最近のこと、「開梱しましたら、ノブが1個脱落していて、2つしか付いていません!」という着荷報告をいただきました。もちろん、折り返しご説明しましたが、まだ当サイトを十分に読まれないままEMSを注文されたり、使用されたりしている方も多いのではないか?という危惧を持ったため、写真にノブの解説を付けておきました。
EMSの使用中の光軸調整は、X方向とY方向専用の独立したノブが2個しかありません。3つ目の突起物は、上記ノブの独立性を維持するために、陰圧を付与する働きのスプリングロッドで、これがあるために、XY方向の独立的な調整が実現する、要の部品です。ミラーの裏側のプレートは、中央の支点となるセットビスの先端に乗っかっていて、X、Yノブとスプリングロッドで常に引っ張っていることで姿勢を保っています。
Another EMS-UMB SET in the making
年末の受注分です。遅くなって申し訳ございません。
この他に、年末頃の受注分が4件ほどございまして、今しばらくお待ちくださいますよう、お願いいたします。
Carrying handle is added / 取っ手モジュール追加
Optimal mini-Platform for the smaller Binoscope
The optimal platform for the smaller Binoscope / ミニBINO用架台
Pictorial of the dovetail processing / アリガタ加工の工程(シャフトホルダー)
まずは、チャッキング部を加工。(ここは後で切り捨てる。)
六角柱状に加工。この段階で固定用の穴も施工しておく。
2個に輪切り。
さらにそれぞれを二分割して最終形状。4個のアリガタが出来上がりました。
手持ちの加工手段での最も合理的な方法を模索し続けていますが、これがゴールかどうかは分かりません。