limiter knobs, another lot / リミッターノブ

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There are so many parts I should take control of. It is like eggs in the fridge that you don’t notice until they are getting scarce. Another lot of limiter knobs are in the making.

冷蔵庫内の卵のように、気付くとほとんど無くなっているのが部品です。 リミッターノブの次のロットを製作しています。

EMSの創初期から比べると、合理化された部分がある反面、仕事が増えた面もあります。 リミッターは、皆さんが使い方の約束を守れば不要な部品ですが、長年の経験から出した結論であり、仕方ありません。 先日、テレビでリサイクルの実際を放映していましたが、ペットボトルに分別されずに残っているキャップを粉砕後に分別するプラントが3億円、と言っていました。 これも実に無駄な話だと思いましたが、基本、人間は約束を守らないということで、仕方がないことなのでしょう。^^;



3-way handle on SWAROVSKI-X95-BINO / 汎用ハンドル

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To optimize the total portability of the SWAROVSKI-X95-BINO, I have developed a convenient three-way Handle Unit. When you carry, it will serve as a carrying handle, once setting up is done, it will serve as an operation handle and an adjustable counter-weight. How do you like it?

着脱式の運搬用ハンドルがパン棒やカウンターウェイトを兼ねるように工夫してみました。

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I hit on another great idea.  It is a replaceable finder base unit that will also take the role of the subtle weight adjustment.

ハンドルのさらなる応用例です。 ハンドルの半月状の断面構造は、X95対物ユニットのブラケット同様、擬似アリガタとして機能します。 ハンドルに着脱する、調整ウェイト兼ファインダーベースユニットを製作してみました。



3 sets of the EMS pair / 3セット 完成

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I have done with the critical tight-rope just now.  A German client is coming to visit me to pick up two pairs of the EMS-UL sets with helicoids, next morning. EMS-UXL on top of two UL sets is for other client, but I wanted to show it to the visitor from Germany, too.

今までで最も際どい綱渡りをやってしまいました。 急に、日本出張時に当方に立ち寄ってEMS-ULセットを2組〈1組はご自身用でもう1組はお友達用)というご依頼があり、日程がかなり微妙ながら、お引き受けしたわけです。(1週間程度前) ところが、最後のEMSハウジングが加工中の事故でオシャカになり、おお慌てで次のロットの塗装を発注し、その塗装が上がったのが今日の午後でした。^^; ドイツからお見えいただくのは、多分一期一会、少しでも多くの製品を見ていただきたいものです。SWAROVSKI-X95-BINOの最後の部品のアルマイトも今日、完了したので、明日早朝に組み立てて一緒に待機するつもりです。^^

 



Center Mount for another 125SD-BINO / 125SD-BINO用中軸架台

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A pair of dovetail holders set back on to each other is the fundamental structure of the vertical unit of the Center Mount. You will learn the mechanism by retracing back the related articles that had been posted for many times here.

The unique point is that the dovetail-holder pair also act as a vertical axis as a result of being combined with each other on their back. That has contributed to its ultimately thin structure(19 mm), that brings about the drastic optical advantage on the binoscopes.

詳細はこのコーナーで繰り返しご説明していますが、この中軸式架台の垂直回転ユニットは、1組のアリミゾを背中合わせに合体させた構造になっています。 しかも、そのアリミゾが対として垂直回転軸を兼ねている点がユニークなところで、その極限までの薄さ(19 mm)を実現しています。



Mirror Processing / ミラー加工(EMS-UL)

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Diagonal mirrors for Newtonians  are not necessarily suited for the use of EMS.  EMS larger than -UM require the mirrors to be trimmed to the right shape to be loaded properly in the standard (smaller)  housing.

The processing of the material diagonal mirror consists of three stages.

The first stage is the tape protected original mirror.

The second stage is the milled outline by machine. Note that the longer axis should not be lessen.

The third stage is the edge trimmings by the manual grinding machine by my hands. It is lather painstaking task.

