NHKの朝ドラの「まんぷく」が佳境に入っています。
第121回の今朝(2/23)の放送では、苦労に苦労を重ねてやっと商品化した「まんぷくラーメン」の偽物が登場した。
偽物業者の言い分は業種にかかわらず、いつでも同じで「法には触れていない・・」という自分に都合の良いもの。
視聴者の大半が主人公側の感情に移入し、その卑劣な業者に鉄拳を震わせたと信じたい。
しかし、現実世界ではどうなのだろう? 特に偽物業者の身内や友人の立場だと、全く違う景色が見えているのではないだろうか。
特に、それが事前に業界でそれなりの名声のある人物であれば、味方をする人間が多くいても不思議はない。
それでもどうだろう? そうした人たちが今朝の朝ドラを見て、いささかでも後ろめたさを感じるのだろうか?
安藤サクラさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」
「まんぷく」は、99作目の朝ドラで大阪放送局制作としては42作目。
インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)
さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。「海猿」や
「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本、
女優の芦田愛菜さんが最年少で全編の語りを担当している。