APM123APO-BINO(self made) 自作

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Good news to report! The 123 apo binoscope has been finished and it is just awesome. I thank you for your wonderful products and helpful guidance throught my making!

Range,  China

Comment by Matsumoto / (管理者のコメント)

Congratulations on your finishing such a fine binoscope!

I would like to extend my best admirations on your excellent craftsmanship and effort in conquering the language barriers.

(The author is posting his reports in “Cloudy nights forum“.)

EMS-ULSセット(ヘリコイド目幅調整仕様)のみを求められて自作されたBINOですが、非常に完成度の高い、見事な作品です。CLOUDY-NIGHTSフォーラムにも詳細を投稿しておられるので、ぜひ参照してみてください。

 



Coaxial Focusers, prefect! / 同軸フォーカサー、完璧!

 

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Now,  I will announce the epoch-making coaxial focusing system!

昨日の対策を施し、完璧になりました。^^

同じクレイフォード式でも、ドローチューブではなく、シャフトの方を押しネジでロックするタイプのフォーカサーには、この方法での視度差補正は利用できません。 また、ラックピニオンタイプもこのロック&スリップの方法は利用できません。しかし、それらには救いがないかと言えばそうではなく、IPDヘリコイドでも視度差補正は完璧に行えます。(IPDヘリコイドによる視度差補正が見口の高低差に反映される量は、一般的な見口ヘリコイドによるフォーカシングの影響の1/2に過ぎません。それは、IPDヘリコイドが視線に対して常に60度の角度をなしているからです。(COS60°=1/2))

(もちろん同軸アダプターにクラッチ&ブレーキ機構を設ける方法もありますが、ちょっと工作が複雑になります。)



10cmF10ED-BINO completed / 五藤10cmF10ED-BINO 完成

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The largest F-numbered, F10, binoscope is completed.  The coaxial device on the focusers will be added in a couple of days.

最長F値(F10)のBINOの完成です。地上風景を見ると、確かに、「Fが長いことのアドバンテージはこんなにも・・・」と久しぶりに驚かれるコントラストの高さでした。また、初期の光軸もはるかに合わせやすいと言えます。(一般には逆に誤解されているようですが)

二枚玉でヘッドが非常に軽く、EMSとアイピースをセットすると、予想以上に鏡筒を前にセットでき、長筒による振り回しの不便さ(具体的には仰角による接眼部の高低差)は払拭できました。もちろん、ウェイト(&ハンドル)システムも功を奏しています。

アルマイトが予想より早く仕上がったので、30日の納品までにじっくりとフォーカサーの同軸化に取り組むことが出来ます。予測では、この加工が一番簡単なはずです。^^

同日追記:

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フォーカサーの同軸化、あっさりと成功しました。同軸化後に片方だけのマイクロフォーカサーで左右のドローチューブが同時に正常に動くかどうか心配していましたが、杞憂でした。右ノブ、左ノブ、中央の太いジョイント(これからローレット加工の予定)、どれを回しても機能します。

ただ、ここで一つ問題が発生しました。それは、このフォーカサー自体の出来の問題です。クレイフォード式の原理を理解している方が上の写真をご覧になれば、おや?と気付かれると思います。ドローチューブを直接ロックするローレットネジの位置が明らかにおかしいのです。設計ミスか施工ミスと思われます。この目的のクランプネジであれば、反対側の4個のベアリングの中間辺り(水色の矢印)にセットすべきなのですが、何と、4個のベアリングからほとんど外れそうな端っこ(赤い矢印)に配置されているではありませんか。

メカに暗い方は理解できないと思うので、例え話をしましょう。キャスター付きの机があるとしましょう。キャスター自体にはブレーキは付いていないとします。その机が床面上を自由に滑らないようにするには、何らかの方法で机を床に強く押さえ付ける必要がありますね。あなたは、どこを押さえますか。当然、出来るだけ机の中央を押さえますよね。もし、脚よりせり出した机の端を押さえたらどうなりますか? そうです、反対側が持ち上がりますよね? ちょっと回りくどくなりましたが、当フォーカサーは、クランプネジを締めると、ドローチューブは昔の粗悪なフォーカサーよろしく、張子の虎の首のように首を振るのです。これが部品メーカー(台湾)はもとより、国内の老舗のメーカーのチェックをスルーしたことが信じられません。