ミラー加工の工程を初めて、(特別サービスで^^;)ご紹介します。

最初は素材斜鏡面の保護から(stage-1) → 次に外形加工(自動機械)(stage-2)

→ 最後に専用のグラインダー(ダイヤモンド砥石)にる手加工で両尖端裏側のエッジ加工(顎削り)(stage-3)

の順です。 自動機械の工程も騒音を我慢しながら、大量の流水や砥石の消耗を気にしながら結構長時間待たされる辛い作業ですが、最後の手削り工程は、正に”業”と言える辛い作業です。 ただ、昔はメガネレンズは全てガラスであり、自動機械がなかった頃は、メニスカスのレンズを”かぎ箱”という、ベースに固定する1本の太めの鉄棒と少し上の支点の回りに自由に回転するもう1本の細いい鉄棒にレンズを挟みながらフレームの形に削り出していました。 固溶体であるガラスの物性を利用して、レンズを砕くというよりも、縁をむしり取って行く感覚で、この時代の数少ない生き残りの私は、メニスカス状のガラスレンズをどんな形状にでも削れる名人でした。丸い形状が一番楽で、(昔は稀だった)直線的な玉型は困難を極め、下手な人がやるとよくレンズを割ったものですが、私は興味本位で三日月型にレンズを削ることも出来、眼鏡学校のクラスメートや教官を仰天させていました。^^; ちょっと脱線しましたが、ガラスを切削したり削ったりするのは、辛い仕事ながら、私にとっては魚が水中を泳ぐようなものです。^^;

 



EMS housings ready to be painted / 塗装工程へ

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I must hurry to finish the new lot of housings for the German client coming to visit me next Wednesday. It is as if I were on a tightrope.

来週の水曜日に当方でお引渡しするEMS用に間に合わせないといけません。 ドイツからわざわざ引き取りに見える方を空振りで帰らせるわけには行きません。 塗装済みのハウジングをやっと確保していたのですが、急いだせいか、タップを折れ込ませて1個をオシャカにしてしまい、大慌てで次のロットを仕上た次第です。



SWAROVSKI-X95-BINO on Center Mount / 軽量中軸架台

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Now, the total portability with the mount is achieved.  COG dilemma is perfectly cleared.

(* COG= Center Of Gravity)

対物ユニットを全く見ずに中軸用マウントをお送りしたのですが、干渉部があり、結局対物ユニットをお送りいただくことになりました。

機構部の幅を詰める改造と、要所のトリミングにより、干渉が回避でき、最小眼幅(60mm)まで行くようになりました。

並行して製作したEDT80-BINOの経験から、中軸マウントごと一体で運用できることが分かったので、これより、着脱可能な運搬用ハンドルユニットを製作します。(操作ハンドルがあればさらに良いですが、これはOPTIONで承ります。最近のBINOと同様に、アリミゾの底にはファインダー台座が取り付くネジ穴を施工しています。(ハンドル&ウェイトユニットはそこに取り付く)



EMS housings in the processing / EMSハウジング加工中

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The stock of the EMS housings is running short, and another lot is being processed.

EMSハウジングの在庫がほぼ払底し、至急整えています。 昨日から今朝にかけて、M2タップ用の下穴1.6mmφを、6×2×60=720箇所施工しました。



EDT80-BINO, further explanations / 補足説明

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I would like you watch my website more carefully. My website in total is a kind of “User’s Manual” that must not be read as the slanted scan.

EDT80-BINOの新機構について、まだご理解いただいていない節があるので、補足させていただきます。

工程を最初から辿ってくださっていればご理解いただけると思いますが、この架台は、2本〈3本)のステンレスシャフトが平行に保持されただけの、極めてシンプルな構造になっています。 このシャフトが眼幅調整のガイドであり、また鏡筒のセッティングのベースにもなっています。 右の鏡筒をスライドさせて眼幅調整を行うのが基本ではありますが、左鏡筒の初期位置が自由に選べるのも、特別な意義があります。最小眼幅時にアイピースやEMS同士が衝突しないように設定することも可能です。 上の一連の写真をよくご覧いただき、最小眼幅用のリミッターや左鏡筒が自由に初期設定できることの意義をご理解いただけましたら幸いです。

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It can be carried in a body with the Center Mount.

写真のように、架台と一体で運用できることが分かりました。 面板底部に設置したファインダー台座と前一杯に回転させたセンターマウントによって、ほぼ水平に置くことが出来ます。 将来的には、中軸架台の垂直ブラケットの底部をアリガタにしておき、水平回転部の天部にアリミゾを設置してそこで着脱することも考えられます。



EMS-US BINO SET / BINO用EMS-USセット

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EMS-US set only for Taiwan.

There are two kinds of jointing way in EMS series, and EMS-US/UM takes the “female jointing way.

