End flange of the 15cmF5-BINO / 15cmF5-BINOの摺動ユニット外筒(2台分)

Two pairs of the outer tubes of the free stop focusers.

加工中の15cmF5-BINO用の摺動ユニット外筒、2台分(兵庫県のY様と東京都のF様分)です。

 同鏡筒は、鏡筒パイプ径ががまちまち(最大1㎜くらいの誤差)なので、個別に嵌め合いを調整しています。 大きな部材で、加工は難物で、まとめて外注したいところですが、前記理由でそれも出来ず、頭を悩ましています。 嵌め合い部だけを残した半加工を外注する等の工夫を考慮中です。 簡単に見えるスリット加工ですが、大径、厚肉のため、かなりの時間がかかります。

「大型連休までに・・・」というお約束をしていた方が多いですが、守れなくて申し訳ございません。 当方は土日も祭日もなく作業をしておりますので、それに免じて^^;なにとぞお許しくださいませ。 今後も最善を尽くします。



Carrying Grip for the bracket / ブラケットの運搬用ハンドル

I found the best suited grip for the bracket.

 ”運搬用”と言っても、ここを持って長距離を運搬することは想定しておらず、中軸式架台等のアリミゾにセットする際に、これがあればより安全かつ能率的だと思ったわけです。^^ 左の、アリガタから90度位置が中軸式架台用(APM105-BINO)で、中央の、アリガタから180度位置に付いているのがFSQ106-BINO用(赤道義用回転装置仕様、水平置きタイプ)です。 取り付けのからくりは一番右の写真の通り。

  鏡筒に穴を開けたくなく、余分な鏡筒バンドも敬遠するなら、これが正解です。 欲を言えば、もう少し長くても良かったですが、固定ネジの間隔とリングの幅の制約(長い規格は、固定部のネジ間隔も長くなる)のため、これがジャストサイズでした。架台へのセッティングをアシストする役目としては十分です。



APM105-BINO preliminerily assembled / APM105-BINOの仮組み立て

Here is the APM105-BINO preliminerily loaded on the center mount. The special bracket I had developed made it possible for the OTAs atutomatically forming themselves into a bisocope on the mount.

 これでAPM105-BINOもほぼ完成、と言いたいところですが、EMSの特殊カラー(白)をお引き受けしてしまったので、ここで中断です。 一個だけ塗装するわけには行かず、一定数量をまとめて外注塗装に出さないといけません。(外注塗装の手間やコストは1個も100個も同じ) つまり、新たにハウジングを一定数加工しないといけず、今それに着手すると、またしばらく他のBINO作りの工程が全て停止してしまいます。目下トリアージの最中のため、特殊カラーは少しお時間をいただきます。 (それにしても、特殊カラーを一度仕込んでも、それを消化するには何年もかかります。 たとえば、前回のフェラーリレッドも一定数在庫しましたが、当該品以外は全て死蔵になっており、全く消化の見込みもありません。 小型のハウジングの白は十年近く前に仕込んだのがまだ在庫が少しあります。 ついつい安請け合いしてしまったわけですが、新規の特殊カラーは当分お受けしないことにします。^^;)



EMS-UXL-Premium with Optional Eye-Focuser for Norway / EMS-UXL-Premiumがノルウェーに・・

This is the EMS-UXL-PREMIUM for the “D” of 320mm Binoscope System.

左の写真から、60×120㎜の特注ミラーの大きさが分かると思います。(右の小さく見えるのがEMS-ULのミラーサイズ)このタイプ(クレイフォード式)のアイフォーカサーは、製作があまりに大変なので、以前に製作していた10個(BINO5台分)を完売した時点で中止です。(残りは後2組分ですが、1組は記念に手元に残す予定です。) 今後のアイフォーカサーは、より生産性の良い、螺旋溝式に移行します。

ノルウェーは初めてかと思いますが、過去最大のBINO用です。 依頼者は、斬新な巨大モニュメントを造る著名な彫刻家の方ですが、おメガネに適うことを願っています。



Anatomy of EMS-UM / EMS-UMの構造

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Even at the busiest time, I make it a rule to deliver the single EMS series promptly with top priority. Here are the pictorial features of the EMS-UM. The third photo shows how its light path is minimized up to the theoretical limit. The difficuly of this,though it is easy for me, might be the reason why the imitation product has not yet appeard.

