Another EMS-UL SET in the making

 以前より、繰り返しご説明していますが、EMSのハウジングへのパーツの接続方法は、通常の端面に外部から固定する方法(オス接続)と、ハウジングにパーツのテーパーボスを嵌入させる方法(メス接続)の二種類があるのです。
 当方特製のヘリコイドは、実効の縮退長を最小限(22mm)にするために接続リング等を廃し、ヘリコイドの両端をテーパ形状にしてハウジングに嵌入させるというユニークな構造をしています。

2-inch & 31.7mm adapter set

 真鍮割りリングの装着方法が分からない、というお問い合わせがあったので、動画を投稿しています。
 また、2インチスリーブの天面のUカットの意味が分かっておられない方が多いようなので、それも含めて投稿しています。
 ユーザーさんが2インチスリーブを天地逆で使用しておられたのを見たことがあります。^^; また、海外の方ですが、「31.7AD使用時には、最低でも10mm程度の光路長を余分に確保しないといけませんね?」という質問もありました。
 ちゃんとサイトを見てね!と言いたいんですけどね。

AAS2_R2 demonstration on the Center Mount

新型のAAS2_R2がやっと5台分完成しました。
ご予約分で4台が売約済みとなりましたので、発売宣言までにほぼ完売となりました。次の5台は、盛夏までに何とか確保したいと思います。

AAS-2_R2(新型)でどこが変わったか?ですが、
R2では、本来の傾斜センサーとしての使用法の他に、両軸ともエンコーダで使用する(つまりNEXUSと同じ)モードを追加しました。
 また、基本基板が別物になり、接続安定性が向上したことです。
(旧型よりもコストアップしておりますが、当面、発売記念として、値上げは据え置きます。(旧価格のまま))

AAS-2,Innovative PushTo Guite System

 より汎用性が高まった新型がもうすぐ完成しますが、まずは私用の旧型機でデモをさせていただきます。開発後、何年も経過していますが、一向に浸透しないようなので、何度目かの投稿です。もっとも、大量生産態勢が整っていないので、EMS-BINOのユーザーの方を中心に愛用いただけたら十分と思い、積極的に宣伝はしていません。

Adapter ring for the FTF-3.5″ focuser (EMS-UXL)

 通常はお断りしている仕事で、「各自で対処してください。」というところですが、機械加工業者への伝手が無いとのことで、特別にお引き受けしました。
(海外より、エンドリングのみ送って来られましたが、相手ネジ(メネジ)がないと作業が不便なため、ゲージ用のメネジ(100φP=1.0)を先に製作しました。
(以前に、同じ規格のFTF3.5インチで、左右のネジ径誤差が著しくて、追加工を強いられた苦い経験があります。)