さて、解決策ですが、クランプネジを水色の矢印の位置に移動すれば、万事解決するはずです。 これには、依頼者の方の合意が必要です。納品時に相談してその場で対処しても良いですが、奥様同伴のようですので、作業を待たれるのは退屈かと察します。大至急ご回答いただけましたら幸いです。

今回のフォーカサーの同軸化ですが、原理的には大成功でした。クランプさえ改善すれば、視度差補正も完璧です。(現状でも視度差補正は可能ですが、先述のように、不快なドローチューブの振れが生じます。)

最後に繰り返しますが、クレイフォード・フォーカサーの原理は極めて単純明快なもので、原理に基づいてツボを押さえて作れば、たとえ素人の自作であっても、動作時、クランプ時共に、ガタや首振りは原理上起こり得ないのです。定盤上を動く物理実験用の台車のような物ですから。一般の天文マニアのメカに対する弱さには目を覆うばかりですが、メーカー、販売店も似たようなレベルとなると、困ったものです。

(文中のリンクは同じ投稿日の記事が全て表示されますので、該当記事を選んでお読みください。)

 



EMS-UL set for the 10cmF10ED-BINO/ EMS-ULセットが完成

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The recommended “D” for the EMS-UL with standard IPD-Helicoid is 160mm, but this time the “D” is set 170mm. The additional lateral shift of one side is 5mm, but the projection to the optical axis should be multified by squre-root and that ends up 7mm spacer.

標準のEMS-UL(ヘリコイド付)セット(延長筒なし)の推奨”D”は160㎜ですが、今回の中軸架台仕様の10cmF10-BINOは170㎜になるため、片側で5㎜、EMSの横シフト量を増加させる必要があります。それでは5㎜スペーサーを追加すれが良いかと言えば、そうではなく、光軸方向の目幅方向への射影は(1/√2)倍なので、約7㎜のスペーサーの追加、というのが正解なのです。

さて、スペーサーの製作ですが、旋盤の構造を知らない方には理解できないでしょうが、旋盤のチャックの爪の高さ(深さ:当方の爪の深さ=8㎜)より短い(薄い)スペーサーの加工はちょっと厄介なのです。

また、ヘリコイド末端のテーパフランジの高さ=6㎜あるため、延長スペーサーには、6㎜以上の挿入クリアランスが必要なのです。それらを満たすために、結構ハードルの高い関門を独創的な工夫によって超えているのですが、多分理解できないと思うので割愛します。

同日追記: さきほどアルマイトが完了しましたので、明日にはBINOを組み立てる予定です。(いよいよ完成)

 



I am not a “Handyman”! / 便利屋ではないよ!

Dear local Mr.”URASHIMA TARO“s ,
Please don’t take me wrong when I reject your requests of machining chores for the
assistance of your planned DIY.
Those who know my recent state by my website would never ask me for such chores, but the dear local Analog men do not seem to know that.
親愛なる地元の「浦島太郎」の皆さんへ、
 汎用プレートへの穴開け等の簡単な加工は極力その場でお助けして来ましたが、ポンチ絵の複雑な自作加工プラン(しかもEMSとは完全に無関係)を持ち込まれても、とてもお手伝い出来ませんので、どうか悪く思わないでください。「友情を壊さないために何としても・・・」ということもあり得ますが、そんな時間的な余裕はないのが実情なのです。同じことを許していたら際限がなくなるのです。
心躍るような新鮮なプランであれば、手元の仕事をうっちゃてでも協力しますが、50年前に流行ったような加工のお手伝いは、何も私でなくても、町の加工屋さんにご依頼ください。 私は便利屋ではないのですから。


F10-ED-OTAs are preliminarily loaded / 鏡筒仮搭載成功!

