Be initiated into Armwrestling / アームレスリング入門

I had the first chance to get lectured by the powerful armwrestlers at my trainning gym yesterday.

 去る3月27日に第4回オール山陰アームレスリング大会に、全くの(試合も練習も)未経験で参加して、初戦敗退し、実戦練習の重要性を痛感したものの、自分の所属筋トレジムはもっぱらボディビル志向で、アーム台はあっても(アーム台はカバーをかけてジムの隅っこに格納してあり、存在すら最近まで知らなかった。)オウナー自体がアームレスリングに興味がなく、アームレスリングの練習環境はずっと皆無でした。
そんな中で、アームレスリング大会参加募集のポスターがジム内に貼ってあったのは矛盾でしたが、ボディビルコンテストが隔年でしか開催されない山陰地方の事情から、やや思い付きで参加してみた今年のアームレスリング大会でした。
大会1か月前より、ネット上の関連情報やYOUTUBEを見まくり、アームレスリングにすっかりはまってしまった次第です。
 初めてアームレスリング大会に参加してみて、1か月ほどのアーム用(と信じる)ウェイト・トレだけで通用すると考えた愚かさを反省したわけですが、初戦の相手が結果的にその階級(70㎏級)で優勝したことと、その対戦が結構拮抗したこと、またその対戦者がその後の対戦でほぼ秒殺で勝ち上がったこと、試合後の優勝者に「優勝おめでとうございます・・・」と声かけした私に(リップサービスもあったでしょうが^^;)、「あなたと手を組んだ瞬間、感触からむしろ自分は負けると思いました。あなたは本当に強くて驚いた・・・」と逆に言ってくれたことは、希望につながる体験となりました。 また、初戦の最中、解説者が 「おおっ、拮抗していますね。恐るべき64歳!」とアナウンスしてくれたことでは、”64歳の素人(初心者)が優勝候補とまともに勝負できる訳がない・・”という一般的な予想の裏返しだと理解しました。
初戦敗退後も試合は最後まで観戦しましたが、”餅は餅屋”という諺通り、地元のプロレスラーや、世界大会クラスのウェイトリフターたちが、体格ではるかに劣るアームレスラーに次々に秒殺されるのをまざまざと見せられ、実戦経験がいかに必須であるかをさらに思い知らされたのでした。
 試合後も、私のジムでアームの実戦練習の環境が整うことはなかったのですが、念ずれば通ずるのか、一昨年の鳥取県大会(アームレスリング)の80㎏級優勝者の方が昨日、練習仲間3名を伴って我がジムを訪問してくれ、初めてアームレスリングの実戦練習が叶った次第です。当然ながら、全国大会クラスの80㎏級の方の強さは体格も含めて桁違いでしたが、アームレスリングのコツを惜しみなく伝授してくれました。同伴者の方々も比較的細身ながら、強い方ばかりでした。
このアームの一団は、普段は会社の施設(アームレスリング設備がある会社とはビックリ)で練習しているそうで、当ジムへの入会も検討中だそうで、確定ではないものの、少なくともこうした方々と交流できたことで、昨日は実戦練習に道が開けた特別な日となったわけです。
 因みに、上記リーダー各の方に素質を褒められたものの、課題は多く、昨日がアームレスリングの入門日だと認識しました。 好感としては、私の腕の長さ(リーチ179cm)はアームレスリングにはアドバンテージなのだそうで、腕が長めのそのリーダー各の方よりも、肘から指先の長さで、中指の第一関節分くらい私はさらに長かったことを確認しました。


Another 15cmF5-BINO completed / 完成!

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やっと完成しました。 これよりハンドルを設置します。

5/1にお引き取りの予定ですので、今日より4/29までがご見学いただく好機です。(4/30にはすでにご予約があります。)



Another 15cmF5-BINO near completion / 完成間近

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EMS-UXL SET is already completed, and another 15cmF5-BINO will be completed soon.

あとフランジ加工が完了すれば、15cmF5-BINOの完成です。(EMSはすでに完成しています。)



OTA pipes in the processing(15cmF5-BINO) / 鏡筒パイプの加工

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OTA pipes of 15cmF5-BINO are in the processing. I am sure very few of you would understand how  crutial it is to make the holes on them  for the carrying handle and the dobetail. Drilling itself will end in a second, but the most careful preparations should precede.

鏡筒パイプへの穴開けは一瞬の作業ですが、穴位置の精度は極めて重要であり、事前の準備が結構大変です。 この辺のところをご理解いただける方はごく一部ではないかと思っています。^^;



EMS-UXL for 15cmF5-BINO in the making

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EMS-UXL for the 15cmF5-BINO is in the making.

