20kg-loss of my weight through the 3-years’ struggle with my disease/ 3年の闘病で失った20kg (現在43.5kg) !

 昨日最低記録を更新した、体重、43.5kg、もう減り代はなく、正念場だったことが本能的に分かる。
 上の鎖骨のように見えるのは、一応、大胸筋の名残り。鎖骨はさらに上の短いのがそれ。
 胸郭を挟む薄皮2枚に見えるのが、手前から大胸筋、後ろが広背筋の名残り。
(上の比較写真は役10年前。)
 右腕(鏡で裏像になったので左に見える)ぶらさがったチューブは、”ピック”と言い、上腕から心臓付近まで細いカテーテルが入っていて、ほぼ24時間の点滴に対応してる。(その度に針をブスブス刺されたら、たまらん!LOL ) 振り返ると、装着して1年近い。

Data of the Neutrophil and the Monocyte in my blood /最近の好中球と単球のデータ/9/05

 好中球がなかなか戻りませんが、単球(赤線)は正常値領域に入り、私の素人判断では、好中球(青線)の不足を単球で十分に補っている状態です。娑婆に戻る免疫力は付いたので、後は、血小板等の血球値がより安定して、輸血頻度が下がらないといけません。(でないと、退院後に頻繁に通院することになる。)
 まあ、一歩、一歩、頑張ります!

Data of the Neutrophil and the Monocyte in my blood /最近の好中球と単球のデータ

 前クール(第三クール(7月))の後で急速な好中球の回復を見せた後、8月に入ってまた長く低迷してしまいました。
 ただ、当方の場合、好中球よりも先に単球が回復する傾向があるので、まだ諦めていません。^^;(下の青いラインが好中球で、上の赤いラインが単球です。

Annoying blood number of the Neutrophil and the Monocyte! / 2つの白血球値(好中球と単球)に振り回された1か月!

【好中球】
 好中球(こうちゅうきゅう)は、白血球の一種であり、体内に侵入した細菌や真菌などから体を守る主要な免疫細胞です。強い「貪食(どんしょく)能」を持ち、異物を細胞内に取り込んで消化・殺菌します。白血球の中で最も数が多く、感染症や炎症が起きた際には速やかに患部へ移動して防御反応を開始する、私たちの体を守る最初の防御ラインの役割を担っています。
好中球の主な特徴
役割:
細菌や真菌(カビ)の感染を防ぐことが主な役割です。
機能:
貪食能:異物を細胞内に取り込み、消化・殺菌します。
遊走能:感染部位に血管内から移動して集まる能力です。
殺菌能:顆粒に含まれる酵素や活性酸素などを用いて、侵入した異物を殺菌・無害化します。
寿命:
血液中での寿命は短く、約1日以内です。
場所:
骨髄で作られ、血液中だけでなく、炎症が起きている組織にも一時的に移動して存在します。
好中球の変動と病態
増加(好中球増多症):
細菌感染、炎症、外傷、がん、ストレス、喫煙などで一時的に増加することがあります。
減少(好中球減少症):
抗がん剤などの薬剤、ウイルス感染、骨髄の障害、脾機能亢進などで減少します。好中球の数が著しく減少すると、感染症にかかりやすくなり、重症化するリスクが高まります。
その他
血中の好中球の数は、血液検査で測定され、感染症の診断や病状の把握に役立ちます。
最近の研究では、好中球がDNAを網状に放出して病原体を絡め取る「NETs(Neutrophil Extracellular Traps)」という機能が発見されています。

