Armwrestling 160928

I could join an armwestling group in Tottori City about a month ago at last.
As I had quoted here, I had very few chance to play match with armwrestlers, and I had been seeking for an appropriate group to join. So, I am very happy with myself being in the environment of armwersting in the end.
It was a kind of culture shock to find some advanced armwrestlers with less mustle were so strong. There seems to be special knacks and the  specilal direction of the power to be trained. I am watching through many videos in the Internet to study the essence of armwerstlings. It is very fun.
 念じ続けると道は開けるもので、一月ほど前に、車で15分ほどの所でアームの練習をしているグループを知り、仲間に入れてもらいました。 しかも、そこはかなりの強者が集まる所でした。
どの競技でもそうですが、初心者は経験者にはかないません。アームはそれが特に極端です。 体格で自分に勝る相手に負けるのは納得行くのですが、外見では到底納得が行かない結果を見るのが、 アームの不思議であり、また、(一般には)未知の理論が隠れている部分で、ある種の醍醐味でもあるわけです。 自分のポテンシャルを信じて、しばらくこれに没頭することになりそうです。^^;

Brackets in the making (Center Mount) / ブラケット製作中

R加工はCNCフライスの真骨頂です。 マニュアル加工でも全く不可能とは言いませんが、マニュアルのような制約がありません。

メカ的に中心と半径を設定することなく、ツール(刃物)が(Gコードで)指定した円弧に添って動いてくれるわけです。 メカ的には平面上の可動軸はX軸とY軸しかありませんが、XとYが滑らかかつ速やかに連動して、結果的に円弧の動きをする様は圧巻です。どんな名人でも、マニュアルでXY軸を円弧に動かすのは不可能です。(作業が簡単という意味ではありません。金属加工なので、加工圧がかなりあり、不適切な治具や固定手段によると、材料や治具が吹っ飛び、工具を痛めます。ツール(刃物)の逃げと保持具のジレンマが常にあります。)

Center Mount in the making-2 / 中軸架台製作中-2

CNC milling process has begun for the 10 parts whose lathing process had finished by tomorrow. Only two pieces are finished in the morning, which means milling is more painstaking task than that of lathing.

昨日までに旋盤工程を終えておいた10個の垂直回転軸部品につき、いよいよフライス加工に突入しました。 午前中べったりCNCマシンを駆使して、たった2個しか仕上がりません。 自動とは言え、目が離せない作業であり、旋盤よりも辛い作業です。

…Was blind, but now I see.

The phrase of the title is my motto I have been keeping through my business since I had started making EMS or Binoscopes nearly thirty years ago.
On the other hand, I found a lot of advanced manias being so confident in their beliefs that they would not admit new facts that proved againt their estimations.
In that sense, I can say that those who call themselves “Novice” are faster to learn the knacks of the binoscope maintenance.
So, I would like to say that “Dispose your pride, and you will be happier by seeing the reality”.
 Amazing Grace の一節の”…Was blind, but now I see.” というのが、ずっと私の物作りのモットーでした。 それまで頑固に固執していた信念が粉々に打ち砕かれるような経験の連続でした。昨日まで「これが最高!」と確信していたことについて、今日はもっと合理的な解が見付かり、自ら顔が赤くなるような経験が、数日レベルで連なって今日に至っています。
EMS-BINOを注文される方には、超マニアから初心者を標榜される方まで、キャリアの幅は広範囲に渡りますが、意外にも、納品に当たって当方の意思との何らかの齟齬を生じる確率は、圧倒的に古参マニアの方に多いようです。 それはなぜか?ということですが、やはり、マニアの方それぞれのご経験から来る、先入観や思い込みの強さにその根っこがあるように思えてなりません。
 そして、長い時間をかけて誤解を解いても、自らが間違っていたことを、「不快な経験」と解釈されるのか、そのことをいち早くスルーされるため、当人にとっても未消化で栄養にならなず、当方にとっても実に消化不良で胃に悪い後味しか残らないことが多いのです。 こちらに相談される前に、すでに濃厚な自己診断をしてから来られると、ご指導もなかなか届かないのです。 ただ単に自説の追認を求めるのと、”真摯に相談する”というのは異なります。
 自分の限られた現役余命を考えると、client の方との相性というものも考慮して受注を限定して行かないといけないな、と考えるこの頃です。 不快な思い出は増やしたくないので・・・。

FC100-BINO (by Mr. James Witt, in Pine Arizona USA.)