大変お待たせしてしまいましたが、15cmF5-BINOに着手しています。



Borg100-BINO (self made) 自作

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I have just received a hot report from my client who had successfully assembled his BORG100-BINO with the EMS-UL set. (Matsumoto)

EMS-ULセット(時間差で左右をお求め)を使用して、BINOを自作された方から、完成のメールを頂き、当コーナーへの掲載を快諾いただきました。

BORG100(アクロ)BINO(自作)

先般、一月以上前ですがEMS-UL (R用、X-Yノブ付き)を購入したものです。
以前いただいたアドバイスに従いBINOの作成、稼働ができましたのでお礼も込めご連絡させていただきました。その節はいろいろごお教えいただきどうもありがとう ございました。

BINOにつきましては画像のように製作というほどのものではない、ただアルミプレートに穴をあけて2本の望遠鏡を固定しただけのものではありますが、シンプルな構造ゆえ操作的に不安がない剛性十分なものになりました。
取り付け穴の余裕を利用し64mm-65mmの範囲で目幅調節が可能で、かつ光軸水平方向の調節もうまく行うことができております。
垂直方向の光軸は鏡筒の脱着を行ってもほとんど狂うことはなくとても軽快な構造です。

光軸調節についてはともかくX-Yノブでの微調節がとても分かりやすくそのおかげで鏡筒の着脱などもストレスなく行うことができているとつくづく感じます。

多少不安な点としては、主にBORGパーツに起因しますが、EMSユニットを固定するのが現状2点止めで接眼側の重みをどこまで受け止められるかがあげられます。
いずれこのパーツに穴をもう一つ加え、3点で止められるようにしようと考えています。

また今使用している雲台はビデオ用のもので古いものではありますがとても快適に操作できているもののこれ以上倍率を上げる場合には(今のところ倍率をあまり上げることは考えていませんが)は剛性の高いものに変える必要があろうかと感じております。

以上、このたびは双眼正立での快適な観望へお導きいただいたこと大変感謝しております。
またなにかご相談することなどあろうかと思いますがよろしくお願いします。

静岡県御殿場市 江村

管理者のコメント;

目幅調整機構を省いたシンプルなBINOです。 機能を欲張らずに、的を絞ったプランが功を奏した好例かと思います。

簡単な工作手段でも、ちゃんと使えるBINOが実現することを改めてお示しくださいました。 ツボを押さえさえすれば、BINO作りは難しくありません。 より多くの方がBINOの自作に挑戦されることを望みます。(いずれ、当方もEMSの供給のみに業務を絞る予定ですので。^^;)

江村さん、この度はタイムリーなリポートをありがとうございました。 また続報がありましたら、よろしくお願いいたします。^^

 



final assembly of the Center Mount / 中軸架台組立(2台)

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Two pairs of the Center Mount are completed at last.

やっと完成しました。

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Now, the diameter of the bottom boss is shifting from 60mm to 45mm according to the change of the VIXEN products.  You can choose the size for the time being.  The clients are required to let me know of your desires ASAP.

今後は底部ボス径は、45mm(VIXENの新規格)に統一して行く予定です。 60mmφを希望される方はお早めにお知らせください。 当面はご希望にお応えするつもりです。



LOGOs carved on the brackets / ブラケットにロゴを刻みました。(中軸架台)

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Careful settings are required for the both sides of the LOGO to be carved on the right place.

両面のロゴが対称位置に来るためには、周到なセッティングが必要です。(些細なことですが、物作りには、そうした配慮が常に求められます。) CNCフライスが彫刻専用機でないため、合計16面のロゴ彫りに半日要しました。



Clamp levers cut short / クランプレバーの切断(中軸架台)

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The clamp levers should be cut short to evade the collision with each other.

垂直回転ユニットのクランプレバーは干渉回避のために切断短縮します。 短縮加工後の回転半径≒27mmです。 ”ミニクランプレバー(回転半径≒30mm)”というのが、私が知る限り市販では最小のクランプレバーですが、ネジ径が小さい(M8がない)ため却下しました。 (27mm半径でも、2つのクランプを同時に回転させれば、干渉するアングルは生じますが、鏡筒は1本ずつ着脱することと、レバーの角度位置が簡単に調整できるため、27mm半径でまったく問題ないわけです。)

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Left screw thread is done on the center to attach the clamping piece to it.