台湾への納品は久しぶりですが、EMS-USセットのみのご注文です。

これを機会に、ハウジングのオス接続とメス接続についてご説明します。 ミラーが大きい場合は、ハウジングの空間利用に有利なオス接続を採用しますが、EMS-US/UMでは、メス接続を採用しています。これですと、ジョイント用のテーパフランジが眼側のミラーハウジングの中に侵入し、接続ロスがほとんど出ません。(フランジのツバ厚の2㎜のみ)

第1(望遠鏡側)ハウジングの3方のセットビスは、今回はダミーですが、眼幅ヘリコイドをセットする際には、ここも使用します。(眼幅用ヘリコイド(標準)の両端は、外径2インチのテーパフランジになっている。)



Handle Unit attached (15cmF5-BINO) / ハンドルユニット設置

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Handle unit is attached.

The frequent posting these days might make you think binoscope making is such an easy task. But it is only true when most of the parts are preliminarily made and stored.  I would like you to  know there is also a period of the preparation for the parts. It is hard and impatient period.

Now. many of the parts are running short, and I have to start making them. The standard EMS housings are also running short, and I must hurry to finish it.

15cmF5-BINOのお引渡しが近いので、ハンドルをセットしました。

さて、最近、極めて順調にBINO作りの工程が進んでいるように見えますが、それは、パーツ類を以前にまとめて製作しておいたからに過ぎません。(製作したのは全て私^^;) ここに来て、あらゆるパーツの在庫が底を突いて来ました。 標準中軸式架台もあと1台分のパーツしかありませんし、それよりも喫緊に加工すべきは、EMSの標準ハウジングで、標準色と黒のハウジングを急いで整えないといけません。(ダイカスト品は大量に確保していますが、穴加工と塗装(塗装は外注)をしないといけません。)

 



Aesthetic Finish / ハンドルベースの仕上げ / minus AD for the focuser

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There are tasks of no contribution to the function, but very important in the aesthetic sense. Compare it with the photo of 1/10 and think what is different.

機能とは無関係であっても、美観のために大切な仕事もあります。 今日までに投入して来たエネルギーの大半は後者のためと言っても過言ではないと思います。 今日は、そのほんの一例をお示ししました。

(今後の限られた時間は、そうした価値観が共有いただける方のために使いたいと思っています。)

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ついでにフォーカサー用のマイナスアダプターもご紹介します。 こうすれば、かなりのバックフォーカスを追加確保できるわけです。 見えないところで、鏡筒パイプとフォーカサーが互いに侵入して交差するわけです。(面板が仲介していることは、ご説明までもないでしょう。)



Center Mount for the SWAROVSKI-X95-BINO / 軽量中軸架台仕様マウント

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This is the prototype Center Mount specialized for the SWAROVSKI-X95-BINO. The client will replace the Mount from his original one. The result will be shown here in due course.

( I am sorry that I can not cater to your request for the module parts only such as the EMS specialized for the SWAROVSKI-X95 objective unit. The reason is the treatment is too critical for the novice manias.  The EMS specialized for the SWAROVSKI unit is done the acrobatic trick to save the light path to the limit that the mirror edge stands out so dangerously , and I can never trust that all of you can safely attach it to the scope. If you can convince me of your ability to treat the critical optical devices, there  might be the exception.)

SWAROVSKI-X95-BINO用の軽量中軸架台が完成しました。 対物ユニットをお預かりしていないため、一旦旧タイプのユーザーさんに送って換装していただき、結果をご報告いただくことになっています。

対物ユニットの固定、調整方法は、旧型の台座の方式をそのまま継承していますが、ついでにそのメカニズムを改めてご説明します。 対物ユニットのブラケットの擬似アリガタ形状(左右、前後とも)を利用して、アリミゾによって保持する方式です。 それだけですと珍しくないですが、右のアリミゾを横軸に配置し、眼幅の簡易調整を兼ねているところが独創的でしょうか。 また、左のアリミゾは、少し左右に振れるように、右のアリミゾは、少し上下に振れるようにアジャスタブルにしています。 詳細は画像をよくご覧ください。(当然ながら、右のアリミゾは左のそれに対して1㎜薄くしており、アリミゾ底面の高さが左右で変わらないように配慮しています。)

念のために、要所のみご説明します。 左のアリミゾの水平方向の微調整は、まさしく一般的なドイツ式赤道義の極軸体の方向調整と似ています。 ただ、ボスをテーパにし、左右のセットビスで挟む力の分力を、アリミゾをベース板に密着させる力に利用する点が工夫したところです。調整時には、前方のネジを半利きに少し緩めておくことは機械的な常識かと思いますが、仮に緩め忘れても、セットビスを強く締めれば微調整は可能でしょう。 左右のセットビスで挟むわけですから、片方を締める際には、事前に反対側のネジを緩めておくのは当然ですね。(←ここまで言わせますか。^^;) 右のアリミゾは、上下に角度を微調整できるわけですが、プレート裏側からの3本の引きネジと2本のセットビス(押しネジ)が関与していることがお分かりでしょうか。アリミゾの手前の下部の隙間は変化させずに、前側の隙間だけを調整して右鏡筒を微妙に上下に角度調整させるわけです。(誤解があるといけないので付け加えますが、上記アリミゾの調整は、BINOの製作組み立て段階で必要な作業(マツモトの仕事^^;)であり、ユーザーさんが観測の都度必要になるものではありません。使用中に必要になる調整があるとすれば右のEMSのX-Y調整のみであることは、他のタイプのBINOと同様です。)

