AZ-GTi Mount with SkySafari-6-Pro/MAK127

The first alignment of the AZ-GTi System.
セットアップの手順です。ANDOROID系タブレット/スマホだと、1台で(必須の)Synscan-ProアプリとSkysafariを起動することが出来ます。残念ながらiOSだと、Synscan用に1台、Skysafari用にまた1台のタブレット(スマホ)を準備する必要があります。(今回はNEXUS-7を使用しました。)

 

Another amazing feature of this Mount is the supporting encoder that enables the PushTo operation.
この架台の特筆すべき点は、本来のGoto(自動導入)架台の機能に加えて、補助エンコーダをONにすると、この動画のようにPushTo(手動導入)が出来るということで、自動導入中にクランプを解除しても位置情報が破綻しないということも意味します。

まとめますと、この架台(AZ-GTi Mount)は、ユーザーのレベルに応じて、以下の3通りの使い方が可能だということです。

1.電源offでクランプを解除して手動で導入する。(IT手段を持たない超初心者向け)

2.電源onでSynscanアプリで自動導入(&追尾)で操作する。(一般向け)

3.2に加えて、SkySafariの星図画面上でモニタリングする。(マニア向け)

(ただ、初心者であっても、スマホ/タブレットが使用できる方であれば、ぜひ(3)の方法を享受されることをお勧めします。)

EMS-UM on the MAK127

EMS-UM  is set on the Maksutov-127mm.
Overwhelming rich field with non-reversed upright image at the comfortable viewing angle is achieved.

EMS-UMをマスクトフ127mm(31.7接眼部仕様)に取り付けてみました。圧倒的な広視界と快適さが実現しました。裏像は私には論外ですので。^^;

 

Reproducible extension tube for the largest EMS

The last and the most difficult hurdle has been cleared!  It would not be so difficult for the thinner parts such as a short flange to make reproducible release, but the longer extension tubes are very difficult to process the reproducible mating pins and holes on both ends.

最後で、最も困難な課題がクリヤーできました。
24cmと30cmの2組の二連鏡筒に1組のEMSで対応したいというご希望に対処するため、角度位置が再現できる着脱式の延長パイプの構造(と加工方法)の発案に随分と腐心しました。
依頼者の方は、痺れが切れたと思いますが、この動画を見て、なぜ時間がかかったか、理解してくれるでしょうか?
結果を見れば、簡単なことですけどね。ただ、一定以上の長さの延長管の天面と底面に再現性のあるボス(と穴)を施工するのは簡単ではないのです。薄いフランジであれば、貫通穴を開ければ、天と底に自動的に同じ角度情報を付与できますが、長いパイプの施工で、他方の面を加工するために、チャッキングを外したらアウトです。

Extension Tubes in the making (EXTRA-LARGE-EMS)

The extension tube will be a two-stage structure so that it can correspond to the both “D” of 300mm and 400mm, 24cm and 30cm BINO respectively.

動画は2段構造になる延長筒の基部(加工途中)です。
D=300(24cm-BINO) とD=400(30cm-BINO)の2組の2連鏡筒に交互に対応するためです。