Another innovative plan of this binoscope is the “Coaxial driveshafts of the focusers”. Those who are familiar with the mechanism of Crayford Focuser will easily understand the effect of this plan. The inherent feature of “lock and slip” on the drawtube will even enable the individual adjustment either.
中軸架台のクランプレバーが架台本体の厚みよりもわずかに張り出していたため、鏡筒間の隙間をうまくくぐるかどうか心配しましたが、問題なくセットできることが分かりました。この記事を投稿次第に分解してアルマイトに出さないと、月末の納品に間に合いません。^^; アルマイト待ちの間にEMSを組み立てれば、滑り込みで間に合いそうです。^^
一体構造のメリットを活かした、このBINOの最大の目玉は、フォーカサーのドライブシャフトの同軸連結です。センターフォーカスを実現すると同時に、特筆に値するのが、左右の視度差補正すら極めて能率的に鮮やかに可能にすることです。クレイフォード・フォーカサーの原理構造に詳しい方はすぐにご理解くださるでしょうが、片方の(合焦が完了した)フォーカサーをロックすれば、そのフォーカサーはシャフトが空回りするので、同軸連結した反対のフォーカサーのドローチューブのみを動かすことが出来るということです。 これもコロンブスの卵ですが、「自分も前から知っていた。」というのは卑怯な後出しジャンケンですからね。^^;