![](https://ems-bino.com/wordpress/wp-content/uploads/2025/02/1heli250215-1024x673.jpg)
The first hurdle is the reform of the “2” through machining. I am happy to be quite successful !
まずは、問題なく2”スルーの追加工が出来るのか? 未知の問題が生じないか?
ということでしたが、これについては問題なく完了。
![](https://ems-bino.com/wordpress/wp-content/uploads/2025/02/2heli250215.jpg)
さらっと写真をUPすると、簡単に出来てしまったように見えると思いますが、結構難航しました。
まず、(これは事前に覚悟していましたが)内径完全スルーが目的のため、スリーブ内径を利用した勘合は禁じ手で、スリーブの外径も、然りです。
部材が薄く、有効なタップが切れないことから、写真の上パイプ(スリーブ)は、ヘリコイド側より、メガネ用の極小ネジ(M1.4)6本でスリーブ端面をヘリコイドに固定しました。ネジ止めも、オーバーハングの隙間から行うため、かなりの難作業となりました。
![](https://ems-bino.com/wordpress/wp-content/uploads/2025/02/3heli250215.jpg)
あれ、アイピースをセットするとヘリコイドが回らないぞ! 当然でした。左右で、ヘリコイド上と、ヘリコイド下のスリーブを用意し、段違いで干渉を回避させる予定でしたが、下のヘリコイド下は問題ないのですが、ヘリコイド上の方は、アイピーススリーブが上のパイプ(スリーブ)と下のパイプの両方をくぐっているわけで、バンド式と言えども、横からローレットネジを締めれば、下のスリーブの壁にもアイピースバレルが押し付けられることになり、ブレーキになって動かない道理でした。
まあ、冷静に考えれば当たり前ですね。下側のスリーブ内径を少し削ってクリアランスを確保することで解決しました。
![](https://ems-bino.com/wordpress/wp-content/uploads/2025/02/4heli250215.jpg)
ヘリコイド下のスリーブはまだ完成していませんが、すでに完成したヘリコイド上のスリーブを天地逆にして、ヘリコイド下のスリーブのイメージを撮影しました。
この使い方であれば、アイピースのバレルは上のパイプだけにセットされるため、上下のパイプの微妙なアライメントは気にしなくて済みます。
ということで、ヘリコイド上の方のスリーブの組付けには注意が必要だということを学んだ次第。
以上、2インチスルーのヘリコイドフォーカサーが実現可能なことは検証しましたが、継続モデルにするかどうかは、まだ確定していません。まずは、作業に習熟して、各工程が楽にこなせるようにならないと、その気になれませんね。^^; まあ、初めてでしたからね。次回からは少しは楽になるとは思いますが。