Comment by Matsumoto:

Here came a report of FC100-BINO after over several years.

The photo of the old EMS sets brings back memories of the former specs.

Anyway, I am very happy to hear from you after a long time.

Congratulations on finishing your fine binoscope. I hope this binoscope will serve you for many years to come.

8年くらいのタイムラグが生じてしまいましたが、初めて、完成したFC100-BINOの写真を送ってくださいました。

旧タイプ(8年くらい前か?)のEMSセットも懐かしく見せていただきました。 クレイフォード式の目幅調整、当時が思い出されます。

BORG55FL and 71FL-BINO

Hello Tatsuro,
Thanks for your great product,
In January, I started my first EMS-Binoscope, a pair of mini Borg 55FL.
everyone in my local astronomy club were amazed by its outstanding performance.
People in here were all unfamiliar with EMS-Bino,
that’s my pleasure to intruduce the great product to them.
last month, I try to assembly a Borg 71FL Bino in EMS-US, that even better a lot than 55FL.
Attached are the pictures of my 55FL and 71FL BINO and some sketch by 55FL EMS.
Regards
TS Wang,Taiwan
Comments by Matsumoto:
Dear Ted,
Congratulations on finishing your fine binoscope and mastering it for the field use!   I was amazed by your fine craftsmanship and the good aesthetic sense.   I am very proud of you!
Best regards,
Tatsuro

Hand and arm support(Parallel bars) 平行棒の手支持と腕支持振動

Let me extend my biggest appload to Mr. Kohei Uchimura who won both of the gold medals for individual and for the team.

As I was once a gymnast, I would be often asked about gymnastics. Today, I will explain the two kinds of swings of the paralles bars.  One is hand support swing, and the other arm support swing.  Both are rather difficult for the beginners , but I can say the arm support swing is more painful for the beginers.

今朝は、リオ五輪で個人総合と団体の両方で金メダルを掴んだ内村航平選手が列島を興奮のルツボにしたようです。

体操の経験があることから、こうした話題がある時には、よく知人から体操競技のことを尋ねられます。 その中からごく一部をご紹介したいと思います。

床や跳馬を除くと、スウィング(振り)というのが体操競技では極めて重要な基本であり、(現在はどうか知りませんが)私がやっていた頃(50年前^^;)は、大方どこの学校の体操部であっても、新入部員は最初は嫌というほどスウィングばかり延々とやらされたはずです。 そして、資質に恵まれた者が多く集まっているはずにもかかわらず、新入部員は悲惨なほどスウィングが出来ないものなのです。 まして、一般人はただ支持するだけでも苦痛なもので、体操競技を観る方には、その大変さを一度でも体験しておいていただくと、より正当な感動を得られるのに・・といつも思うわけです。^^;

平行棒のスウィングには腕支持と手支持の二種類あります。 手支持の振動は、初心者は前振りの恐怖心が強く、最初は大きく脇を開けることができず、手前にだけ振って、前後の振りが非対称になり勝ちです。 しかし、身体的に強烈なカルチャーショックを受けるのは、圧倒的に腕支持振動の方でしょう。

私の頃は、スポーツ全般に、根性!根性!と、精神主義が闊歩していた時代。 ひたすら延々と腕支持振動の練習をやらされました。 私はバック転も車輪もできないズブの素人で高校から体操を始めたので、早く追い付きたくて、上級生の指導に徹頭徹尾従っていました。 平行棒は棒上で手を放して再び持つ技が多く、向う脛をバーにしたたか打つのは日常でしたが、何と言っても辛かったのは、最初の腕支持振動の練習でした。 まだ上腕三頭筋が発達しておらず、バーは容赦なく上腕骨に食い込み、広背筋も不十分で腕で体重を支え続けながら体を振動させるのは、一種の”業”でありました。 最後には上腕の内側の皮膚が剥け、出血が始まります。 すると、先輩に、「バーに血が付くから、傷口に炭マ(炭酸マグネシウム)を摺り込んどけえ!」と一喝され、すぐにそのようにしました。今から思えば、実に非科学的な指導なわけですが、体操競技が、基礎的な運動でさえ、いかに至難なものであるかをお伝えしたく、私の経験をお話した次第です。

実績のない体操部でしたので、ウレタンマットを買ってもらえたのは、私が高三の時に一人、他校のチームに合流して鳥取県チームとして国体に出場した後(引退後)でした。 (それまでは、大技は文字通りいつも命がけの気持ちで練習したものです。)