クランプネジ先端にM3の左ネジを切りました。 左ネジにした理由は過去の記事をご参照ください。

 



EMS-ULS sets completed / EMS-ULS 完成(EMS注文分)

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Two pairs of the EMS-UXL sets for Britain are completed.

The parts of the Center Mount are also anodized, and I will put them together into two sets of the Mount tomorrow. Thank you for generously waiting for the completion.

英国向けEMS-ULSセットが完成しました。



EMS-ULS in the making / EMS-ULS 製作中

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Two pairs of EMS-ULS for Britain are in the making.  These are the part of the order with the same number of the Center Mounts.

海外(英国)からの注文で、至急仕上げないといけません。 中軸架台(2台)との同時注文なので、先に中軸架台を仕上げておりました。(中軸架台は、無理のないところで、通常5台ロットでの製作でしたが、今回8台製作した理由です。)

大型ヘリコイド仕様のEMS-ULSが-UXLと概観で区別が付かないのは、-USと-UMの関係と同じです。



Ready to be anodized / いよいよアルマイト工程へ(中軸架台)

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加工経験のない方には伝わらないと思いますが、かなりの仕事量でした。 一人でEMSから架台の製作までをこなすのは、やはり無理があるようです。 このロットが中軸架台の最後になる可能性もあります。 いずれにしても、比較的早い段階でEMSの製作のみに専念することになると思います。



Borg100 achromatic-BINO(self made) / 自作

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昨年11月末にBorgの100mmアクロマートレンズ(F6.4、セルのみ)の中古品が廉価(1万円強/枚)で2枚同時に出ていることに気づき、いけないいけないと迷ったあげく、買ってしまいました。ひと月ほど紙に包んだままほったらかしにしていましたが、ついに年末からbinoにするべく部品の調達に取りかかりました。今回もひとつを除いてすべて市販の良さそうなパーツを組み合わせる、自作ならぬ「編集」です。最近完成しましたので(写真1)以下、パーツを選ぶ際に考慮したことと、それらのパーツを選んだ決め手に絞ってレポートいたします。それぞれの部品を選ぶ際にはGoogleのの画像検索に大いに助けられました。つたない内容ですが、どこかのどなたかの参考になることがあれば幸いです。

鏡筒固定部の選定

手に入れたのはレンズセル部分だけだったので、まず鏡筒を完成させたくなりました。しかし他のパーツ、特に鏡筒固定部の径が合わないと後々苦労しそうなので先に鏡筒固定部を決めることにしました。精度がよさそうな軽量な鏡筒バンドとして三基光学館さんのものとK-ASTECさんのものが候補にあがりました。鏡筒単体ならどちらもよさそうです。しかし2本の鏡筒の光軸維持のためには後者を選びました。それはアリガタ(DP45-125)に段差があり光軸に対して直角に鏡筒バンドが固定できるようになっているからです。この有効性は黒木様が71FLのケースで報告されています。ただ、このアリガタのバンド固定用の穴にはネジが切ってあります。段差にバンドを押し当てて直角を出すには、ここはバカ穴になっているほうがよいのでは?と思います。

鏡筒の選定

DP45-125にはBorgの115φと80φの鏡筒に適合するバンドがありますので、手軽なBorgの鏡筒を使うことにしました。調べてみると鏡筒は太いほうがいいようなのですが、115φはすでに生産中止です。10cmアクロマートの標準鏡筒が80φだし、なぜ太いといいのかという理屈が分かっていないレベルなのだし、ということで80φ鏡筒を選びました(バンドはTB-80)。レンズセルと80φ鏡筒の接続には「メタルラッパ」と「アルミ延長筒」が必要です。「アルミ延長筒」はすでに生産中止で情報はほぼなく、Borgさんにどこかに在庫ががないかと尋ねてみると、「倉庫にB品でも厳しいものがあるので、お譲りします」とのこと。メタルラッパとアルミ延長筒はなんと無料で入手できました(中川さん、ありがとうございました)。

フォーカサーの選定

フォーカサーの光路長がわからないと鏡筒の長さを決められません。80φ鏡筒ならばEMSはULでいいでしょうとのことで、入手しやすい笠井トレーディングさんのBorg用2インチマイクロフォーカス接眼部を選びました。松本さんのHPにあるアイピースの焦点位置の情報によれば、標準的なアイピースでの繰り出し量が20mm程度以上あれば、たいていのアイピースで合焦しそうです。当初は鏡筒間間隔154mmと考えて鏡筒などの選定を始めました。この辺りで鏡筒間間隔やEMSの光路長などについて計算が合っているか松本さんに確認していただきました。すると「計算は合っていますが考え方が間違っています」とのこと。つまり計算上ぴったり、ではだめで、不測の事態に備えるために余裕をもって設計を、との助言をいただきました(後述のように、早速不測の事態は起こりました)。そのことを念頭に置きつつ、鏡筒は135mmと50mmをつなげばよさそうです。図面上は一番奥まで繰り入れても口径がけられることはなさそうで、これに決定しました。

