Innovative Center-Focusing System, quite successful!! (TOA150-BINO) / センターフォーカス機構の成功!!(TOA150-BINO)

The core part of the Center-focusing System is perliminerily assembled and I found it quite successful.It moves not only silky smooth but also has moderate friction enough to prevent the system sliding down of itself.Another stabilizer will be added to the second plate as the one already set on the first plate.

お待たせしましたが、本日やっとセンターフォーカスの主要部分を組み立てて動作確認をしました。結果は期待以上で、まずは安堵しました。 目下設計中の15cmF5-BINOのVERSION9にも同じ方式を採用することにします。

操作は実に滑らかで、駆動速度も眼視に理想的です。これだけの規模の左右のドローチューブが同時並列的に正確に前後することに、我ながら感動に浸っています。(通常のネジだとこうは行きません。) 滑りネジ機構が滑らか過ぎると自重でスライドダウンしてしまうことを懸念しましたが、前もって施した対策が功を奏し、適度なフリクションがちゃんとシステムを保持してくれています。

現段階でも、中央の滑りネジ機構部と左右のボールローラーとの3点支持により、第2プレートの平面内の回転方向の安定性はすでに万全ですが、プレート面と直角(左右端を前後)方向に故意に捻る外力を加えると、構造上少し前後に揺れるので、第2プレート側にも、これから第1プレートにセットしたようなスタビライザーをセットする予定です。

(現状でも、敢えて接眼部を握らなければ問題はありませんが、スタビライザーの追加によってより剛性がさらにアップするはずです。これは、中央シャフトがたわむのではなく、滑りネジのゆとりによるもので、想定していたことです。シャフトネジの手前側にも同軸の延長棒をセットし、第2プレートに固定したスタビライザーがそれを軸にしてスライドするようにします。)

(接写ぎみなのと、該当部のズームアップの構図のため、メカがやや大袈裟に写真に写ってしまったのが残念です。 実際には、この写真で見るよりもずっとシンプルでコンパクトなシステムです。 追って、撮り直した画像をお見せします。^^;)