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Another innovative plan of this binoscope is the “Coaxial driveshafts of the focusers”. Those who are familiar with the mechanism of Crayford Focuser will easily understand the effect of this plan. The inherent feature of “lock and slip” on the drawtube will even enable the individual adjustment either.

中軸架台のクランプレバーが架台本体の厚みよりもわずかに張り出していたため、鏡筒間の隙間をうまくくぐるかどうか心配しましたが、問題なくセットできることが分かりました。この記事を投稿次第に分解してアルマイトに出さないと、月末の納品に間に合いません。^^; アルマイト待ちの間にEMSを組み立てれば、滑り込みで間に合いそうです。^^

一体構造のメリットを活かした、このBINOの最大の目玉は、フォーカサーのドライブシャフトの同軸連結です。センターフォーカスを実現すると同時に、特筆に値するのが、左右の視度差補正すら極めて能率的に鮮やかに可能にすることです。クレイフォード・フォーカサーの原理構造に詳しい方はすぐにご理解くださるでしょうが、片方の(合焦が完了した)フォーカサーをロックすれば、そのフォーカサーはシャフトが空回りするので、同軸連結した反対のフォーカサーのドローチューブのみを動かすことが出来るということです。 これもコロンブスの卵ですが、「自分も前から知っていた。」というのは卑怯な後出しジャンケンですからね。^^;



10cmF10-ED-BINO almost completed / ほぼ完成!

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GOTO 10cmF10-BINO is almost completed.

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中軸架台の左側のアリミゾだけで固定しますが、BINO本体は完璧にシンメトリックに保持されます。

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片手で撮影したため、ハンドルがカメラに少し近付き、アリガタベースとスケールが違って写ってしまいました。 ハンドル側の位置決めボスと、ローレットネジに脱落防止の配慮がなされている点を補ってご覧ください。

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BINO本体は左右の重心でセッティングできるように配慮しています。

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アリガタの裏側から見たところ。前後に十分な移動域を確保しました。(アリガタを目一杯に前に出すと、左下のベース金具が天頂時(高仰角時)に垂直ユニットのブラケットと干渉するので、注意してください。(それを見越して、アリガタは長めに余裕を持たせてあります。初期の鏡筒セッティングで重心位置を配慮しておけば良いだけのことです。

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コロンブスの卵ですが、この極めてシンプルな部品を、BINO側に固定せずに独立化したことで、今回の「一体型BINO on Center Mount 」が実現しました。

さらに、中軸架台は標準仕様のため、鏡筒独立タイプの複数の鏡筒ユニットと架台を共有することが出来ます。今日は気軽に8㎝一体型BINOをセット、明日は頑張って15㎝独立鏡筒をセット・・等々、応用は限りありません。

 



Framework of the 10cmF10ED-BINO / 枠組みの仮組立

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Framework of the 10cmF10-BINO preliminarily assembled. The span of two eyeglass plates may look too long, but it is necessary to have enough spacing for the adjustment of gravity center by a dovetail. The Center Mount will be placed between the glass plates.

フレームの基礎部分を仮組立しました。2枚のメガネプレートの間に中軸架台を収納するようにセットし、アリガタによる前後(重心)移動のストロークを十分に確保すると、このくらいのプレート間隔になります。取っ手の下のベース金具が分厚い理由は、この後のリポートまでお待ちください。

アリガタは、このフレームには常時セットしません。 長めのアリガタの両端にこのフレーム(もちろん鏡筒もセット済みとする)をセットするためのベース部品を取り付けた独立仲介部品を、事前に中軸架台の左(右)サイドにセットしておきます。

