Commemorative day / 記念すべき日

This is the commemorative day, today.
When I was watching the H-alpha Sun through the Solar EMS-BINO near the entrance of my shop , my Master,Mr.NIshikawa(the leader of the Armwrestling Dojo), kindly brought me the new T-shirt designed for our Dojo.(Ths is the naked one.)
The shirt was so nice and I was extremely happy that I could share the vivid prominence of the Sun through the Binoscope. He was so efficient to catch the prominence of the Sun despite that it was his first experience.

今日は二重の意味で記念すべき日となりました。
Hα太陽の観察システムを構築したばかりの125ED-BINOを、店の入り口付近にセットアップして太陽を見ていたら、アーム道場の師匠のNnishikawaさんが出来上がったばかりの道場ロゴ入りのTシャツを届けてくださいました。
Sサイズということで、着られるか不安がありましたが、延びる素材で、この通り全く問題なし。(因みにシャツの中身はこれです。^^;)
月末の試合(於:米子がいな祭)に向けて身が引き締まるわけですが、それよりも、この稀有なタイミングで師匠に太陽のプロミネンスを見ていただけたことがラッキーでした。
正立像で(鏡筒2本の)双眼で、しかも12.5cmの口径でHα太陽を見たのはまだ世界で私と師匠だけかも分かりません。
(ただ強烈な太陽光を単純に減光しただけでは、黒点は見えますが、彩層やプロミネンスは見えません。それらが見えるようにするには、太陽光の幅広い波長域の中から、Hα線だけをピンポイントで抜き出さないといけないので、極めてハードルの高い挑戦なのです。(一般の方もご存知のように、通常の望遠鏡は太陽に向けることすら厳重タブーです。(失明する))

20cmAPO-BINO

I am introducing 20cmAPO-BINO recently finished by my German client.
He is a long period of repeater of my EMS, and he had made many binoscopes in last 17 years. The EMS SET used this time is not a newest one but it was
one of his stock of EMS he got years ago.

The photo of Jupiter is not taken by the 20cmAPO, but taken by his main scope of 90cm Cass,on which his first 25cmAPO-BINO is loaded.
He said, he was not an astro-photographer and not good at image processing, but it was an honest frame of no digital correction.

ドイツのリピーターの方が最近組み立てられた20cmAPO-BINO です。
10年以上前に、ご自宅主砲の90cmカセ(据付)の鏡筒に25cmAPO-EMS-BINOを同架されたのが最初でしたが、
その時は写真の公開を躊躇されたため、ここには掲載していませんでした。
今回は、匿名で概略のみの紹介を条件に掲載をご承諾いただきました。
先述の、90cmの主砲(ドブじゃない)のファインダー用?に25cmAPO-BINOを同架されただけでも衝撃的ですが、20cmAPO-BINOがサブ機ということも、垂涎を超えて仰天しますね。^^;
木星の写真は90cm主砲によるもので、画像処理はしていないとのことです。
(今回は、EMSは新規でなく、複数確保しておられた古いEMSを活用されたものです。)

Et tu Brute?(And you too, Brutus?) / ブルータス、お前もか?

Those with a guilty consciousness would be nervous at the title, or those who can be brazen-faced to betray me would never care about such a post?
I am not sure which is right.
Anyway, I am declaring that I never deserve the shameless betrayal by my friends or the client companies, becasase I can swear that I had been kind and honest to them all, toward my personal belief.

I will attach weight to the personal relationship with my clients from now on too, as a one-man-shop owner, and be honest, and never pretend to be a big company.

「ブルータス、お前もか?」というタイトルを見て、裏切った当事者はいささかでも動揺しているのか?、あるいは人を裏切っても何とも思わないような人間は、逆にこのタイトルを見ても何とも感じないのか、どちがら正解なのだろう??^^;
まあ、どちらにせよ、私は自分のポリシーにかけて、人の恨みを買って裏切られるような覚えは一切ないことを宣言しておきたい。 誠実と正直をモットーとするポリシーを今後も貫徹するのみだ。
サイトには、突っ込んだ技術情報を常に惜しみなく公開し、プライベートな日記まで公開していることに、友人から善意の忠告をいただくことさえあるが、それが自分のポリシーなので、仕方がない。
client の方々とは、いつでもプライベートに向き合い、その信頼関係の元で仕事をする姿勢は今後も変えようがない。私は最後まで個人企業であって、会社を偽装するつもりも必要もない。
去る者は追わず、来る者は拒まず・・・・。