 ご質問が多いため、単体のEMS-UMの構造をお示ししました。 繰り返しご説明して来ましたが、単体のEMSのハウジングやほとんどの接続リング類はUS~ULまで、すべて共通です。 そのことがEMSの汎用性の高さに貢献しているわけですが、意外にお気付きの方は少ないように思います。(それがアダになって、接眼部側を望遠鏡に取り付けておられた方がありました。^^;)

 EMS-UMは、光路長を最小限にするために、第1と第2ミラーのエッジを交差させています(3枚目の写真)ので、腕に覚えのある方^^;は、不用意に接続を緩めてそのまま回転させないようにしてください。 たとえば、左眼仕様のセッティングを右眼仕様に変換したい場合は、一旦完全に構成ユニットを分離した後で、ミラーエッジを交わしてから再度組み立ててください。

 ただし、当方で製作出荷する場合は、その作業の後に光軸再調整を必ずやっていますので、自前でそれをやられた場合は、光軸は必ずしも完璧に再現されていないことをお知りおきくださいませ。

 すでに最近のEMSの写真から、アイピーススリーブが内蔵真鍮バンドクランプ式に進化していることにお気付きでしょうか。この点、どなたからも全くコメントが入らないので、がっかりしていました。^^;

 「EMSは光路長が長い・・・」という誤解が広く流布していますが、それは、光学的な知見の無い方々が、単純に一回反射の天頂プリズムのそれと比較して判断しておられるだけのことです。 EMSは、正立光学系の中では、例外的と言えるほど光路長の短いシステムです。

 まず、ハウジング(タカハシカラーのハウジング部分)の半光路長=18㎜しかありません。 構成ユニットの接続リングのテーパーフランジは相手のハウジングに潜り込む構造ですので、接続長=わずか2㎜です。 従って、第1反射点から第2反射点までの光路長=わずか38㎜です。望遠鏡側ですが、同様に、第1反射点から望遠鏡側当たり面までの光路長=20㎜となります。 そして第2反射点から接眼部のフィルターリング開口部面までの光路長=32㎜ですので、そこまでの総光路長=20+38+32=90㎜に過ぎません。(31.7AD天面までは120㎜)

 というように、基礎光路長は極めて短く、さらに接続径を2インチで統一していますので、工夫次第ではあらゆる応用が可能なわけですが、私が見る限り、フルにその特徴を活用している方が非常に少ないのが残念でなりません。

EMSの光路長につきましては、製作情報速報の2011年1月23日の記事で詳しくご説明しています。



How to bracket the FSQ106(Takahashi) / FSQ106のブラケット

These are not the photos of the FSQ106-BINO, but I have just set the OTAs on my center-mount to check the alignment of the added bracket. The result was a superb! The pair of the OTAS are parallel whithin 0.1-deg by the digital inclinometer.(Actually, FSQ is not suited for the binoscope because it is planned for the photography and for its scarce back-fucus.)

 FSQ106-BINOの完成ではありません。 今日セットしてみたブラケットの精度をチェックするために、中軸式架台に搭載してみたわけです。結果は上々で、デジタル傾斜計で0.1度以内の平行誤差に納まっています。 苦節25年^^;で、光軸に実用上平行にブラケットを設置する術をマスターしました。「BINOを作らずにBINOを作る。」という最終目標(つまり即納)に限りなく近付いたわけです。

 写真では、「安直な道具立てだ・・・」と見られるでしょうが、もう何度かここでご説明したように、左右の光軸の平行が出るための秘策が講じてあり、それが功を奏しているのです。 この鏡筒は、本当はBINOの素材として選んではいけない物の代表のような鏡筒ですが、依頼者の方の思い入れを尊重せざるを得ません。ほぼ2年間考え続けた結果のブラケットの設置方法だと申し上げたら、信じていただけるでしょうか。 当初は、あの船の舵輪のようなリングでブラケットリングを挟もうと思ったのですが、あさはかでした。(そうすると、肝腎のフォーカサーが締まらない。) そこではなく、そのさらに下のリングを緩め、その間にブラケットリングのリブを挟みます。(光路長消費はわずか2mmで、アリガタの角度位置は360度自由に設定。)(赤い矢印)

