Memory of my Dad (3) (父の想い出(3))

The upper photo: The left is my father and the right, my uncle. The lower photo is a trick one made by them. Their faces are superimposed on each guy..

葬儀の後、従弟が貸してくれた叔父の古いアルバムにも、叔父と父が一緒の写真が多く見付かりました。 下の写真は、若かった2人(写真に凝っていた。)がふざけて作った合成写真。 左右のそれぞれの男性の 顔がそれぞれ父と叔父になっています。^^;

こうして、無二の親友同士に見える父と叔父。 ただ私の記憶によると、必ずしもずっと仲良しではありませんでした。 父は、叔父を終生許していなかったことがありました。 「息を殺して時計の修理をしていたら、”叔父”が札束を持って入って来て、「何をチマチマやっとるだいな。 これを見んさい。」と言って分厚い札束を父の前で叩いて見せたそうです。

きっと、その時のタイミングが父の気に障ったのだと思いますが、おおらかに、「お前、よくやったなあ。」と相手を褒められなかった父。 また、子供じみた自慢を不用意にしてしまった叔父。 ともかく、父はそのことをずっと根に持っていました。^^;

それでも叔父が死んだ時、父は棺に納まってしまった叔父の顔を撫でて、「かわいやなあ、こんなになってしまって・・」 と泣いていました。 しかし、父はその時、すでに認知が出ていて、骨まで拾った叔父(義兄)の死を数日後には忘れてしまい、その後、定期的に何度「叔父さんは死んだよ。」と言っても、「ええっ、死んだのか?」とその度に驚き、最後まで認めませんでした。

ともかく、叔父のアルバムにも、父の写真がずっと一番大切な地位を占めていたことに新鮮な感慨を覚えました。  今頃、父と叔父は真の意味で和解しているのかな??

Memory of my Dad (2) (父の想い出(2))

This photo is taken, before I was born, in 1946, April 22nd. The right guy is my Dad and the left is my uncle of mother’s side.

父と叔父(母の兄)は必ずしもずっと仲良しだったわけではないと思いますが、若い頃の写真の多くが叔父とのツーショットでした。 葬儀社の方に、葬儀で流すビデオに使用する写真を出すように指示された時、この写真を筆頭に選びました。
父が死に、ここに自分の出発点があったことを改めて知りました。

Memory of my Dad (1) (父の想い出(1))

Let me extend my sincerest appreciation for your generous and warm condolences for my father. .

Now, let me show you one of his memories..

The right guy is my Dad with me, four years old, behind him. The left guy is my uncle, older brother of my Mom. My uncle had Remington’s 5-shooter and my Dad had a standard horizontal 2-shooter.

When my Dad was riding on a bike, Uncle was riding on a moter bike. When my Dad got a moter bike, Uncle was riding on a car. Yes, Uncle was a rival of my Dad all through his life. My Dad lived 4 years longer than Uncle. I wonder what they are talking about in the heaven.

その節には、大変多くの方々に父の葬儀にご会葬くださり、また温かいお悔みをいただき、本当にありがとうございました。 断片的ながら、少しずつ父の思い出を語らせていただきたいと思います。

右が父でその後ろに当時4歳の私。 左は母方の叔父。 叔父と父は竹馬の友。 母は叔父の妹。

父の銃は国産の水平二連、叔父のはレミントンの5連発。 父が自転車に乗っていた頃、叔父はオートバイに乗っていて、父がやっとスクーターに乗っていた 頃には、叔父は四輪車に乗っていました。 叔父は山の手に別宅も建てたけど、父は叔父よりも 4年ほど長生きしました。 終生ライバル同士でもあった父と叔父、あの世がもしあれば、今頃どんなことを話しているのかな??

(当時の狩猟は単なる道楽ではなく、貧しい時代にあって、冬季の蛋白源を確保するための重要な生活の一部でした。 弾も自家製で、火薬や散弾を薬莢に詰めて作っていました。 鴨打ちには私も時々お供をしました。)

Televue76-BINO completed! / Televue76-BINO 完成!

Televue76-BINO is completed. I could establish the new standard of the fundamental structure at last. The OTAs screwed into the spectacle frame will keep the perfect parallel forever.
 長い年月を要しましたが、ようやくEMS-BINOの理想的な基礎構造の一つが確立しました。 接眼部のスタビライザーは通常は不要と思いますが、今回は初期段階で計画した通りの仕様で 納品させていただくことになりました。 子供に接眼部を鷲掴みにされる等の不慮の事態には安心です。 今、外は雪が降り続いています(ターゲットが見えない)が、雪が止みましたら最終調整をして完成です。 遅くなりましたこと、深くお詫び申し上げます。

LX80 Mount arrived / LX80架台が入荷しました

The funeral of my father had prevented me from opening the package for several days.I could open and set up the mount today.

梱包のまま数日が経過してしまったLX80架台を今日、やっと開梱し、組み立ててみました。まだ、動かしていませんが、Webの情報では分からなかったクラッチ機構は嬉しい発見でした。 つまり、電源を入れなければ、フリー架台としても普通に使えるということです。 少なくとも地上風景はフリーモードで楽しめます。

Father passed away (父が逝きました。)

Father had passed away in the early morning of yesterday.
I remember the poem that I knew from my dying sister 12 years ago.

