
Never touch the prohibited screws shown in the above photo!
上図の禁止ネジには、いかなる理由があっても触れてはいけません。
XYノブですら、使い始めるタイミング等、サイトでご説明している条件に従っていただきたいのです。
(〇でなく、敢えて△で示しました。)
マウントに鏡筒のチルト機構がなく、シムの挿入だけでは充分に左右の鏡筒の初期平行度が満たされない場合に限り、左EMSの△のネジ(プラスネジ3本)を極微量だけ操作することはお許ししています。
なぜ、第2(眼側)ユニットのそれらがタブーなのか?ですが、同じ1mmだけ像をシフトさせるために、より大きくミラーをチルトさせるので、より有害だからです。それと、コリメーション手段もないのに、第1ユニットと第2ユニットのネジを同時に緩めてしまうと、原状に復帰することが完全に不可能になることが明らかなためです。
35年もEMSを作り続けて、「何を今さら?」という感じですが、未だに違反者が絶えず、急患のEMSが国内外から届くからです。文字で書いても読んでもらえないなら、”絵”で行こう!というわけです。