Encoder setting on the AZ-ZERO MOUNT, Breakthrough by a through hole / 貫通穴による突破口(AZ-ZEROマウントにエンコーダ)

一般的にこの手の市販の経緯台は同軸のエンコーダのセットを想定していません。以前にもVIXENのポルタにもセットしたことがありましたが、中心軸に貫通穴を開けることで解決しました。
 今回は、水平軸の上側にスペースが足りないため、底にセットしないといけません。底部にエンコーダ用のハウジングを連結します。
 下部にセットするハウジングは、APM120双眼鏡用のワンアームマウントに使用した物と同様の構造になります。

End adapters for TOA130-BINO

 当方の工作環境だと、こうした切削量の多い部品の加工には時間がかかります。通常なら、設計段階で考慮するのですが、アダプターのように相手が決まっている場合は仕方ありません。

Finder bases are set (TOA130-BINO)

 四時半と七時半の所にも、ハンドル用のベースのためのネジを切っておきました。今日はこの作業だけに数時間費やしました。
 このバンド、見事に穴だらけなんですが、ついでにファインダーベース用のネジ穴も開けておいてほしかった。^^;

Urgent News! / 緊急ご報告

The series of the EMS will be evolvedly reorganized very soon.
The detail will be announded in due course.

EMS for the single use;

1.EMS-US will be discontinued in mid-July.

2.EMS-UMA will represent the smaller EMS which is equivalent to the former EMS-UM, and EMS-UMB will be 2″(&31.7AD) sleeve version of the EMS-UM.

3.EMS-UL will have no change.

4.EMS-ULS will be formally discontinued. But repeaters can place the special order.

EMS for the binocular use;

1.EMS-US SET will be discontinued in mid-July.

2.EMS-UMA will represent the smaller EMS which is equivalent to the former EMS-UM, and
EMS-UMB is 2″(&31.7AD)sleeve version of the EMS-UM.

3.EMS-UL SET will have no change.

4.EMS-ULS SET will be formally discontinued. But repeaters can place the special order.

5.EMS-UXL SET; The price will slightly goes up; from 250,000yen to 270,000yen (sale price will be 220,000YEN)

 来月中旬に、EMSシリーズを発展的に再編成します。
それに伴って、一部のEMSを製造中止し、一部の価格を改定させていただきます。
 詳細は新価格を含めて近日中に発表いたしますが、取り急ぎ、概要をお知らせ致します。

単体用EMS

1.EMS-USは7月中旬に製造中止となります。以降は、EMS-UMに統合されます。

2.EMS-UMは、旧EMS-UMをEMS-UMAとし、2”スリーブ仕様をEMS-UMBとします。
価格は旧EMS-UMより若干値下げする予定です。(旧EMS-USのように、防塵フィルターなしのご注文も承ります。それにより、旧EMS-USからの極端な値上がりは緩和されます。)

3.EMS-ULは、少し定価を上げますが、セール価格は当面旧販売価格を維持するつもりです。

4EMS-UMLも原則、中止と致します。(リピーターの方のみ特注扱い。)

BINO用EMSセット;

概ね、上記単体用EMSの変更に連動します。

ただし、EMS-ULSセットは、一応製造中止します。(リピーターの方のみ、特注に応じます。)

EMS-UXLは若干値上げします。

EMS 再編成の理由:

 EMSの構成ミラーの理想形状はほぼ1:2の楕円ですが、比較的最近まで、通常の1:√2の蒸着済み斜鏡を切削加工することで対応して来ました。
 2019年の12月より、EMS-UL用のミラーを最終形状で一定数確保し、切削工程を省いています。大量の最終形状ミラーを確保しておくことは、在庫負担の増加を意味しますが、切削工程によるミラー面への悪影響の可能性が排除でき、製作工程の軽減のメリットは絶大でした。
 同様に-US,-UMのミラーも最終形状の物を確保すべく検討いたしましたが、3種類のミラーを大量に確保するのは初期投資と在庫負担から現実的でなく、また、ミラーサイズが小さくなってもコストはあまり変わらないことから、-USと-UMを1本化することにした次第です。
 最終形状ミラーの確保により、UL同様、UMもコストアップする訳ですが、営業努力により、少し値下げすることと、ご希望により防塵フィルターを省くことで、旧EMS-USとの価格差が最小限になるように配慮いたします。