この写真では、ハンドルがベース金具に直接取り付いていますが、実際には、後で中軸架台のクランプレバーと干渉しないように、適当なスペーサーを中間に配置することになるはずです。前後のプレートを渡す部材は、ハンドルを除いて全て意図的に排除しています。それは、もともと不要なことの他、中軸架台への着脱時の干渉を回避しながら、D(鏡筒間隔)を最小限(今回は170mm)にするためです。

フレーム前後を数か所で補強プレートで渡してがっちりと剛体構造にするのは、アマチュアの自作例でよく見掛けますが、それは経験不足による無駄な構造であり、重量アップ以外の効用はありません。メガネプレートには本命の鏡筒が2本くぐってがっしりと固定されるということを忘れている方が多いので、どうしてもくどくて無骨な設計になるのです。極端な話、前後をつなく取っ手すら省いたところで、2本の鏡筒をセットしてクランプをしっかり締めれば、必要十分な剛性が得られることが分かっています。鏡筒自体も構造部を立派に担うわけです。さらに、無駄に前後のプレートを完全固定しないことで、左右の鏡筒の光軸の平行を初期に完璧まで追い込む自由度が得られるわけです。 蛇足ですが、プロの製作者を含めて、大型双眼望遠鏡の設計に対して、完全剛体であるべきという強迫観念から逃れられない方がほとんどですが、数十年のBINO作りの経験を経た私に言わせれば、それらは愚かな妄信であり、極論すれば、完全剛体としての精度剛性を目指すのは全くのナンセンスだということです。(因みに、日本の古参マニアや、ドイツの自作マニアにはそうした感覚の方が多いです。^^;) 天体望遠鏡用のアイピース自体が双眼用に設計されておらず、光軸を保証していないし、快適眼位にも著しい個性があることを考慮すると、完全剛体を目指すよりも、合理的な調整機構を準備することの方がはるかに重要なことです。EMSがその機能を完璧に備えていることを訴え続けて数十年、そろそろ喉が嗄れて来ました。^^;

(その完全剛体信仰の流れから、BINO計画初心者の方には鏡筒分割方式に対する光軸の再現性に対する懸念が強く、一体構造のBINOに固執される方が多い傾向があります。^^;実際には、光軸の再現性に一体構造、分割方式間の優劣はありません。)



The second class reunion / 5年ぶりの同窓会(高校3年のクラス会)

I attended the second class reunion of my highschool, after five years from last time, the day before yesterday.
I could not believe 46 years has past since our graduation.
I found another two guys had died in five years, but I was very happy that Ms.N who had had cancer surgery twice showed up with very fine looking.
The number of the participants was 19 out of 36 survivors, and 17 of us were together to the after-party which was held at a small snack bar managed  by only one woman, of only 13 seats. How do you think we managed the lack of the seats?  Several members who could not get seats voluntarily went behind the counter to serve us.
I and my loving bully were the last to leave the third party at the third place. As you imagine, the lapth of 46-years brought about “Reverse” of the physical advantages of us.

毎年集まる約束が果たされないまま5年が経過した後に、ようやく2度目の高三のクラス会が一昨日、地元で開催されました。物故者は2名追加で、生き残り36名の内の19名の参加でしたが、一番心配していた、癌に罹患していたC子さんがすこぶる元気で参加していたことでした。(後で、やはり彼女が今回の再会を強く促したのだと知りました。)

ほぼ全員の17名が二次会に行ったのですが、会場は幹事の行き付けの小さなスナックで、座席数はせいぜい13脚程度、どうなることかと思ったら、席にあぶれたメンバーが自発的にカンター裏に回り、自ら給仕して全員収容。^^;
別のスナックでの3次会に最後までいたのが、私(かつての〝のび太?”)と(かつでの”ジャイアン”だった^^;)W君で、店を出たのは25時過ぎでした。 私はそうとう朦朧としていて、三次会の支払いをした記憶がないし、W君(大阪市在住)はホテルの逆方向の私の自宅までタクシーで送ってくれました。 「ゴメンねW君、借りは次回に返すからね。^^;」



Eyeglass plates in the making / メガネフレーム(10cmF10-ED-BINO)

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As you can easily imagine, a pair of eyeglass shaped plates will hold OTAs perfectly parallel. You might think the rims look too thin, but I know 7mm widgh and 12mm thick rim is enough for the purpose. Of course, the traditional way of clamping at the ear side closing will require thicker rim, but mine is the slit clamp at the center line of the bridge.

