makings, I am developing new standards  for the long-term goal of my study. They will appear one by one in due course.

今回はお見せできる写真はまだありませんが、諸々、継続していますので、よろしくお願いいたします。

12cmF5-BINOは、最後のパーツ(EMSの延長筒)が入荷次第に加工を済ませ、他の全てのパーツと合わせてアルマイトに出し、それが完了次第に組み立て、完成です。

以前から申し上げておりますが、このコーナーだけが私の仕事ではなく、単体のEMSの製作から、長期的な視点での、開発の仕事も並行してこなしています。 今日は、口径8㎝前後以下の短焦点BINO用の軽量中軸架台用の汎用マウントを試作する材料と、SWAROVSKI-X95-BINOを軽量中軸用に改造するための材料を発注しました。

 



Adapter rings for the 3-inch focuser / 3インチフォーカサーの取り付け方

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3-inch focuser to be installed was larger than both the flange and the 12cm-F5 OTA  tube.  Moreover, the bottom end of the focuser is reversely tapered. What would you deal with it?

上の写真のように、採用予定の3インチフォーカサーは12cmF5鏡筒のフランジはもとより、鏡筒パイプよりも大きいのです。 しかも、以前にもご紹介したように、このフォーカサーの底部末端部は逆テーパになっています。 さあ、皆さんならこれをどう処理されますか。

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The answer is a pair of adapter rings from the opposite side to fit each other.

答はこちら。 フォーカサーを本来とは反対側(つまり接眼側)から上部リングにくぐらせ、上部リングを定位置に仮固定してから、底部リングと合体させます。 アダプターは上部と下部の2つのリングで構成する必要がありました。 何とか1個の部品で接続できないかと、随分と頭をひねりましたが、この方法がベストでした。

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Three set screws on the top side ring will push the taper end of the fucuser and pull it upward to the right position.

上部のリングの定位置にフォーカサーを固定する原理です。↑ 逆テーパの底部末端を3方からのセットビスで押すことで、フォーカサーは上に引き上げられ、上部リングの段差に密着します。 この機構は、最終的にBINOに組み立てる際に、回転機構として、本領を発揮します。

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Then, the bottom ring is inserted to the upper ring.

上部リングと下部リングが合体したところ。 段差下部(右側)は当然、鏡筒パイプが被ります。(鏡筒内径112㎜)

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This is the comparison of the profiles of the original and the 3-inch focuser. Not the lower profile of the 3-inch focusing system.  It will save the effort of cutting short of the OTA tube.

オリジナルのフォーカサー+フランジとの比較です。 かなり low-profile になり、鏡筒の切断加工が免れます。

オリジナルのフォーカサーを敢えて使用すると、口径は恐らく11cm以下にけられ、また粗末なラックピニオンは、高倍率時の不愉快なイメージシフトをもたらすでしょう。 同じクレイフォードフォーカサーでも、より小さい物を使用すれば、これほど苦労することはないのですが、コスパから、この3インチフォーカサーは捨て難いものがありました。 しかも、非常に軽量で、底部アダプター込みでオリジナルのフォーカサーとほぼ同じ重量(800g程度)です。

(15cmの場合は、鏡筒もフランジも十分に大きく、オリジナルのフランジを加工して使用できました。 今回の12cmでは、アダプターの製作が大変でした。 左右ペアのアダプターの加工に丸一日を要したので、今後、加工の能率化を考えないといけません。)

(「フォーカサーをなぜ太くしないといけないのか?」というご質問が未だに少なくありません。 言葉で言うのは簡単ですが、本当に理解してもらえるかどうかを考えると、言葉に詰まります。「大根でもニンジンでも先を切れば断面は細いけど、上になるほど太くなるでしょう?」とか、身近な例を出したりしますが、分かってもらえるかどうか? まあ、分からない方は、やはり自分で精進されるしかないし、また細いフォーカサーで使ってみられるのも選択肢の一つかも分かりません。分かる時が来れば分かります。失敗も勉強です。)

 

 



The center mechanism almost completed / 中軸用スライド機構がほぼ完成

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The difficulty of this mechanism is the coexistence of that of the clamping piece of the dovetail holder and sliding mechanism of the right OTA bracket. Both should lie close to each other and in the same sliding directions. And all the mechanisms should be almost hidden between the two OTAs.

アリミゾの面押しクランプと、眼幅調整メカが同じスライド方向で、かつ極めて接近してまとめる必要があり、製作は終盤まで困難を極めました。 今後も同じ手間が繰り返せるのか? もっとシンプルな解がないのか?と自問していますが、答は出ません。

メカのみの状態で、極めて正確、スムーズに動いていますが、鏡筒の加重がかかった状態で同じように動くかどうかが、最後の関門です。最悪の場合は、スライド機構からの撤退もあり得ます。

 



Sliding mechanism preliminarily assembled / 中軸用スライドメカ仮組み立て(12cmF5-BINO)

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The sliding mechanism for the light-weight Center Mount is preliminarily assembled.

スライドメカ部分を仮組み立てしてみました。 動かないメカと違い、かなりの産みの苦しみを味わいましたが、何とかなりそうです。 ここまで組み立てるのに、早朝から夕方までかかりました。 分厚い天板がアリミゾを兼ねるのは、CAPRIの時と同じです。 M8の送り用のネジを切る必要があり、さらに厚くなりました。

 

 



Exceptionally clear morning / 稀に見る快晴の朝

月齢27.2の月と金星

月齢27.2の月と金星(2015,12/09,06:25 iPhone6)

This area is very rare to be blessed with such a clear sky at this season of the year. So, I thought I would record the beautiful seen.

朝、店のシャッターを開けて見た景色です。 冬季の山陰地方では非常に稀な完璧な快晴で、思わずiPhoneのシャッターを切っていました。 写真では太くなってしまいましたが、月齢27.2の細い月と煌々と輝く金星の美しさに圧倒されました。

自分用の機材を次々に手放し、BINOのバックオーダーに追われる身でしたが、そろそろ早く何とかしたいものです。