Non reversed upright Solar image by the EMS /Hα太陽を正立像で!(Mr.K-Nebula in Japan)

Luntのシングル・スタックにDayStarを組み合わせた混合ダブル・スタックでは、シングルで赤ののっぺらぼうの太陽も、ダークフィラメントやプラージュがケロイドのように渦巻いて見え、圧巻です。
Mr.K-Nebula in Japan

Comment by Mtsumoto / 管理者のコメント

 裏像で甘んじている方が大勢の中、正立像でHα太陽を観察する手段を確立されました。
詳細は、K-Nebula さんのサイトをご欄ください。

106APO-BINO by Mr.Mok Chong Kin

今天106/700 apo松本EMS雙眼鏡剛組装完成,物鏡是三片結構,其中一片採用阿貝數95的HoyaFCD100超低色散玻璃。晚上晴空如洗,獵户星座和明月相伴。實測Pentax XW3.5月球觀察200倍無色差,9mm超廣角目鏡下的月面明暗區域分布印象深刻,明暗綫旁的澄海斯米爾諾夫皺脊拔地而出,反差强烈。獵户座参宿七相距9.4角秒的6.8等伴星毫不費力地一眼即見,参宿七伴星雖然在65Q雙眼镜也可以看見,但和主星亮度相差400倍的伴星如此明顯,在感觀上仍然具有强烈的衝擊力。1875年,Burnham使用克拉克6吋折射镜觀察到伴星B呈rod shaped,因而有伴星B也是雙星的猜測。獵户座西側,鮮為人知的江波32雙星在apo視場中呈現微黄及白色,忽然想起意大利人Angelo Seichi的記載:波江32是天界中壯觀與華麗並存的黄水晶及海洋緑雙星。今夜雖未窥見如此美艶颜色,却仍將在無涯夜空中繼續追尋。

Comment by Matsumoto / 管理者のコメント;
 Mok Chong Kinさん、素晴らしいBINOの完成、おめでとうございます。
仕上がったBINOの完成度から、製作者の本気度と美的センスが伺えます。
 素晴らしい!の一言に尽きます。

Finish report of SKY-ROVER152-APO-BINO by Mr.Zhang in China (detail information will follow)

Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント;
中国のZhangさんからの完成速報です。
鏡筒の詳細等につきましては、追って追記させていただきます。

 Zhangさん、BINOの完成、おめでとうございます。言語の壁を乗り越えての速やかな完成に敬意を表したいと思います。
ファーストライト後のご感想も楽しみです。
素晴らしい写真の数々、ありがとうございました。

SKY90-BINO/高桥天九双(SKY90)出摊装X

今天是2020年11月1日又是周末,西安的天气格外好,于是决定到户外试试镜。高桥天九组双格外小巧紧凑,被粉丝一直列为颜值第一DIY双,正好赶上镜友的目镜到了,趁好天气,一起拉出来溜溜。
Today is November 1, 2020 and it is the weekend. The weather in Xi’an is exceptionally good, so I decided to try the mirror outdoors. The SKY90 pair of Takahashi is extraordinarily small and compact, and has been listed as the best DIY pair by fans, just in time to catch up with the eyepieces of the mirror friends. Taking advantage of the good weather, they pulled out together for a stroll.

说干就干,如图所示,总共三个包。天九双本体长不足50CM,因此有很多包包可选,我这个包稍大,但是有空间塞泡沫加以保护。捷信和云顿V100可以放在一个包里,剩下零七八碎如目镜、小双等可以放在一个包里,这样总共三个包,可以实现一个人可以轻松下楼。
Just do it, as shown, there are three packages in total. The length of the SKY90 double body is less than 50cm, so there are many bags to choose from. My bag is slightly larger, but there is space for foam protection. Gitzo and Winton V100 can be put in one bag, and the remaining pieces, such as eyepieces, small pairs, etc., can be put in one bag, so that a total of three bags can realize that one person can easily go downstairs.