これで今回のBINO製作の加工の山場を越えました。

メガネフレームのリムが細いと思われますか? 大丈夫です。5mmくらいに見えるかも分かりませんが、幅は7mmで厚みは12mmあります。強度的に十分なことは経験上分かっています。 リムを智(耳側のメガネレンズを着脱するためのネジによる開閉部)で締める伝統的な方法ですと、リムは無骨なほど太くしないと都合が悪いですが、これから施工するクランプ機構は、ブリッジの中央にスリットを入れるスリットクランプなので、リムを必要以上に太くする必要はないのです。

(因みに、FPD=170mmなので、このメガネがマッチする人間のスペックを概算してみますと、身長 ≩ 4mくらいの大男となりますね。過去、現在、未来と、存在し得ませんね。(掛けメガネの場合、目幅(IPD)より少し広いフレーム目幅(FPD)を選ぶのが美観的に普通))

さて、ブリッジが中央よりやや上に配置されているのにお気付きでしょうか。不必要にシンメトリックを崩すことはしませんが、天頂時にピラーに干渉しないために必要な措置でした。そのためもあって、外見がさらにメガネに似て来ました。前側に配置するプレートについては、ピラー干渉の心配はないのですが、加工及び組み立てミス防止等の観点から、前後のプレートを統一しました。

(メガネの左右のリムを鼻で繋いでいる部品のことを”ブリッジ”といい、リムの耳側でレンズ着脱のために開閉する部分を”智”といいます。 この際、覚えておいてください。^^)



Eyeglass plates in the making(10cmF10ED-BINO) / メガネ型フレーム製作中

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This binoscope will be made integral structure and will be set on the Center-Mount which is the new challenge on the binoscope makings.

鏡筒が五藤光学の限定VERSION(F10)であったことと、成り行きから一体構造BINOで中軸架台仕様という、悩ましいスペックの製作をお引き受けしました。

メガネの玉の部分のくり抜きが完了しましたが、一般にこうした切り抜き加工の場合、アウトラインの加工の方が面倒です。まず、アウトラインの方が加工ツール(エンドミル等のこと)の移動ストロークが増大するので、マシンの可動域を超えることがあることが一点。もう一つは、刻々に変化する(さらに加工ツールが移動する)アウトラインに対して、どこを加工テーブルに固定するか、という問題があるわけです。分割して加工することになるわけですが、ワーク(被加工物)をどう固定するかでいつも頭を捻るわけです。(当方のCNCマシンでは、このくらいのサイズになると一筆書きでアウトラインを一挙に仕上げることは出来ません。ですから、原点の再現性を担保しながら、プレートを裏返したり回転させるための道具立てを考えないといけないのです。金属のフライス加工は加工抵抗が極めて大きく、ワークの固定が弱いと、大惨事につながります。危険な作業です。)



GOTO-F10-OTA cut short successfully / 無事に鏡筒短縮、末端ネジ切り

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This is the finished jig for the inner end thread processing.

これが、数回に渡ってコメントして来ました、旋盤のキャパを超えて長い筒の末端に内ネジを切るための治具です。使い方は、最初に右端の円盤だけをロッドに固定しておき、まずは加工したい側の反対の端部をしっかりと円盤のオスネジにねじ込みます。 次に左のフランジ状の円盤をロッドに挿入し、パイプの左端から挿入し、内径ネジが切れる程度の深さを確保してロッドに固定します。(加工するパイプとこの治具が一体となる。)

 

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Special gimic was required to make the thread holes on the end face of the long rod of 1-m!

