Universal base for a binoscope / TOA130-BINO→TTS160架台用ベース

TTS160マウントの天部(アリミゾ)は、VIXEN標準のアリガタとロスマンディ規格のアリガタの両方に対応しています。プロファイルが嵩上げにならないように、巧妙な工夫がしてあります。アリミゾのクランプ部は、ネジ先端にリンクした円柱状の真鍮製のチップ(回転しない)が所定の角度にカットしてあり、疑似面押しの機構になっています。これもケチを付ければコストのかからない方法ですが、シンプルで先述のlow-profileに貢献する、賢いメカニズムと言えます。
ほんの数センチ、いや数ミリであっても、モーメント荷重に大きく影響しますから。

20cm-BINO project; Eyeside plate added / 接眼側プレートの追加(20cm-BINO)

このBINOには、従来の独立した概念での”鏡筒”はありません。
中央プレートに対物側のラッパフランジの首と接眼側のメガネプレートをセットして基礎フレーム(最大部品)を構成し、対物ユニットと接眼側フランジ、フォーカサーは構成モジュールとして現場で組み立てます。口径20cmともなれば鏡筒単体着脱でも結構大変だろう、という想定での工夫です。もちろん、必要があればさらに分解できますが、通常はこの部分は組み立てたままで管理します。(丸い紙を多数貼っているのは、これから施工する肉抜きのシミュレーション。)

EMS-UXL; processing of the first units / UXLの第1ハウジング(2セット分)

いつものように、-UXLの第1ハウジング(2セット分)を準備しています。これで組み上がったわけではなく、まだ仮セットの段階で、ミラーエッジがハウジングや接続管に干渉しないことを見届けてからまた分解し、ミラーの本固定処置をして、一定時間待って内面塗装以降の処置をしてからやっと本組み立てになります。

Platform of the TOA130-BINO on the TTS-160 Mount / BINO用汎用台座の開発

BINO用台座の最もシンプルでコンパクトな解をご提供できたと思います。その気になれば、ボール盤さえあれば自作できるはずです。
TOA130-BINOともなれば、多分、当方で製作中の20cm-BINOに匹敵する総重量になると思うので、台座部分で重量をあまり加算したくないのです。伝統的^^;な「鏡筒バンド+アリガタ」もかなりの重量アップと重心高の嵩上げに貢献しますが、高級鏡筒に穴を開けたくないでしょうし、当方もそこまで対応しきれないため、そこは現状を受け入れることとします。

Default connecting angle of the EMS UNITS / 構成ユニットの接続初期位置

 

当サイト常連の方は、とっくの昔に理解しておられることと思います。 むしろ(不勉強な)代理業者さんたちのためにUPしています。^^;
(書きたいことは山ほどありますが、またWebsite-Crashになってはいけないので、自粛します。^^;)

Nothing is more simple than the default setting of the EMS.

Assembly of the Center Mount / 中軸架台の組立

This Center Mount is limited for the domestic demand for those who can come here to take the lecture of me or my personal friend.
Made by my one-man craft and the productivity is limited. I recommend the foreign manias copy it with your local machining measures.
中軸架台、もう数えきれないほど作りましたが、所詮手作りなので、生産量は(今後も含めて)知れています。特例を除き、原則、ご注文は当方で手渡しできる方に限定したいと思います。
構造、原理は十分に公開して来ましたので、腕に覚えのある方は、各自で自作されることをお勧めします。動画は、ユーザーさんのメンテのご参考のためにも公開しています。ネジは強く締め込まない主義なので、各自の自己責任で、時々チェックしていただき、必要箇所には(自己責任)で緩み止めの接着を施してください。
(長期的メンテを考えると、緩むネジと緩まないネジと、どちらが困るか、ということです。^^;)