Super Wide-BINO/ Simplest Mount for EMS-UXL

 左の位置調整用のアルカプレートは、有り合わせの物を応急的に付けましたが、ずっと短い物で良いです。(10㎝程度で十分でしょう。)
 本来の鏡筒がパイプの前に取り付くのではなく、EMS-UXL+カメラレンズ+アイピースが全て手前側に取り付くので、メガネプレート部は前にシフトさせて重心調整する必要があるわけです。

New sliding mechanism for the “SW-BINO”

 最初のモデルは、送りネジが偶力を生じて、光軸が安定しないことが判明したため、偶力が発生しないように、送りネジを中央に移動しました。(写真は実験用リングなので、厚み形状が最終形と異なります。)

EMS-UXL Holder for the Super-Wide-BINO

 すでにEMS-UXLを通常のBINOで運用していれば、それを即利用しない手はありませんね。
 物空間配置のヘリコイド目幅調整、面白いことに、ピント移動が生じません。(落ち着いてお考えいただけば理由は自明。)
 本来、EMSのアイピースを挿入する部分に、倒立像の超広角望遠鏡(たとえばカメラレンズ+アイピース)をセットすれば、光軸調整と目幅調整の機構が完備した超広角で正立像の双眼鏡が完成するわけです。
 まだ、ほとんど誰も注目しない。 それはそれで、醍醐味でもありますね。

XY- limiter-knobs in the making / リミッターノブの仕込み中

 地味な部品ですが、これが無いと始まらない。定期的に仕込まないといけないパーツの一つです。
一度に50個ずつ作って来ましたが、割と早く消化してしまいます。
 こうした産業部品利用のパーツの再仕込みは簡単なんですが、アダプターリング類の外注は大体400個くらいが最小ロットになるので、晩年に向かい、新規な在庫確保には慎重にならざるを得ないわけです。
 極めつけは、最終形状の鋳造ミラー(もちろん鋳造後に研磨)なんかは、最小ロットが1,000枚なので、尚更です。持病のことはさて置いても、自分の年齢を考えると、そう長く続けられるものではありません。

EMS-UXL SET and -UL SET for the US in the making (EMS-UMA SET for Switzerland will follow it soon.)

Dear clients,
I am terribly sorry for the delay, and thank you for waiting patiently.
The order of September is not yet cleared, and it is not likely to be delivered for the order of October.
I will do my best, but please understand the situations.

 廃業予告宣言の後、駆け込み注文が集中し、9月分ご注文の納品が完了しておりません。
遅延の件、本当に申し訳ございません。これより最善を尽くしますので、今少しお待ちくださいますよう、お願い申し上げます。

I am just home from the Hospital ! /退院いたしました。

8:20 AM 病室の窓から

I was in the Hospital from 12/3 to 12/12 and have come home just now.

 今回は短期の入院予定でしたので、ここで入院の告知をせず、多方面にご心配をおけかして申し訳ございませんでした。本日より正常に営業を開始いたしましたので、よろしくお願いいたします。
(治療は退院後も続きますので、時々閉店しておりますが、よろしくお願いいたします。)

Askar120-BINO/ the test run of AAS2_R2, Dot-finder-base /傾斜センサー(AAS2_R2)の試運転と、ドットファインダー用ブラケットの製作

傾斜センサー、試運転問題なしでした。
ただ、ユーザーさんのSkySafariのVersionやタブレットによって設定方法が微妙に異なるので、お引き取りには必ず、ご使用のタブレットとモバイルバッテリーの両方を持参されることをお勧めします。
(設定に結構てこずる場合がございます。)

 たかがファインダーですが、EMS-BINOに適したセット位置というものもあり、また中軸架台では、鏡筒を90度倒してセットするため、メーカー想定のファイだー台座が使用できないことが多いのです。
 どたんばで結構頭を捻りましたが、買い置きしていたアルカパーツを利用して、写真のような配置にしました。

 純正のケースにEMSごと収納、というのは普通はあり得ないことで、このAskar120鏡筒ならではの例外です。もちろん、クッション材は適宜カットしないといけません。
 標準でセットしてある、長い延長筒を除去したお陰です。