 APM等の普通の鏡筒であれば、この写真のままBINOになるのですが、FSQ106は写真用鏡筒なので、バックフォーカスが極端に短く、対物フード同士が接触するくらいに鏡筒間隔を詰めてやっとピントが出せます。 実際のご注文内容は、ドーム設置の大型赤道義+メイン望遠鏡のサブ的に回転装置ごと横?に載せる、というご希望です。 何重にもハードルの高いBINOですが、軌道リングはすでに外注していて納品間近ですので、ほぼメドが立ちました。



X95-BINO and 15cmF5-BINO(V.9)

fx1

fx2

f151

f152

2年半ほど前に星見を始めた団塊世代の高齢者です。
月と木星、土星をまず見てみようと思って初心者向けの望遠鏡を購入。それなりに見えるものの、長く見続ける気にならず 「さてどうしたものか」と取り出したルポルド6×30で見るスバル、ペルセウス、ヒヤデスに魅せられ、V社BT81SA双眼鏡を購入。 低倍率で見る夜空の美しさにとらわれ、半年後には鳥取まで出かけることとなってしまいました。

昨年の8月末にSwaro X95-BINO、今年の2月に15㎝F5-BINOが届き、空の状態の良い時には夕食後、 車で20分ほどの6等星が見える山に出かけています。自宅は高台の南向きで3Fにある寝室の窓から カノープスが肉眼で見れます。深夜に楽しめるよう南向きに15㎝F5、北向きにX95-BINOをセットしています。

Swaro X95-BINOは鏡筒長が短くHF2経緯台を垂直位置で使用でき、きわめてスムーズな動きで快適。 ハンドルはいろいろ考えた末、写真のようになりました。垂直動作に適した形は吊り輪のような形と思いますが、 それをベースにピント合わせ、光軸合わせ、天頂をクリアーすることなどを考慮した結果の形状です。
地上の風景と天の川散策はEWV32㎜(17倍、星間視差での実視界4.3°はちょっと残念)、散開星団等主力はN5-16㎜34倍、 球状星団はN6-9㎜61倍、月面と惑星はPhoton5㎜110倍です。Radian3㎜ と比べてもPhoton5㎜のシャープな中心像は十分 なのでこれで済ませています。EWV32㎜のアイレリーフ20㎜は実に快適、眼を浮かせたままBINOを振り回してもブラックアウトなどとは無縁 。大きなアイレンズの周辺に地上の風景がぼんやり広がりその中に宇宙の窓が開いています・・・”どこでも宇宙ドア”。 障子の穴から覗くといった感覚とは無縁の快適さです。
周辺像の流れはありますが見たい方向にBINOの眼を向けるのは肉眼と 同じことと割り切っています。このBINOひとつで十分夜空を楽しめます、初心者にこそ望遠鏡ではなくBINO を勧める必要があると思いますが光学機器の業界はどこを向いて仕事をしているのでしょうか?

15㎝F5-BINOが届いた日は月没が明け方4:00、オメガ星団の南中が4:00という逃せない日、 しかも澄み切った冬空。N4-22㎜34倍、真南高度約7°に合わせるとそこにオメガ星団の堂々たる姿がぽっかり浮かび上がっている。 X95ではこうは見えません、バックグランドから抜け出すことができない状態でした。周りの星々を従え巨大な綿帽子が浮遊する姿は その後の春の空では見ることができません。絶妙のタイミングで納入していただきました。
現在使用中のアイピースはEWV32㎜23倍星間視差での実視界3.4°、N4-22㎜34倍、N5-16㎜47倍、N6-9㎜83倍です。15㎝F5-BINOは 松本さんが長年手を加えてきただけあって素晴しいBINOに仕上がっています。山に出かけてセットしすぐ覗いても光軸が ずれていることは全くありません、このBINOの基本設計が素晴らしいことを実感できます。
鏡筒一本8㎏弱、Manfrotto117B三脚(耐荷重18㎏、エレベーター付)+中軸架台が8kgと運搬とセッティングに全く負担がありません。 操作ハンドルはX95-BINOと同様の木製自作、車で出かけるときは写真のBINO-Bedを後部座席に載せその上でゆっくりしてもらいます。 積み木方式6段椅子は写真の三つのパーツの組み合わせで1~6段の高さに可変できます。残念ながらBINOの上下動と同時にエレベーター を操作し椅子の高さは固定という目論見はダメでした。BINOが重くエレベーターの操作がスムーズにいきません。 電動エレベーターがほしいですね。エレベーターを下げた状態で高度80°をクリアーできるのでそのまま使用することがほとんどです。

