I recently found an old letter from a gap in the bookshelf.
The sender was Dr. Shotaro Yoshida who was the pioneer of the lens design before and in the midst of WW-2.
Though he was 9 years older than my Father, he never lost the purity and curiosity about Optics through his life.
He passed away at the age of 102, in 2015, which was 2 years after my father passed away.
吉田正太郎先生の手紙が本棚の隙間から出て来たのでご紹介します。
吉田先生は、父より9歳年上でしたが、事、光学関係については、生涯少年の心を失われませんでした。
好奇心も旺盛で、私のような者の話も、興味深く聞いてくださり、時にプリズム関係では、「・・・理解できない」と言われたことを逆にご説明するという、おこがましいこともさせていただきました。
年代的な宿命から、レンズ設計では、日本軍に協力する運命にありました。しかし、先生はレンズの研究がしたかったのであり、戦局には全く興味はありませんでした。
それでも、東条英機名の辞令を大切に保管しておられ、コピーをいただいたことがありました。確か、”特殊カメラ” の研究で、今思えば、”シュミットカメラ”のことでした。
偵察用の航空機カメラでしょうね。