DSC(Digital Setting Circle) without encoder in the developing / エンコーダ不要のデジタル目盛りを開発中


The development of the azimuth sensor by the theory of the mouse is in the climax. This sensor not only acts as a DSC mated with the digital angle gauge, but also acts as an encoder substitute of 10,000 pulse.

 マウスの原理を利用した方位センサーの開発が佳境に入りました。
エンコーダが取り付かない架台用に、方位角を表示させるシステムですが、さらに、AAS-2/3とつなぐと、10,000パルスのエンコーダ信号を伝えるようになっています。つまり、SkySafariと連動したPushToシステムの水平エンコーダとしても使えるわけです。
 単体でも、動画のように、市販のデジタル傾斜計と併用すれば、高度と方位を表示することができ、アプリやタブレットがなくても、座標から目標天体を導入できるわけです。

Black version of EMS housings in the processing / 黒ハウジング、準備中

 皆さん、自分だけのスーパーマシンを持ちたいと思っていて、個別に対応させていただくのが(大手メーカーと違い)私の存在意義だとは思っていますが、やはり一定の線引をしないと、効率が悪くなります。
 白以外としては、黒だけを少量確保していますが、白同様に定期的に補充しないといけず、正直、結構な負担になっています。^^; 

Finish report of SKY-ROVER152-APO-BINO by Mr.Zhang in China (detail information will follow)

Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント;
中国のZhangさんからの完成速報です。
鏡筒の詳細等につきましては、追って追記させていただきます。

 Zhangさん、BINOの完成、おめでとうございます。言語の壁を乗り越えての速やかな完成に敬意を表したいと思います。
ファーストライト後のご感想も楽しみです。
素晴らしい写真の数々、ありがとうございました。

Waiting for the final assembly (EMS-UL X2)

Waiting for the reverse paint to dry.
The edge and side are separately painted by the different paint, so that the mirror surface will be perfectly protected.

 組み立て直前のミラーの裏塗り。裏(サイド)塗りは、一般的な迷光防止やコントラスト向上の意図もありますが、ミラー面の保護の意味もあります。
 特に、ミラー面の外周エッジが重要で、エッジの1mm幅くらいは、側面や裏面の筆塗りの前に、ペイントマーカーで慎重に一周塗っておき、エッジからの経年劣化を未然に防ぎます。従って、メンテでエタノールで拭き取ってしまった場合は、慎重にペイントマーカーで再度塗っておかれるのが理想です。(というか、エッジの塗料を最初から剥がさないようにする。)
 EMSの銀ミラー化から10年、顕著な経年劣化の報告はまだありませんが、より長く良い状態を保つために、防塵フィルターは常に装着してご使用いただきたいものです。(観測時に外す方も、保管時には必ずセットしておいてください。)
 因みに、銀ミラーは再蒸着できません。(剥離できない)もし劣化したらミラー交換になります。大切に使ってください。

Two pairs of the EMS-UL SET in the making(2)

明日か明後日には完成の予定。
 部品の在庫がある限り、着手すれば2日で出来るのですが、問い合わせの応答からサイト管理、また本業の客商売があるので、なかなか筋書き通りには行きません。
 個人商店というのは、雑談で見える常連さんの対応もあり、「今日は忙しいから帰ってくれ。」などとは、口が裂けても言えません。^^;
(「夜業をしなさい。」と言われそうですが、”体作り(筋トレ)”がもう一つの(と言うより最優先の)ライフワーク、数年前から夜業はしないと決めています。)

Anodizing of the adapter rings completed !

11/7に加工が完了していた部品のアルマイトがようやく完了しました。
塗装やアルマイト等は外注に頼らざるを得ず、土日や連休を挟むと歯がゆいことが多いですが、仕方ありません。(マツモトには土日も連休もありませんけどね。)

Marionette Lion-Dance by Mr.Fukumoto / 獅子舞のマリオネット(福本さん)

My friend, Mr.Fukumoto kindly dropped in with his Marionette Set of Lion-Dance after the event held at Jinpukaku.
Isn’t it amazing that he not only play the Marionette Dance, but also made all the staff of the Lion Head and other including the cabinet?

 マリオネットをする人、獅子頭を彫る人、金箔貼りをする人、それぞれ個別にやる方はいても、全てを一人でこなしている方は、この福本さん以外に知りません。独学でここまで究められたこと、驚きです。
 一昨日、仁風閣でのイベントの帰りに、道具一式携えて来てくださいました。
近所の子供さんも大喜びでした。

Another(last) lot of the spectacle plates for the Giant’s Eyes in the making/ 巨人の眼用メガネプレート

 続けてご要望がありそうだったため、5枚も作っておけば1年は(在庫が)持つだろうと思ったのですが、何と、発注した素材プレートが届く前に、完売してしまいました。(同一のお客様が5枚)
 ここまでで、丸一日かかりました。これに着手している間はEMSが作れなくなるので、しばらくこのプレートの製作は休眠です。^^;