”サマーフェスティバル遷喬 2023”の星空観望会(7/15)

会場写真だけでも撮っておくべきだった。(反省)
最近は、依頼された観望会には、このスタイルで出動。
(MK105-BINO on VIRTUOSO-MOUNTは、まだ使い慣れていないので、次回以降に出動。)

 15時頃、準備中の会場に行って、主催者と相談したところ、公民館(兼遷喬小校舎)前の路地を隔てた芝生のグラウンドで観望会をやりたいとのこと。長雨後の芝生上なので、急遽、残材から三脚の石突用のベースを旋盤で製作。

 18時から、私もバーベキューに初めて参加。奇しくも、かつての体操仲間だったK君とM君と合流。M君は高3の時に共に長崎国体に出場、K君はM君の弟。(3名とも遷喬小学校)
 校区の演歌歌手の高垣宏美さんの熱唱も終わって、ビンゴゲームが始まる頃(19時過ぎ)に、私はグラウンドに望遠鏡(APM120双眼鏡)のセッティングを開始。車の乗り入れ禁止なので、分割して一人で駐車場から運搬、設営。グラウンドはまだネットが閉じていて、それをくぐりながら侵入。グラウンドでは、ルンバ(自動掃除機)を5倍ほど拡大したような、無人芝刈り機が走っていた。まあ、障害物は避ける仕様になってるだろう、と思っていたら、セットが完了したばかりの三脚ベースの一つに接触して逃げて行った。以後は来なかったけど。^^;
 空は全天に雲が覆うも、所々に青空が抜けてる。見るネタの少ない日程だけど、ぎりぎり金星が見えそうだ。
 AAS-2+SkySafariの設定も終わり、しばらく待機していたら、お!金星が出て来た!
SVBONY 8-24mmズームの24mm(27.5倍)でも、三日月状が分かる。12mm(55倍)に設定すると、ほどよい感じ。「金星が見えてますよ!」と道路を隔てたバーベキュー会場(公民館前広場)に向けて叫ぶも、聞えないのか、誰も振り向かない。^^;
 その後、金星は雲に隠れたり出たりしながら、西の地平線(建物の屋根)に向かってる。
やきもきしていたら、K君が手にジュースのカップを2つ持って来てくれ、最初のゲストに金星を見てもらうことが出来た。
 バーベキューが終わった20時頃には公民館長も見え、無事に金星をお見せできた。
しかし、集まりが悪い。まあ、全天に広がった雲の切れ目を探す観望だったので、仕方ないか。バーベキューパーティのオマケの観望会だから、こんなものだろう。
 何人かの子供たちにも金星を見てもらったが、反応は??今一か。
 後半になって、高垣宏美さんが着物のまま、見に来てくれた。本当に興味があるみたいで、SkySafariの導入システムについても尋ねてくれた。
 折しも、北斗七星が見えて来て、レーザーでミザールの位置を説明してから二重星であることを確認いただいた。
 夏の大三角辺りも見え始めたものの、綺麗には晴れない。ベガを見ていただくが、点は点だ。
アルビレオ辺りがもう少しで晴れそうで晴れない。
 高垣宏美さんにどうしてもアルビレオを見ていただきたくて、一緒に粘ったが、結局晴れることなくお開きとなった。
 演歌には興味はないけど、高垣さんとは、求道者として通じるものを感じた。 (遷喬小学校でさほど学年は離れていなかったと思うが、当時の記憶はない。)

 一般向け観望会は、毎回反省の連続だ。