到达现场以后,展开三脚架,放上主镜就可以了。液压云台的优势也此,几分钟搞定。如果在家经常抚摸的,平衡基本都不用调,真正做到即插即用。云台为云顿的V100,承托天九非常轻松。以上为摆拍的几张图,供大家欣赏。另外图片经过压缩,因此质量欠佳,先说声抱歉。
After arriving at the scene, unfold the tripod and put on the main mirror. The same is true of the advantages of the hydraulic gimbal. If you frequently touch at home, you don’t need to adjust your balance, and you can really plug and play. The gimbal is Yundun’s V100, which supports Tianjiu very easily. The above are a few pictures of posing for everyone to enjoy. In addition, the image has been compressed, so the quality is not good, so sorry first.

本次出摊不是专业评测,也不会对光学做出任何评价,只是例行出摊,更像是健身活动。手里有几对目镜,只是想在白天看看效果,更加了解此款小双更适合什么目镜或者自己更喜欢哪几款目镜。废话不多说,放上目镜后图,至于成像好坏,请镜友自行判断。
This booth is not a professional evaluation, nor will it make any comments on optics. It is just a routine booth, which is more like a fitness activity. I have a few pairs of eyepieces in my hand. I just want to see the effect during the day, and know more about which eyepieces this pair is more suitable for or which ones I prefer. Not much nonsense, put on the image after the eyepiece, as for the quality of the image, please judge by yourself.

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最后再来张和不雷瑟的合影,祝大家周末愉快,谢谢观看!
Finally, here is the group photo of Zhang and Breise, I wish you a happy weekend, thank you for watching!

First-Light-Report of the FUJINON15cm-EMS-BINO/ フジノンEMSビノ観望記(1)

 天候に恵まれたので短時間ではありますがファーストライトに行ってきました。
 ペルセウス座の二重星団の観望が一番好きなので、それだけじっくり観てきました。
 ファーストライトの主観的印象を3点報告します。  あくまでも改造前の直視観望時の記憶との比較になります。

①想像どおり微光星の数が直視の場合と比べ、はるかに多く見えている印象でした。正に長時間露光による写真のようです。 プリズム(つまり長いガラス中光路と4回反射)を排除して、銀ミラーの2回反射としたことで、これだけ見え味が異なるもなのかと思いました。

②EMSによる90度対空による観望は、当然直視と比べて観望姿勢が楽になりました。  椅子に座ってじっくり対象を見続けられるというこは、今まで見ていなかった部分にも視線が走り、見えなかったものが見えてくる、そんな印象です。情報量が遥かに多い観望となりました。このことだけでもEMS改造をして良かったとつくづく思いました。

③アイピース交換式となり、80度を越える見掛け視界は、まるで‘’別機種‘’で星空を見渡している印象です。 フジノン純正の直視観望の時に「倍率40倍固定だと優秀な対物レンズがもったいないなぁ」と感じていましたが、EMS改造により対物レンズの性能をフル活用している印象です。  以上、短時間の二重星団の一点観望記でした。 この機材で星空探索を再度始めようと思っています。

Comment by Matsumoto / 管理者のコメント;

 ご多忙の合間を縫っての頻度の高いリポートに感謝いたします。  実際の天体でのファーストライトリポート、好結果は予想していたものの、実際にこうしてご報告いただくと、感激ひとしおです。

 古い教科書では、「プリズム双眼鏡はプリズムで発生する諸収差(色収差、球面収差他)を対物、接眼レンズを含めたトータルでキャンセルするように設計されているため、プリズムを撤去、あるいはミラーと交換すると、光学性能が悪化する。」  と書かれていたはずで、専門家になるほど、今回のような改造には批判的であることを承知しています。

 しかし、現実はそう単純ではなく、机上の計算による予測が当たらないことも多いのです。  エレメントの収差を他のエレメントでキャンセルして行くのが光学設計の基本ではありますが、構成エレメントが複雑になるほど別のノイズが集積して、コントラストを低下させる一面もあります。