意外に難航したのが、1mもの長いロッドの端面加工でした。当方には(恐らく大方の作業場でもそうでしょう)、1mもの長さの丸棒の端面への加工が可能なほどの巨大なボール盤はありません。加工としては極めて単純な穴開け、ネジ切り加工ですが、この治具を加工するための”治具”を工夫して、かろうじて加工に成功しました。(これが一番苦労した部分。^^; ご推察のように、治具には階層があるので、治具を作るための治具があり、その治具を作るために治具が必要になったりするわけです。機械加工の技術の神髄は、治具作りこそあると言っても過言ではありません。)

 

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The photo of processing.

少なくとも、この治具で問題なく長大なパイプの端部に内径ネジを施工できることが立証できました。チャックのすぐ前にゲージとなるオスネジリングを貼り付けておけば、途中でネジのはめ合いを確認しながら作業ができたのですが、このロッド露出部分の長さは最小限に保って加工中の剛性を最大限に維持したかったため、そうした物は全て排除して行いました。結果、後で随分と苦労をさせられる羽目になりましたが、まあ、良い勉強になりました。 上手になった頃には作業は終わっている、というのが初めての加工の常です。^^;

(本来なら、パイプの左端を治具を介して旋盤のチャックに固定し、パイプ右端を加工するのですが、それをするには、パイプ長よりかなり長いテーブルを備えた旋盤が必要になります。 また、チャッキングしたパイプの反対の端を加工するのですから、振れ止めが必要で、塗装済みのパイプには十分な養生等、余分な準備が欠かせません。 この治具の方法ですと、チャックの近くで施工できるので、振れ止めが省けます。チャック側の円盤が振れ止めに近い作用をしてくれるからです。)

 

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OTAs cut short.

73mmカットしました。撮影時の安定性から、鏡筒パイプは対物側が下になっています。 当然ながら、鏡筒は接眼側をカットしないといけません。(間違って対物側をカットしたら、内部の遮光リングを全てセットし直さないといけなくなるので、自分で鏡筒をカットされる方は十分にご注意ください。)

 

 



Jigs for the inner thread in the making / 内ネジ用治具製作中

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These are the main parts of the jig that will enable to lathe the inner thread at the end of the long pipe, which I quoted in the last report.

前回実験に成功した方法を実践するための(本番の)治具を作っています。 長いパイプの末端に内ネジを切るための構成部品で、ロッドとこの2点の部品の合計3点の部品で構成させるわけですが、写真の右の部品は、単体でパイプ切断時の治具を兼ねています。(パイプの切断時は、桁違いの切削抵抗がありますので前回ご紹介した特殊な内ネジ切りの手法ではなく、切断側のパイプエンドを治具を介して強固にチャッキング(旋盤)して作業します。)

(因みに、左の部品(単純なフランジ形状)と右の部品は、どちらがより長い製作時間がかかったでしょう? オスネジ加工が施してある右の部品だと思われるでしょうが、逆で、左の部品の方が4倍以上の時間がかかっています。(削る量が多いから) 治具完成までもう一息ですが、今日はもう集中力を使い果たしたのと、これより地区の町内会長会に行かないといけないので、この先は明日の作業です。)



Warning!! / 警告!!

門外漢の二次(三次)ユーザーさんのオークション出品EMS-BINOにはご用心を!

Yさん(元深海6500テストパイロット)所有のBINO(ウィリアムオプティクス8㎝)が事情によって二次ユーザー(というか所有者)のAさん(門外漢)からBさん(超門外漢)を経てネットオークションに出ています。

数年前にAさんが同BINOを当方に持参された際、明らかに何度も転倒させられた形跡があり、BINOの機能が破綻していました。無料で出来る限りの調整はさせていただきましたが、完全オーバーホールや部品交換が必要な旨を伝えたのでしたが、修理代を投資するだけの価値観をお持ちではなかったようです。数年後(1か月ほど前)にBさんが持参された状態はさらに酷く、折れたローレットネジ等は無料で交換させていただきましたが、破綻した左右の像すら合致させられませんでした。 さらに、鏡筒のフォーカサーも機能が破綻しており、手で強引に引っ張らない限り、ドローチューブが動きませんでした。

