Eyeglass plates in the making / メガネフレーム(10cmF10-ED-BINO)

As you can easily imagine, a pair of eyeglass shaped plates will hold OTAs perfectly parallel. You might think the rims look too thin, but I know 7mm widgh and 12mm thick rim is enough for the purpose. Of course, the traditional way of clamping at the ear side closing will require thicker rim, but mine is the slit clamp at the center line of the bridge.

これで今回のBINO製作の加工の山場を越えました。

メガネフレームのリムが細いと思われますか? 大丈夫です。5mmくらいに見えるかも分かりませんが、幅は7mmで厚みは12mmあります。強度的に十分なことは経験上分かっています。 リムを智(耳側のメガネレンズを着脱するためのネジによる開閉部)で締める伝統的な方法ですと、リムは無骨なほど太くしないと都合が悪いですが、これから施工するクランプ機構は、ブリッジの中央にスリットを入れるスリットクランプなので、リムを必要以上に太くする必要はないのです。

(因みに、FPD=170mmなので、このメガネがマッチする人間のスペックを概算してみますと、身長 ≩ 4mくらいの大男となりますね。過去、現在、未来と、存在し得ませんね。(掛けメガネの場合、目幅(IPD)より少し広いフレーム目幅(FPD)を選ぶのが美観的に普通))

さて、ブリッジが中央よりやや上に配置されているのにお気付きでしょうか。不必要にシンメトリックを崩すことはしませんが、天頂時にピラーに干渉しないために必要な措置でした。そのためもあって、外見がさらにメガネに似て来ました。前側に配置するプレートについては、ピラー干渉の心配はないのですが、加工及び組み立てミス防止等の観点から、前後のプレートを統一しました。

(メガネの左右のリムを鼻で繋いでいる部品のことを”ブリッジ”といい、リムの耳側でレンズ着脱のために開閉する部分を”智”といいます。 この際、覚えておいてください。^^)