 何はともあれ、200mm近いガラス中の光路(大型ポロプリズム)を排除し、銀ミラーによる2回反射に置き換えたことで、総合的な性能が向上したことが立証されたわけです。

 

9 th DIY-BINO(50mm) by Mr.YN in Tokyo / 9台目の自作BINO-50mm(東京のYNさん)

「EMS-ULセット+IPDヘリコイド」とケンコー SW-0 鏡筒の対物レンズ部分で自作

 ケンコーSW-0 鏡筒は 公称口径50mm、公称焦点距離360mm アクロマートレンズです。対物 レンズ4面の内1面のみレンズコーティングされているようです。エントリー用の望遠鏡で す。口径50mmの対物レンズで双眼望遠鏡を作成する多くの場合は鏡筒をそのまま並べても 眼幅内に収まるので、90度正立プリズムを用いて双眼望遠鏡を作成するのがコンパクトで 軽量になり、多く採用されていると思いますが、今回、EMSを用いた方式に興味があり作 成してみました。
 重量はバランスウエイト付きで4.1kgとなりました。HF2経緯台での使用としました。 焦点調節は半固定で接眼鏡の抜き差しで調節する方式としました。合焦ピークで合焦して いることを再確認したい時にはIDPヘリコイドを僅かに回してみて合焦ピーク確認します。 多少面倒ですがこれでもなんとか運用できるので、小型化やシンプル、安価に作成したい 時には良いと思います。
経緯台や「EMS-ULセット+IPDヘリコイド」は使い回しです。
 アクロマートですが、低倍率では2インチのマスヤマ32mm接眼鏡使用で11.25倍(瞳径4. 4mm)で気持ち良く見える感じです。直視のプリズム双眼鏡とは違った、上空の見やすい 姿勢や見え味が感じられます。 31.7mmサイズの18mm接眼鏡使用時は20倍(瞳径2.5mm)になります。6mm接眼鏡使用時の60 倍程度までが実用と思われます。 接眼鏡の抜き差しクランプでピントを調節するので、スリーブがストレートな接眼鏡でな いと少し扱いづらくなります。
 以下、詳細について追加説明します。
(1) 鏡筒間隔D=160mmとしました。焦点は半固定としてバックフォーカス166mmとしていま す。
(2) パーツとして木材も使用しました。金属使用に比べ軽量になりました。左側の耳軸は 31mm径の黄銅丸棒を用いましたが、右側の耳軸は30mm径の市販の木の丸棒を用いました。 木の丸棒は実際は30mm径より少し太かったようで、クランプできます。しかし、摩擦が大 きいようでハーフクランプは難しいようです。ハーフクランプしたい時は左側の耳軸クラ ンプで行います。
(3) 前後調節のバランスウエイトは約520gで、対物レンズ側が軽いので、前側に取り付け ています。前側に取り付けたので後ろ側に取り付けた場合に比べ手が届きづらくバランス 調節操作性が少し面倒です。
(4) 上下方向軸はマスヤマ32mm接眼鏡使用では鏡筒中心より上に23mm、18mm接眼鏡使用で は鏡筒中心より上に8mmでした。本体重量が軽くなったので、接眼鏡による重量バランス への影響が大きいです。耳軸取付位置は接眼鏡の重たいほうに合わせて23mmとしました。 18mm接眼鏡使用には天頂方向に向けた時にバランスが崩れますが、ハーフクランプにして 摩擦を大きくして運用できる範囲となっています。ただし、ハーフクランプになるのでス ムーズさは少し悪くなります。
(5) 双眼望遠鏡が小型になったのでHF2経緯台で経緯台のアームを90度にしたままでも、 天頂方向に向けられる寸法に収まって取り扱いしやすいです。

Comment by Matsumoto /管理者のコメント;
YNさん、いつもご投稿ありがとうございます。

Follow-up report(3) of the FUJINON-EMS-BINO /続報-3

 確認したいこともあり、画像のとおり近くの空き地でフジノン15cm EMS-BINOを組み立ててみました。

 組立時間は3分かかりませんでした。本体、架台、三脚はそれぞれ少し重量がありますが、時間的には気楽に観望態勢に入ることができることを確認しました。

組み立てたと同時にバランスが取れている状態にしてあるので即観望できます。

 ハンドルで振り回す感覚は快適そのもので、高射砲で狙っているような物騒な感じもあります(笑)