When we have done all the work we were sent to earth to do,
we are allowed to shed our body-which imprisons our soul like a cocoon encloses the future butterfly-
and when the time is right we can let go of it and we will be free of pain, free of fears and worries-free as a very beautiful butterfly, returning home to God which is a place where we are never alone-where we continue to grow and to sing and dance, where we are with those who loved (who shed their cocoons earlier) and where we are surrounded with more Love than you can ever imagine!

役目を終えたから天に召されるんだね。
さなぎが殻を脱いで蝶になるように肉体の殻を抜けて、
苦痛のない世界に行くことを許されたんだね。
怖れも心配もなく、綺麗な蝶のように自由に空を翔ぶんだね。
もう決して独りぼっちにはならず、魂は成長し続ける、
先に殻を脱いだ人たちがいる世界で、
想像できないほどの愛につつまれるんだ。

TV76-BINO, quite successful !! / TV76-BINOほぼ完成!!

The newest version of Televue76-Bino is almost completed. My original aim is perfectly achieved. The colimation was perfect on the spot of assembly.

 新しいメガネプレート方式は大成功でした。 予想した通り、CNCフライスでヘリカル加工したネジ込み方式は、左右の鏡筒を実用上完璧に平行に保持しています。  最初に組み立てた状態で、鏡筒の調整は不要でした。 前もって作っておいた接眼部のスタビライザーはこのモデルでは不要と分かり、せっかく作った物は、サンプルとして残すことにしました。

 重心位置は、意図した通り、EWV32mmでプレートの位置とぴったり合致しました。 プレートの中央上端辺りの穴には15mmφのジュラルミンのシャフトが通り、それをベースにして運搬用のハンドルを付ける予定です。 (アリガタがプレートの両サイド(一方)と下部に取り付く仕様にするのは当然です。)

CAPRI 102ED-BINO on HF2-Mount / CAPRI 102ED-BINOをHF2経緯台に搭載してみました。

Nextar Mount is superb for the planetary use with the perfect tracking mode, but for the telestrial use,PushTo mount such as HF2 is the best.

惑星観測時等の自動追尾機能は Nexstar ならではですが、地上風景の観察には、やはりこの手動(PushTo)スタイルが一番です。 両方の手段を準備しておけば万全ですね。 (BINOの底部にアリガタ、CRADLEにアリミゾをセットしましたので前後のバランス調整は極めて簡単で、ウェイトシステムは不要です。)

CAPRI 102ED-BINO completed ! / CAPRI 102ED-BINO 完成

The difficult project is completed. Please note that 10cm-F7 binoscope is successfully loaded on the Nexstar SE Mount of the limited fork length for the zenith viewing. IPD adjustment is a bit hard but it is a trade-off for the simple structure.

CAPRI 102ED-BINOがようやく完成しました。 最近のCAPRI102ED鏡筒はバックフォーカスが長くなっている(BINOの素材としては歓迎すべき傾向)ことは承知していましたが、予想以上にフォーカスが余り、天頂時のフォークアームのクリアランスがさらに厳しくなりました。 どたんばで慌てましたが、急遽製作したカウンターウェイトシステムが功を奏しました。(ウェイトシステムは、鏡筒前後のバランス調整の他、BINO本体がフォークアームを時計回りにねじろうとするモーメントを多少キャンセルする効果も期待できます。(地上風景観察時及びHF経緯台に搭載時には、BINOを手前に引くことができるため、ウェイトシステムは不要です。))

多少心配していた、初めての”スタビライザーシャフト”は全く問題ないどころか、初期調整に極めて有効な機構だと分かり、今後も軽量化の手段として採用する予定です。

片持ちであることと、メガネプレートをバランス調整のために敢えて全体の重心から外したこと、また、10cm鏡筒の重量の予想以上のインパクトにより、目幅調整が渋くなりましたが、Nexstar架台に10cm-BINOを載せるためのTrade-Off、ということでご理解いただけましたら幸いです。

初作ですので、課題はいろいろと見付かるとは思いますが、本来ならNexstar マウントの搭載限度を越えるBINOを何とか搭載するための、一つの解をお示しできたのではないかと思っています。 BINO本体底部にもアリガタがセットできますので、HF経緯台やビデオ三脚等と、その日の使用目的に応じて架台の使い分けをしていただくのも良いかと思います。

Counter brass weight and the shaft / 真鍮製カウンターウェイト(CAPRI 102ED-BINO)

This counter weight(1kg), made of brass, will cancel the top heavy of the CAPRI 102ED-BINO.I wish the user will keep the brass weight polished forever by the good maintenance.

CAPRI 102ED-BINO用のカウンターウェイト(1kg)です。 真鍮は磨くことでその美しさを維持します。(←人間みたい?^^;) リフォームで数年後に里帰りするBINOの真鍮ウェイトですが、ピカピカなのは皆無でした。^^;(みな惨めにどす黒く酸化していました。) 製作者としては、ユーザーさんもこの輝きを常にキープしていただきたいと思っています。