Bさんも、抜本的なメンテに投資する気はないとのことでしたので、「どうしても転売したいのであれば、鏡筒を別々に分解して、ジャンク部品として売ってください。 決してBINOとしてオークションに出さないように!あなたが困りますよ!」と引導を渡したのでしたが、約束を守らなかったようです。 このサイトをよく見ておられる方であれば、落札されるようなことはないとは思いますが、念のために警告させていただきました。

尚、あのBINOはテレビ番組に登場した物ではありません。(元Yさん所有は事実ですが。)

(テレビ番組に出ていたのは SCHWARZ12cmF5-BINOでした。12㎝の方は親族の方が引き取られています。)



Innovative lathing method successful / 画期的な加工方法の実験成功(旋盤)

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What do you do when you want to make the inner thread at the end of the longer pipe than the capacity of your lathe?  Contract it out to your Subcontractor?  Then what do you do with still longer pipe than the capacity of the Subcontrctor’s?

I have just found the innovative way of making inner thread from the opposite side. By using this method, there will be no limit of the pipe length any more for the capacity of your lathe. The above  are the photos of the preliminary experiments.  Assume it is the edge of the longer pipe. Tailstock should be removed in advance and swing rest will be set at the real processing.

旋盤のキャパを超えて長い鏡筒の切断端にオスネジを切るのは、切り落とし前にチャックサイドで先にネジを切ってしまえば何とかなることを以前にお示ししました

さて、末端内ネジの場合は、チャック付近に、つまりパイプの内側であり、回転しているチャックの内側にバイトをアクセスするのは、最高度のマジックでも出来そうもありません。(それが可能になったところでバイトが見えない。) しかし、今回、どうしても長い鏡筒の末端に内ネジを切りたいことがあり、頭を捻ってみたところ、奇想天外なアイデアが閃きました。

最終的な治具の材料は発注済みなのですが、実現性を早く検証したいので、有り合わせの材料で実験をしてみました。 結果は大成功でした。これはちょっとした旋盤加工の大革命だと思うのですが、いかがでしょう? ^^;

実際には、十分に長い(そして太い)シャフトを鏡筒内に貫通させてパイプの反対側のエンド(こちらも雌ネジ)に治具の傘部分をねじ込んでおきます(傘はそこだけでなく、ネジ加工部の近傍内径にももう一つ配置する。実験の写真では前者を省いている。)。当然ながら本番では(回転)振れ止めも併用します。今日は、取り敢えず逆向きからちゃんと内ネジが切れるかどうかの簡易な実験でした。 スピンドルは逆回転(かつ逆送り)でネジを切ります。したがって、メスネジ切りバイトは上下を裏返して固定しています。ネジ切りギヤは当然ながら、逆から切っても正ネジギヤのままで行えます。本来の戻しの回転でネジを切り、正転で戻すわけです。(本番では、テールストックは当然撤去しておきます。パイプ反対側にねじ込んだロッド付き治具は、加工抵抗でネジが閉まる方向であり、作業中に治具が緩む心配もなし。この方法だと、部屋に入るパイプならどんなに長くても内ネジを切ることが可能になります。)



Another lot of the standard Housings in the processing / EMSハウジング仕込み中

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Another lot of the standard EMS housings are in the processing. The casted housings are always full in stock for the need of several years, but some hundred of them should be processed to the painted products periodically.

ダイカスト部品は常に大量に確保しているのですが、時々一定数を塗装まで仕上げておかないといけません。塗装済みハウジングは十分に確保したつもりでも、気付くと在庫が乏しくなっているものです。最初にして最も手間のかかる端面のM2ネジの下穴(1.6φ)×12個所の工程が完了しました。



GOTO (gotoh) 10cmF10-BINO in the planning / 五藤10cmF10-BINO 設計中

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Not “Go-T0”, but “GOTO optics”!

