FC100DZ-BINO near completion / 完成間近!

 このまま組み立てるとすると、D(鏡筒中心間隔)=69+95(鏡筒径)=164mmで、目幅レンジ=60~82mmになります。 ぎりぎり放置できないでもないですが、69mmを65mm以下に加工して、バックフォーカスを最大限確保したいと思います。

 BINOでは、天頂時に内側の合焦ノブがピラーや脚と干渉することが多く、普通、内側のノブは撤去するか、もしくは、鏡筒ごと少し回転させて合焦点ノブ軸を傾斜させるか、真横、もしくは天位置に移動させることで(干渉を)回避させます。
 本来のアクセサリープレートが(依頼者の方がお送りいただいた状態のまま)セットされていますが、これは撤去すべきと考えています。中軸架台は、”空間に浮かぶ2本の鏡筒”という極限までシンプルなスタイルが売りですので、このプレートがあるとそれが台無しになります。
 必要なアクセサリー類のセット方法は、私がこれから考えます。