調整域を十分に広く確保しているので、EMS-UMと-ULにそのまま対応できます。(アリミゾ固定位置を移動すれば制限なく設定できます。)
BINOに要求される光軸の平行度は、最終的にはアイレンズから射出する主光線の平行度が問題になりますが、マウント自体、鏡筒へのアリガタの取付精度、鏡筒軸と光軸の精度等々で、それぞれ最善を尽くします。個々に必要以上に神経質になる必要はありませんが、分担をそれぞれが満たせば、最終調整もそれだけ楽になります。
マウント自体は、調整しやすさよりも、調整後に動かないことの方が重要です。
(使用中の微調整はEMSのXYノブで出来るからです。)