This OTA is the limited version of 10cm/F-10 ED that is specialized for the planetary use.  It is so rare these days to find such a long OTA.

ここ数十年の単焦点志向の逆を突いた、五藤光学の10㎝F10EDの限定VERSIONです。長い鏡筒は加工上では悩ましいことが多いですが、依頼者の方の熱い思い入れにお応えしないといけません。



Should any measures be taken against laymen-visitors? / 門外漢対策は必要?^^;

Were you always happy with laymen who visited you to look through your EMS-BINOSCOPE?
I wonder if it is only I that sometimes feel a bad aftertaste after showing my binoscope to the leymen visitors.
I know I should not expect leymen to have the same level of the sense of value on the binoscopes or the star watching.
But there may be some limit I can tolerate.
Yesterday, one of my leyman-friend asked me to show the closest Mars with my binosocpe.
And he appeard to my place on the appointed time, but not alone, with a large Dog. And the Dog tethered to the fens by the sidewalk was barking at every passer-by…..
「自分のBINOで多くの方と感動をシェアしたい。」と考えない方の方が少ないと思います。 しかし、門外漢の方に見せた後で、なんとなく消化不良というか、まずい後味を感じることはないでしょうか。
 門外漢の方々は、「星を見せてもらう・・」ということは「花火大会を見物する・・」のと同じ物見遊山の乗りのようで、それはある程度仕方のないことだと思っています。 動き回る子供を諭さない母親等も珍しくありません。 しかし、昨晩は「何だかなあ~」という体験をしました。^^;
 門外漢の知人の方が、「今夜接近中の火星を見せて欲しい・・・」とのことで約束の時間に当店の前に現れたのですが、同伴していたのが娘さん(後で来られた)ではなく、何と、大型犬(洋犬の雑種(メス))でした。歩道脇のフェンスに括られた犬は、通行人に常に吠え掛かっていました。^^; 私は元来犬も猫も大好きですが、時と場合があります。^^; ハグする余裕はありません。 犬の散歩を兼ねた火星見物でしょうか??^^;
 この例に限らず、EMS-BINOは子供や門外漢に見せる物ではないかも分かりませんね。^^;
大きく異なる目幅、身長の不特定多数の門外漢の方々には単眼用の機材がむしろ適しますね。
今度は門外漢用の機材を工夫してみようかな?? そうだ、今度はEMSを左右逆に取り付けて、片方を低倍でモニター用にしてみよう。^^;


First light at Mars with the new FS102-BINO / ファーストライト

102flight

Before the delivery to the client, I had a chance to try the FS102-BINO on the Mars, Saturn and Jupiter last night, with the thrilling satisfaction.

Just in front of my shop took place the small but hot Star-Party on the street, which was started by me and my training partner, Mr.K, and the lucky passers by. They had never missed “Wow!!” with excitement.

Not only the beautiful planets themselves, the wifi monitoring system on iPhone-6 with SkySafari and AAS-2 also gathered their attentions and surprises.

昨晩は(アームレスリングの)トレーニングパートナーのK君(K君は天文マニアではないものの、某国立大学理学部(及び大学院)で数学を極めていたことが判明)と、当店前の歩道上でFS102-BINOのファーストライトを慣行しました。昨晩は見事な快晴で、木星、火星、土星が一挙に見られるという稀有な経験が出来ました。MAGELLAN10mm,80倍と2.5倍バロー併用の200倍で見た木星は圧巻でした。また傾斜センサーとSkySarariによるiPhone6でのモニタリングも実に的確、便利でスリリングでした。ドットファインダーと併用すると、200xでも上記惑星間が往復導入でき、MAGELLAN10mm(100°/80倍)単体だとほぼiPhoneのモニターだけで導入できていました。 たまたま通りかかったラッキーな通行人の人たちも交え、小さいながらも充実した路上スターパーティーとなりました。