松本の光学講座 2024;復習1/Review

一般的な結像公式(1/s’ – 1/s = 1/f)と行列方式(屈折マトリックス)の表記の関係がよく分かるように、図中でご説明しました。
 一般的な結像公式では、物点と像点を基点としているのに対し、行列方式では、入射点(屈折点)の光軸からの高さhと、その点での光線の方向 α を基準にしています。
 行列方式は、都度、s, s’ がダイレクトには求まりませんが、複数エレメントの光学系では最後に計算すれば良いわけです。