以前、Bino Checkerを入手しましたが、何かと活躍しています。調整の時、原点に復帰できる、という安心感は絶大です。この度、もう一つ、別なアプローチで双眼望遠鏡の光軸をチェックできる、Bino Checker 2を入手したので、ご報告します。
原理は、アメリカン・サイズのバレルの一端を双眼装置に入れ、もう一端を双眼望遠鏡に入れて2”側から覗き、光軸が合っているかどうか、一発で判明する、というもの。コロンブスの卵ですね!。
APM-BinoとEMS超広角対空双眼鏡で実際に覗いてチェックしてみました。そのまま覗くよりは、ルーペで拡大した方が見え易いです。私が持っているルーペで丁度良かったのは、NEAFでゲットした景品(フルネル型)でした。
光軸調整ノブをいじると像がダブって見え、光軸が合うと、像はピタリと一致し、スカッと見えます。その瞬間は、快感ですね。一目瞭然で光軸がチェックできますから、とても便利です。
横浜市 Y.K.
Y.K.さんのサイト
Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント;
YKさん、PST-BINOのダブルスタック用アダプターに引き続き、 またタイムリーなリポートをいただき、誠にありがとうございました。 今回も非常に分かりやすく ご紹介くださり、付け加えることがないくらいです。
先に発売いたしました、BINO-CHECKERは 、単体で機能する物ですが、今回は、双眼装置に取り付けて、 双眼装置自体をBINOチェッカーとして使用するためのアダプターです。
光軸が狂っていない双眼装置を所有しているのが前提になりますが、このアダプターを使用しますと、 左右の像をタイムラグなしに同時に観察できますので、天体のように、動いている対象に対しても実行 することが出来ます。 ただ、像は覗き口の奥の眼にかなり近い距離(20㎝程度?;アイピースを代用するには遠すぎ)に結像しますので、像を観察するには、ごく若い方を除くと、ルーペや度の強い老眼鏡等を用いる必要があります。( 比較的強度の近視の方は、メガネを外すという奥の手があります。)
目下、このアダプターの発売に向けて準備を進めておりますので、整い次第にこのサイトでご報告いたします。
このアダプターの製作記は、製作情報速報の9月25日に掲載しています。