Mount holder of the compact center-mount / マウントホルダー(ハイランダー用軽量架台)

BINO作りが佳境に入ったところでハイランダー用架台のご注文が入りました。^^; 今後はすぐに対応できるように、マウントホルダーをまとめて加工しておくことにしました。
軽量マウント本体は、本日完売しましたので、またBINO製作の合間に10台製作しておく予定です。(少し先になりそうですが。)
因みに、ハイランダー用軽量架台=¥57,000(消費税別)、軽量(簡易)マウントホルダー=¥12,000(消費税別)です。

150LD-BINO completed (second one) / 150LD-BINO 新型2台目 完成

The second 15LD-BINO on the Center Mount is completed. It is identical with the first one, but this time, I have made the perfect jig for precisely drilling holes on the OTA tube to set the dovetail and the carrying handle grip. The clients may have no concern about the jig, but for me, it is very important because a good jig will promise me the repeatability of the good products.

15LD-BINOの中軸架台仕様の2台目が完成です。 1台目と仕様は全く同じですが、決定的に違うのは、アリガタ&運搬取っ手用の鏡筒への穴開けのジグを用意したことです。皆さんは、「それがどうした?」と言われるでしょうが、小規模ながら量産としての再現性を構築したという意味で、物作りとしては、決定的な違いがあるのです。 たとえ結果が同じでもです。(私自身、この仕事を始めるまでは長い間、自作マニアでした。プロとアマ(自作マニア)との決定的な違いは、技量ではなく、再現性と採算性を構築できているかどうかだと思います。 プロとして継続的に物作りをするスタンスですと、たまたまクリーンヒットしてホームランを打っても、何の意味もありません。 まあ、逆に言えば、採算性度外視の優秀な自作マニアには敵わない、ということにもなりますが、もともと目指す方向が違うのです。)

今回、ジクが用意できたのは、1台目の方が不要になった鏡筒バンドを寄贈してくださったからで、1号機の方には、改めてお礼申し上げます。 ジグは功を奏し、組み立てた初期の段階で左右の鏡筒は十分に平行になっていました。

SKY90-BINO preliminarily assembled / SKY90-BINO 仮組み立て

Only the handle and the anodizings are left to be done.

ハンドルを仕上げ、アルマイトが完了したら完成です。 予想通り、仮組み立てをした段階(つまり鏡筒方向の微調整なし)で初期の光軸が出ていました。 最近のモデュール化の成果です。一応アリミゾの爪には調整機構を装備しましたが、それは保険のようなもの。 実際にはほとんど使いません。

Innovative bracket setting (SKY90-BINO) / アリガタのセット方法(SKY90-BINO)

Here is the pictorial of the innovative bracket setting with no processing on the OTA itself. You can easily restore the OTA to the original conditions at any time you like. The additional light path is only 2.5mm of the rib of the bracket base pipe.

鏡筒バンドを排除し、かつ鏡筒は無加工のままで、かつ光路長の消費はほぼゼロ(2.5mm)でアリガタを自由角度位置で固定する方法です。写真だけ見ると、杞憂を持たれるかも分かりませんが、すでに数台のBINOでその効果は実証済みです。 鏡筒の長手方向で保持しないと気がすまないのは、単なる固定観念の呪縛です。鏡筒の方向精度は鏡筒端面で受けても十分に出せます。 幅が80mm程度の一体型鏡筒バンドよりも、鏡筒径95mmの端面に倣う方がむしろ有利と言えます。 面が正確に規定できれば、それに直交するアリガタも光軸も正確であることが期待できます。

2-inch sleeves (SKY90-BINO) / 2インチアダプター(low-profile仕様)

Low profiled 2-inch adapters for the SKY-90 OTA.

もともと、高さ10mmのlow-profile仕様ですが、用途によっては、止めネジをローレットネジから、完全に埋まる短いイモネジにすれば、さらに光路長を4mmほど稼げる秘策を講じています。(高さ10mmの部分の半分近くがフォーカサー内部に入る。)

Slide Mount Parts (SKY90-BINO) / スライドマウントの部品 (SKY90-BINO)

These polyacetal parts take the core role of the slide mount.

シンプルな工業用樹脂(ジュラコン/ポリアセタール)のパーツですが、スライドマウントの重要な部分を担います。

リンク画像に置いた傾斜計は、左右のアリミゾ台座の上下方向の平行が簡単明瞭に出せる構造だということを示しています。 また、傾斜計の手前のアリミゾの爪が2本ずつの押し引きネジ(合計4本)でアジャスタブルになっていることにもご注目ください。 こうしてモジュール化を徹底することで、初期(製造段階)の光軸出しがより客観的に確実に行えるわけです。 (光軸の平行度を、各モジュールで分担し、最善を尽くす。結果として、複数ペアの鏡筒を一つのマウントで共有できる。)

SKY90-BINO in the planning / SKY90-BINO 構想中

In spite that I had planned an innovartive one, but the client prefers the standard type such as the last AL107-BINO.This is the center base bar that represents the core of the slide mount.

ハイランダー用架台に搭載できるような画期的な物を計画しましたが、お客さんとの相談の結果、今回はスタンダードな方式を踏襲することにいたしました。 写真は新型スライドマウントの基礎部分を構成する部品です。前回のAL107-BINOと同じスタイルになります。

SKY90-BINO in the planning / SKY90-BINO 構想中

Another innovative idea is coming for the new SKY90-BINO. It is very easy for me to produce the tratidional type of binoscope that had already made for many times, but there will be no thrill in making such banal ones.

従来的なBINOを作るのは極簡単なことで、また、依頼者の方は、”スタンダードで良いから一刻も早く完成を見られたい”のは承知していますが、常に画期的な物を目指すのが自分のスタンスであり、また単調な仕事の繰り返しは耐えられません。

これから、いかに皆さんの意表を突くか、じっくりと作戦を練ってみます。^^;

(7月の末頃より、見学者ラッシュが続きました。 15cmF5-BINOの発送が遅れてしまいましたが、本日送らせていただきます。)