このEMS作りも、そろそろ着地点を探す年齢になりました。
友人たちは、「まだ早い!」と言ってくださいますが、長命だった両親(いずれも享年93歳)のことを思っても、現役バリバリで最高の集中力を維持していたのは80歳代前半までだったので、充実して働けるのは後10年ほど、というのが客観的予測。
さらに、晩年くらいはのんびりしたい、ということも考慮すると、その半分で止めるのも悪くないと思える。また、小規模であっても、物作りというは、大量のパーツを常に確保していないと成り立たない。売れるのは1台ずつであったも、外注パーツの最小ロットは400個だったり1,000個だったりするのが、物づくりの世界の厳しい掟のようなもの。大量の部品在庫を残して家族に迷惑をかけることは避けたいので、晩年での新たな部品在庫には慎重にならざるを得ない。