FMS for up to 3-inch eyepieces is just completed.
There should be a compromise between the image circle and the total light path. On the condition of the total light path of 202mm, the maximum image circle is achieved with two 63mm-elliptical mirrors. Please do not expect to the level of the single reflection diagonal mirror in the image circle, such as EMS-UL that I do not recommend to use far beyond 32mmX85-deg.
I recommend to use 60mm or under of the 3-inch eyepiece on this FMS at the conservative estimation.
The actual image circle will be varied by the F-ratio of the telescope. The smaller F-number shows the larger image circle on the same Mirror System.
Here is the user’s report of FMS-2-inch.
2回反射のシステムで全ての3インチアイピースに対応するためには、非現実的なバックフォーカスが必要になるため、今回は、大方の高級な大口径屈折(20cm 前後以上)のバックフォーカスで合焦する条件として、光路長202mmで収まるサイズのミラー(短径63mmの斜鏡)でフリーアングルのEMS、すなわちFMS(Flexible Mirror System)を製作してみました。
2回反射で裏像を回避しながら仰角可変のシステムになっているため、イメージサークルだけを一回反射の3インチ天頂ミラー並に期待されては困ります。
短径50mmの斜鏡を使用しているEMS-ULで32mmX85度程度までのアイピースを推奨していますので、今回の63mm斜鏡を用いたFMSでは40mmX85度、50度であれば60mm前後までのアイピースを推奨します。
実際の視野のケラレの状況は、望遠鏡のF値によっても大きく左右され、F値が小さいほどケラレは目立たなくなりますので、一概には言えません。(口径食については、逆にF値が大きいほど有利なのは言うまでもありません。また、口径食に対しては、第一ミラーのサイズが重要で、視野のケラレについては、第二ミラーのサイズがはるかに重要です。)