【単球】
「単球」(たんきゅう)は白血球の一種で、身体の免疫システムにおいて非常に重要な役割を担う細胞です。単球は血液中を循環し、組織へ移行するとマクロファージや樹状細胞といったより大きな細胞に分化(変化)します。これらの細胞は、細菌などの異物を食べたり、がん細胞を破壊したり、さらには他の免疫細胞に情報を伝え、免疫反応を調節したりします。
単球の主な役割
異物の除去と排除:
単球は感染部位に移動し、細菌やウイルスなどの異物を細胞内に取り込み(食作用)、消化・殺菌します。
抗原提示:
取り込んだ異物の断片を自身の細胞表面に提示し(抗原提示)、T細胞などのリンパ球に情報を伝えます。
免疫反応の調節:
他の免疫細胞の働きを助けたり、免疫反応の開始を促したりすることで、身体全体の免疫機能を制御します。
tissue の修復:
傷ついた組織や壊死した組織を取り除き、組織の恒常性維持に貢献します。
単球に異常が見られる場合
単球の数は感染症、炎症、アレルギー性疾患など様々な病態と関連しているため、単球数の変動は病気のサインとなることがあります。
感染症や炎症の原因となっている疾患を治療することで、単球数の調整を図ることがあります。
単球の運命
単球は骨髄で生成され、血液中を移動します。
数時間のうちに脾臓、肝臓、肺などの組織に移行し、そこでマクロファージや樹状細胞に分化します。

抗癌剤治療は、昔から言われて来たように、正常細胞と癌細胞の我慢比べ! それまで正常に作られた来た白血球細胞がほぼ破綻するのは、短期的に毎回、想定内でしたが、今回に限り、7月に得た成果をすぐに吐き出されせられる!と言う想定外があって、医療陣側も、患者側も、実に辛い闘病が続きました。
 「時間的にそろそろ改善するだろう!」と言う曖昧な期待だけが頼りですが、いつまでも客観データに触れないのも、誠意に欠けるな?と思った次第です。

About to be discharged ! / 退院間近

Above is the graph of my recent Neutrophil Count . The number is steadily recovering and I will be discharged from the Hospital very soon.
Sorry for the delay of the digestion of the back-orders and thank you for your generosity of waiting.
 長期に渡り、ご心配とご迷惑をおかけして参りましたが、ようやく、どん底まで落ちていた免疫力が回復基調になり、近日中に退院の運びとなりました。
 一時は、正直、限界を感じていましたが、皆さまの温かいお励ましによって、何とか乗り越えることが出来ました。
 本当にありがとうございました。

Today’s Supper / 今日の夕食

 ご心配をおかけしたくなかったのと、全国では私同様の治療を耐えているさらに高齢な患者さんが多くいるので、弱音を吐くのはどうか?と思ったため、治療の影響について、敢えて公開して来ませんでした。
 脱毛はないのですが、毎回、拒食症状に苦しんでいます。数年前の65kgの体重を、先月は48.5kgまで最低記録を更新し、これではいけないと、努力しても、50kgをタッチしたり、戻ったりの状態です。
 我ながら、鏡の中の自分に、”釈迦の断食苦行像” その物を見て、ぞっとしているのが実情です。客観的に見ると、もう痩せしろはなく、これが死の間際なのか?と思えて来ます。^^; 頭だけは、妙に冴えているんですがね。LOL
 病院食はほとんど食べられないので、朝食(ロールパンx2+牛乳+まずいゼリー+辛い味噌汁)以外は断り、昼食と夕食は自前調達(外出禁止ですが、毎朝、下のコンビニでの買い物を依頼できる。)
 今日の夕食は、先日家内が差し入れてくれたレトルトのビーフシチューを看護師さんにチンしてもらおうか?随分迷ったのですが、3日前に高熱が出た影響で、完食の自信がなく、バナナとプロテインを流し込みました。 味の濃い物はことごとく舌が拒絶し、味が薄いものは何とか流し込める。味噌汁も1匙ほど飲んだら、塩辛くて、もう飲めない。好きなバナナすら苦い。
 

The flower of AZAMI /あざみの花

 島根県在住の姉(3歳年上)が先日送ってくれたアザミの花の写真。
 父が存命中に姉は聞いたらしい、「お父さんが好きな花は?」
ぼそっと父は「あざみ」と答えたとのこと。
 で、昭和の大ヒット曲、「あざみの花;伊藤久男」をYOUTUBEで反復聴いているとのことだった。

初めて見た無菌室の窓からの夕日。(今日)
ふと、あざみの歌が聴こえて来た。

山には山の 愁いあり
海には海の 悲しみや
まして心の 花園に
咲きしあざみの 花ならば・・♪

 何と心に刺さる歌詞なんだろう。