その後晴れた日には毎日見続けた印象をまとめてみます。

①表現力の豊かさ;15㎝の集光力からくる星々の輝きの強さと色彩の豊かさそれと同時にバックグランドに微光星が 多く見え天の川の淡い表情も楽しめます。BINOを振り回したときに目につく赤やオレンジに煌めく星々、さしずめ” 星の王女様”の瞬き。このBINOの第一印象は「ウワーッ!これは楽しい」でした。

②期待以上に楽しめる天体
・天の川と中小散開星団 ; 「星像が膨らむ」ということを心配していましたが全く問題ありません、 15㎝+銀ミラーEMSの威力でぎょしゃ座など素晴らしい眺めです。M37の星粒の多さと輝きの強さなどM11とともに ランキング下位からこのBINOで一気にベスト5入りです。

・球状星団 ; これも口径の威力で倍率に応じた表情の違いを楽しめます。現在N6-9㎜83倍がMaxですがどこまで 上げられるか確認したいと思っています。また、さらに大口径にしたら・・・と欲が出ます。

・月面と木星&土星 ; 期待していなかっただけにもうけものです。口径を11㎝に絞ってN6-9㎜83倍で見ればもうけ ものと割り切って十分楽しめます。

③期待の大きさ通りにならなかった天体
・大型で明るい散開星団 ; 10㎝クラスで十分に楽しめていたわけですから期待する方がおかしいということを教えられました  。バックグランドの明るさがマイナスに作用するということでしょうか、スバルはX95-BINOに分があります、しかし素晴らしい  散開星団に見えることに違いはありません。

・銀河 ; 期待が大きすぎたと思います。一ランク上の見え方には違いないのですが15㎝をもってしても銀河はやはり遠い! 標高1000mまでBINOを持ち上げて再確認をしてみたいなと思っていますが・・・。

総合的に見て、この15㎝F5-BINOが現在の私には最高のBINOと思われます。15㎝アポ鏡筒はサイズ&重量&コスト の点から限界を超えています。X95-BINOも月面&惑星&地上風景用となって15㎝F5が現在の主力です。 BINOを一台だけに限定されたら迷わず15㎝F5-BINOを選択します。今後の課題は使い勝手をさらによくすること、 例えばアイピースの重量、焦点位置の同一化、など。現在主力のN4-22㎜はアイガードを外して使っています、EWV32㎜と同様に覗きやすく ブラックアウトとは無縁です。EWV32㎜との重量差がかなり縮まり、また螺旋フォーカサーの操作性も向上します。

天体観望を趣味とする方たちの多くがオーディオを趣味とされていますが私もオーディオを趣味として50年になります。 物理特性を追いかけていた時代の”音が苦”状態から抜け出して現在は音が楽しい”音楽”の世界を満喫しています。 表情豊かな生きた音を求めて使いこなしの努力をするようになってから楽しめるようになりました。

天体観望も恒星が生きていることを実感できること、そしてその輝きの”精気”と”色彩”が生み出す風情を楽しめる ことが一番かな?と15㎝F5-BINOを手にした今思っています。それほど強いインパクトを与えてくれました。BINOの世界を 知らずにいたら”天文が苦””光が苦”のブラックホールに落ち込んでThe Endだったかもしれません。天体観測は”天文学”、 15㎝F5-BINOでの天体観望は”天文楽””光楽”の世界です。

これからも(両)”眼を開いて夜の中を広い視野で見ていきたい”と思います。松本さんがこの仕事を 長く続けられることを願ってやみません。

福本
兵庫県

管理者のコメント;

去年の8月に納品させていただいたSWAROVSKI-X95-BINOと、今年2月に納品させていただいた15cmF5-BINO-VERSION9のリポートを同時にいただきました。

謙虚に初心者を標榜しておられますが、両機種とも最初から上手に使いこなされましたので、この度初めてのリポートをいただくまでは あまり交信をさせていただく機会がありませんでした。 それだけに、新鮮で心に響くリポートとして読ませていただきました。 久しぶりに BINOを製作するエネルギーを充填していただいた感じがします。