鏡筒購入

白鏡筒は品薄とのことで黒鏡筒を選択。メタルラッパとEMS-ULの白がアクセントとなるモノトーンになりました。メタルラッパはスプレーで再塗装、アルミ延長筒は確かに傷などがひどかったので、イーノックスさんのカッティングシート(ブラックマット)を貼り、新品同様になりました。ここは色見本用のサンプルを無料で送って頂けるので、色を選ぶ際に重宝します(HP上出見える色とはかなり違った印象でした)。ちなみにカッティングシート貼りの作業は学生時代に看板屋でアルバイトをしていたときに教えて頂いたことが役にたちました(中性洗剤のごく薄い水溶液を接着剤面に塗って貼り付けると空気が入らず、貼り直しができるのでやりやすい)。世の中なにがどこで役立つかわからないものです。鏡筒内部には絞り環はなく、植毛紙貼付ですませています。フォーカサー到着後、早速鏡筒に接続して確認、と思ったところで問題発覚。HPには”80φ鏡筒にそのまま装着可能”と書かれてあるのですが、実際には変換リングを一つ噛ませないと接続できませんでした。。。変換リングを追加購入し、無事装着。変換リング分のバックフォーカスが短くなってしまいましたが、結果として標準的なアイピースの場合約25mm程度の繰り出し量で合焦しましたので、たいていのアイピースが使えると思われます。これで鏡筒ができあがりました。次はこれをのせるマウントを選ばなければなりません。

架台の選定

シンプルで軽い仕様にしたかったので、ヘリコイドによる目幅調整式としました。ユーザーリポートを拝見すると、ほとんどの方がHF経緯台を使われているようです。しかし今回は汎用プレートの横幅が足りません。そこで笠井トレーディングさんのBino Forca経緯台を選びました。この架台にどうやって鏡筒をマウントするか、が次の課題です。ここについては特注の台座を準備するつもりで、アリミゾを横並びに置く方式と垂直に立てて置く方式を検討しました。

アリミゾの選定

台座の寸法を出すためには、まず使えそうなアリミゾを選ぶ必要があります。アリミゾは1)精度のよい、2)面押しタイプのもので、3)円形ではなく、4)側面に突起物がでていないものを探しました。しかしブロックで押すタイプのものはともかく、面押しタイプのアリミゾは意外に見つかりませんでした。ひとつ見つけたのですが、これは加工精度が均一でなく(寸法に1mm単位での個体差があった。これがどこのどの商品だったかについては差し控えます)、単独で使用するならまだしも、binoでの使用には耐えないと思い返品。星見屋さんにGEOPTIKのものの黒色仕様を紹介いただきました。ただこれを横並びに配置した場合、適切な鏡筒間間隔を維持しつつクレードルの幅内に2本の鏡筒を収めることができませんでした。これはノブのネジ部分が必要以上に長いことにもよります。ここは短いものに交換すればよいと思っていましたが、ネジ先端の加工が必要のようで、私の手に負えませんので横並びの配置はあきらめ、縦に配置することにしました。