(対物ユニットが手元にないので、クランプネジの長さが決まらず、元のネジをご使用いただくことにしました。(クランプネジが写真に写っていない理由))

(こうしてモデュール化が徹底したSWAROVSKI-X95-BINOですが、以下の理由により、原則として、モデュール販売はいたしません。 それは、光路長を極限まで短縮するために、EMSのミラーエッジが際どく端面から突出しているためで、特化したEMSのセッティングを皆さんにお任せする気になれないためです。 原則、(SWARO-BINOに限っては)完成品BINOの受注のみ受け付けています。)

 



EDT80-BINO preliminarily assembled-2/ 仮組立-2

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The eight spacers between the shaft holders and  plates proved so effective not only for the adjustment of the gravity center but also for the fine initial collimation. I dared to mark all of the spacers for the users not to wrongly assemble after disassembling for some reason.

予想通り、シャフトホルダーと面板の間のスペーサーは重心調整と初期の光軸調整に功を奏しました。 旋盤で薄紙を剥がすようにスペーサーの高さを調整して追い込むわけですが、不用意にユーザーさんが分解されますと、初期の光軸を再現しませんので、分解したい場合は、スペーサーを入れ替えないようにお願いします。 初期のEMS-BINOを某代理店さんが不用意に分解され、まだリミッターのなかったEMSのノブの調整域で合像しないのをBINOの欠点のように主張されて困惑したことがありました。(その後も問題行動が目立ち、その代理店さんとは早々にお別れすることにしました。)

というわけで、注意を喚起するために、敢えて全てのスペーサーを画像にマークしました。 今回はアルマイトに出す前に全てのスペーサーにナンバーを刻印しておこうと思っています。

素材鏡筒のEDT80(標準フォーカサー)は、バックフォーカスが130mmで、EMS-UL使用には20mm以上足りないため、当初はフォーカサーを撤去し、代替の摺動機構(製作)と交換する予定でしたが、急遽、マイナスアダプターの妙案が出て、純正フォーカサーを利用した次第です。 鏡筒パイプ内径よりフォーカサー外筒の外径が小さいことに着目し、フォーカサー外筒を鏡筒パイプ内に少し挿入させることで丁度良いバックフォーカスを確保しました。 もちろん、それ以前に、ブラケットを兼ねたフランジを撤去しているので、その両方の合算で160mm程度のバックフォーカスが確保できたということです。(マイナスアダプターによってフォーカサーが大分中に入りましたが、口径はケラレていないようで、ドローチューブの切断は免れました。)



EDT80-BINO preliminarily assembled / 仮組み立て

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以前にEMSのみをお求めいただいていた方のBINOです。 通常のBINO作りと並行して行っている新規開発の prototype で、通常のBINO製作とは別路線でやっておりますので、ご理解くださいませ。 まだ重心調整等と一部部品のアルマイト加工等が残っていますが、まずは仮組立してみました。



Flange processing / フランジ加工-2(15cmF5-BINO)

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Here are the unique way of the 3-inch focuser to be set on the flange. It is a surprising but a very reasonable solution which gives a rigid and exact connection of the flange and the focuser, and additional back-focus as the blessed by-product.

ニュートン反射用の3インチフォーカサーの四角台座を撤去した末端は、逆テーパの形状であり、当初は困惑しましたが、むしろ、15cm鏡筒のテーパフランジと絶妙の相性でマッチすることが分かりました。 一連の写真の通り、フォーカサーをフランジの反対側から挿入し、フランジのテーパ面に施工した3つのセットビスでフォーカサーの端部テーパ面を押すことで、その分力がフォーカサーの自動的なな軸出しを実現するわけです。 当然ながら、セットビスを少し緩めれば、フォーカサー全体を自由に回転できるという絶大なメリットもあるわけです。 追加のバックフォーカスが大きく稼げるというありがたい副産物も、上の写真をご覧いただけば自明と思います。