バックオーダーがかなり停滞していましたので、操作ハンドルまでは気が回っていなかったのですが、見事に美しいハンドルをセットして いただきました。 製作者の意図を良く理解してくださっていて、少なからず感動いたしました。 組み立て式の椅子や収納ケース等を拝見し、 美術的な家具の製作の高度なノウハウをお持ちであることが分かりました。お部屋の雰囲気も含めて、ヨーロピアンな風情を感じ、羨ましく拝見しました。

15cmF5-BINO-VERSION9は、これまでのEMS-BINOとは一線を画する最初のBINOだと思っておりますが、相応しい方に 届きましたことを嬉しく思います。

15cmF5-BINO-VERSION9の製作記事は、製作情報速報(2013~) の 2013;11/26, 12/4~29、2014;1/8~10, 1/13, 1/15~17, 1/22, 1/24, 1/28, 2/1, 2/3 に掲載しています。

SWAROVSKI-X95-BINOの製作記事は、製作情報速報(2013~) の 2013;5/15,16,25,31; 6/17,28; 8/21,25; 9/1 他に掲載しています。

SWAROVSKI-X95-BINOの話題がCLOUDY NIGHTS で盛り上がっています。



First lot of the Center Mount is completed. / 新型中軸式架台完成(初期ロット5台分)

I must apologize to those clients who has been waiting for the binoscopes to be finished so long, but the process will be accelerated now that the innovative center mounts are completed.

 お待たせしておりますが、これで工程も加速するはずですので、なにとぞよろしくお願いいたします。

(いつも勝手を申しますが、出来ましたら、私の手先、指先ではなく、私の視線の向うを一緒に見てくださると嬉しいです。ずっと追求してまいりました、仕様の固定、モデュール化等々、当方の意図をご理解いただけましたでしょうか。 自分自身の視線と、皆さんの視線の絶望的なズレを実感する時、毎日のサイトの更新の意欲が削がれ、どっと疲れが出ることがございます。^^; EMS-BINOを作り始めてから25年が経過し、やっとゴールが見えかけて来たところで、EMSの長い歴史の中で、今、特別な時期を迎えています。)



In full Swing-4 / フル回転(4)

All the parts for 5-sets of the center mount are ready to be anodized.

新型中軸式架台、5台分のパーツが完成しました。



In full Swing-3 / フル回転(3)

Clamp knobs of the center-mount are in the making.

 新型中軸式架台の最後の部品、垂直回転軸のクランプノブです。 まずは、中軸式架台を完成させないと、他の鏡筒とのマッチングの考察の足場がありません。 これが完成しましたら、製作に弾みが付くはずですので、よろしくお願いいたします。



フル回転(2)

 フル回転でやっているのですが、ご要望が多岐に渡り、どうしても集中力が分散されます。 また、本来が客商売のため、店頭にお越しになるお客さんを優先せざるを得ません。(門を締めて加工に集中したらどれだけ楽なことか・・) 125SD-BINO,15cmF5-VERSION-9等々、どれものっぴきならない状態ですが、長年支えてくださっているEMSユーザーの方のご要望にも耳を傾けないといけません。 とにかく、少しずつでも前に進んでいますので、なにとぞご理解くださいますよう、お願い申し上げます。



FSQ106-BINO in the planning / FSQ106-BINO設計中

I fond a solutions for the scarce back-focus of FSQ-106 to plan a binoscope.

But, a trade-off should be taken to realize such an acrobatic plan. The IPD helicoid tubes originally planned should be eliminated to get enough back-focus for the binoscope.

 最も困難なプロジェクトで、またお客様の事情(ご自宅のドームの完成を待っておられた)もあり、ご依頼(2012年6月)から2年近くもお待たせしてしまっていますが、いつまでもお待たせするわけには行きません。 ほぼ絶望的に見えたバックフォーカスですが、眼幅ヘリコイドを排除し、徹底してlow-profileなアダプターを製作すれば、かろうじて合焦することが分かりました。 眼幅調整は、SWAROVSKI-X95-BINOのように、半固定式の構造を採用することになります。 その他、ブラケットの正確かつスマートな取り付け方法についても、腐心しましたが、何とか良いアイデアが浮かびました。