 エレベーター付カーボン三脚CYG54Gの操作も双眼鏡と架台等で約30kgですが、エレベーターハンドルも少し重くはなりますが片手で回転可能でした。(エレベーター耐荷重75kg仕様)
このエレベーター操作で視軸をピタリと合わせることができそうです。

以上、機材組立と操作の感想でした。

 今後、天候とシーイングの抜群な日を待って星空のファーストライトをするつもりです。
直視の場合と比較した観望記をまたお知らせいたします。

Comment by Matsumoto / 管理者のコメント;

 いつもタイムリーなりポートをありがとうございます。
  いよいよ、次は天体でのファーストライトですね。楽しみにしています。

Eye-Focuser on FUJINON15cm-EMS-BINO / アイフォーカサー、FIJINON-EMS-BINOでもベストマッチ!





BINO用アイフォカサーをフジノン15cmEMS-BINOに装着した使用感をお知らせします。

(合焦アイピースについて)

まず、所有しているアイピースの合焦を確認してみました。
常用しているマスヤマ32mm、ナグラータイプ4の22mm、17mm、12mmの4組ですが、ナグラータイプ4の22mmだけあと僅かですが合焦しませんでした。あとの3組は余裕で合焦しました。ナグラータイプ4の22mmだけのためにスリーブカットしてバンドクランプを諦めるのは避けたいと思いました。
というのは、アメリカンサイズのペンタックスXW20mmの使用で合焦し、非常にシャープな映像を見せてくれるので満足しています。
ナグラータイプ4の22mmを使いたいときは通常付属のEMSスリーブで同焦点リングをかませて観望することにしたいと思います。

その他、所有アイピースで合焦したものは下記です。

・モーフィア17.5、12.5
・ペンタックスXL28、40
・ニコンNAV-SW10

(使用感について)

まず最初に感じたことは軽量で頑丈な造りに感心しました。
軽量アイピース用とありましたが、ナグラータイプ4シリーズの重量級アイピースも難なく使用できました。
外付け直進ヘリコイドフォーカサーのガタは皆無です。

そして一番強く感じたことですが、アイピースを覗きながらピントを合わせる作業が目のすぐそばのヘリコイド回転でできるということです。
今までの双眼望遠鏡では鏡筒の合焦を手を伸ばして合わせていましたが、目の近くで行えるということは微調整感覚が一段と増した感覚がするのです。まるで減速装置を使っている感覚と申しましょうか。快適そのものです。

この度、この操作感覚をEMS改造に伴って触れることができたことを幸せに思います。

Follow-up report(1) of the FUJINON-EMS-BINO /続報-1

景色観望記です。

 いつもテスト観望している3km先の電波塔をスマフォでコリメート撮影(片方の接眼)してみました。 アイピースはナグラータイプ4 22mm、倍率34倍  手持ちスマフォでこのくらい写るのですから、実際の双眼視の印象は想像してもらえるのではないでしょうか。

フジノンEMSビノ恐るべし!
 フジノン直視の昼間の景色観望ではコントラストやシャープ感は確かにあったのですが、少し眠い感じがありました。  今回のEMS接眼部の換装により、その眠さがなくなり、正に覚醒した映像に変わったと感じています。 松本さんの執念を感じたEMS改造、恐るべし!

Comment by Matsumoto / 管理者のコメント;
 さっそくのVIVIDな続報、ありがとうございました。
 手持ちコリメート写真、ありがとうございました。像の素性の良さが伝わりますね。双眼視の効果が1枚の写真では伝えられないのが悔しいですね。
 それでも客観的なデータとして価値ある写真をありがとうございました。  早く夜、晴れますように。^^(夜の部に期待。^^;)