凸型台座の製作

今回のbinoの一番の特徴がCOSMO工房さんに作っていただいた凸型台座かと思います。これをクレードル部に取り付け、その左右をアリミゾで挟めばシンプルかつ水平・垂直・平行が勝手に出てしまうマウントができると考えました。垂直に置くことでアリミゾのノブもアクセスしやすいところに来ます。念のために接眼側の垂直面にはリムを設け、ここにアリミゾを押しつけるようにしました。この構造では、凸部の最薄部の厚さによって鏡筒間間隔が決まります。当初の予定の154mmではこの部分の厚さは計算上3mmになってしまいます。さすがにこれでは剛性不足でしょうから、たわまない程度でできるだけ薄く、左右のアリミゾのノブが干渉しないぎりぎりの幅で、鏡筒間間隔をできるだけ短く、といういくつかの要因が折り合うのは大体7mmかなと思い、計算上の鏡筒間間隔は158mmとなりました。しかしこの薄さでは両側からアリミゾを台座にネジ止めすることはできず、ボルトとナットで両側から台座を挟みこまなければなりません。通常のナット径はアリミゾの座繰り穴径よりも大きく、また高さは座繰りの深さよりも高いので、COSMO工房さんにナットの径と高さを削っていただいて座繰り部分に収めることができました。今回の成功はこの台座によるところが大きいと思います。COSMO工房さん、無理なお願いに対応いただき、ありがとうございました。到着後、台座をM6ネジ5本でクレードルに取り付け、早速確認です。EMSのXY調整のノブの矢印を接眼側に向け、両鏡筒を取り付けると、左右方向では調整ノブの微調整は不要。ただ、やはり垂直方向の光軸はシビアなようで、最初の段階では右鏡筒がわずかに下を向いていました(あとで気づいたのですが、これは台座の加工精度というよりも私の鏡筒バンドの取り付け方が歪んでいたことによるものらしいです)。そこでこの台座の右側のアリミゾと台座の垂直リムの隙間に厚さ0.2mm程度の紙片をはさみ、右側鏡筒をわずかに上向きに傾けました。するとほぼ調整ノブの原点位置で像が重なりました。と同時にこれほど微妙なものだったのかと驚きました。台座の剛性はこれで充分でしたが、アリミゾのノブは間隔が狭くて少し締めにくいです。ともあれこれで主要部分は完成しました。鏡筒着脱による光軸のズレもほぼありません。

操作ハンドル

ストアポリゴンズさんというカメラ用品のwebショップで15φのカーボンロッドクランプを見つけ、操作ハンドルを作りました。右側のロッドは長く、クレードル末端を超えて対物側まで伸びています。ここにバランスウェイトを取り付けるためで、これは松本さんのbinoのウェイト兼操作ハンドルの受け売りです。グリップ部分にはホームセンターでスポンジカバーというのを見つけて取り付けました。

フード

アルミ延長筒(鏡筒径が太くなっている黒い部分)は一見フードに見えますが、実はレンズセルは接眼側から最も遠いところにねじ込む方式になっていて、それより先にさらにフードをつける必要がありました。このパーツを探していたときにはすべての円柱がフードに見えるという病気にかかりましたが、「ハイパック容器」というプラスチックケースがみつかりました。これの底を抜き、内側に植毛紙を貼れば、立派なフードの完成です。元々容器ですので、ねじ込み式の対物キャップもついています。しかもわずかにテーパーがかかっていましたので、運搬時にはフードを短縮させ、使用時に引っ張りだせば植毛紙の摩擦で丁度いいところで固定されます。ただこのテーパーのせいでカッティングシートの展開図を作るのが難しく、スプレー塗装ですませました。このため鏡筒の黒と色目が微妙に異なっているところが不格好です。

ウェイト

長焦点の重いアイピースを使った場合、鏡筒バンドの最も接眼側をアリミゾに取り付けてもまだ接眼側がやや重いため、対物側にウェイトが必要でした。これはスカイメモS用に作られたステンレスウェイトをネットオークションで見つけました。ただし穴の径を勘違いしていたようで、金属加工屋さん(中途半端ネットさん)に頼んで15mmφまで穴を広げていただきました。これで大体のアイピースで垂直回転軸のクランプは緩く締めるだけでバランスするようになりました。

これでだいたい完成、先日志摩方面への家族旅行に車で持参し、2時間程度ですが初めて夜空に向けました。やはり口径100mm、55FLに比べるとだんぜん明るく倍率も上げられます。月は周辺に色がつきあまり快適ではありませんがこれは他の鏡筒にまかせるか、フィルタも有効かもしれません。ハイペリオン36mmでは実視界4度弱で、M46 & 47が印象的でした。55FLと比較すると、プレセペはこちらに軍配が上がります。一方ヒアデスは視野の広い55FLのほうが有利で、55FLのよさも改めて実感しました。今回は大小色々なメーカー、ショップの色々なパーツがそれぞれの特徴を発揮したオールスターチームのようなbinoになりました。これらのパーツを製作いただいた方々、レポートなどで有益な情報を提供いただいた方々に感謝いたします。

京都 畑

管理者のコメント:

畑さん、素敵なBINOのご完成おめでとうございます。 非常に懇切、詳細にご報告いただき、これからBINOを計画される方には、大いに参考になることでしょう。

「自作というよりも”編集”」と謙虚に書いておられますが、非常に上手に多くのパーツをコーディネートしておられるので、胸を張って「自作した・・」とおっしゃってください。 それにしても、優秀なパーツが入手しやすい、良い時代になりました。 そろそろ私もEMSの製作に専念できそうですね。^^