15cmF5-BINO at the elevation of 1675m / 標高1675mでの15cmF5-BINO(V-10)

 昨晩、標高1675m地点で春から夏の星空を観察しました。
0時53分が月の出なので、21時~24時のあいだ楽しみました。
自宅から約30分、現地に到着してクルマのドアを開けると予想していなかったオオジシギのディスプレイフライトの羽音がして、こんなところにもいたのかとうれしくなりました。
 8×40双眼鏡でジョンソン彗星の位置を確認、淡いけれどなんとか視認できました。15cmF5-BINO-Ver.10(のっぽくん2号)を組み立て、しし座、おとめ座銀河群、おおぐま座の系外銀河をながめ、高度が増してきた天の川の星雲、星団を巡りました。
おかげさまで、星図を見るときに先日作っていただいたメガネで快適に読み取ることができました。
 この夜、一番美しく楽しめたのはM11 Wild Duck Clusterでした。散開星団だけどまるで球状星団のように細かく密集した星々がひとつひとつ分離してきらめいて、自分が宇宙空間をM11に接近して眺めているかのような素晴らしさ、いつまでも見あきませんでした。

山本ゆ

Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント:

 山本さんより、素晴らしい写真とともに、高地(標高1,675m)での観望リポートのメールをいただいたので、無理を言ってほぼそのまま掲載させていただきました。山本さんは、初期の15cmF8-BINO(のっぽ君1号)の熱心なユーザーさんでもあり、今でも2台のBINOを完璧に管理して愛用してくださっています。
一昨年の秋にそのBINOに再会させていただき、感激しました。)
 のっぽ君1号(15cmF8)は主にご実家で活躍しているかと推察しますが、のっぽ君2号の方は、こうした遠征観測にはもって来いの機動性を持っています。鏡筒単体管理なので、モデュールパーツの軽量、コンパクトさは徹底しています。愛称の”のっぽ君2号”は、1号機(のっぽ君1号)(F8)の弟というような意味だったと聞いています。(2号機は”のっぽ”ではない。^^;)
 山本さん、この度はまた素晴らしい観望リポートをありがとうございました。
また続報を楽しみにしています。^^

Silver Mirror reformed 15cmF5-BINO / 銀ミラー化リフォームの効果

1 銀ミラー化リフォーム

松本さんに15cmF5-BINOを作ってもらってから,ずいぶん楽しませていただいておりました。暗い空を求めて遠征することはもちろん,街中の観望会に参加して一般の方に覗いていただいておりました。お子様の目幅は狭いので難しいのですが,大人の場合は低倍率にしておけば目幅調整もあまり必要なく,皆様感動してくださっていました。

そのような中,先日,銀ミラー化のリフォームについてHPの記載を拝見し,遅ればせながら銀ミラーに変えてみたいと思い,松本さんにリフォームお願いしました。EMS本体1組のみを緩衝材でくるんで宅配便でお送りしたところ,超多忙な中,とても迅速にご対応いただきました。ドロチューブ(目幅調整用クレイフォード)の動き等を細々とチェックしていただき,すばらしい操作感に仕上がって戻ってきました。松本さんの迅速丁寧なお仕事にはいつも感謝しています。

2 ファーストライトの遅れ

リフォーム後の2月と3月には加入している同好会の「メシエ観望会」が予定されていたので,暗い空に遠征して銀ミラーの実力を試したいと楽しみにしていました。15cm屈折にEMSを装着して昼間の遠方のアンテナで光軸もばっちり合わせていたのですが,両方とも悪天候で中止となってしまいました。その後年度末になっていろいろ忙しくてなかなか遠征に行けず,歯がゆい思いをしておりました。

4月末になって,やっとまとまった時間がとれそうになったので,また,確実に晴れそうだったので,週末に南三陸町まで遠征して,やっとファーストライトに成功しました。

3 ファーストライト

観望地に着いたのは夜半前で,ちょうど夏の天の川が昇ってくるところでした。やや水蒸気はあるようでしたが,さすがに暗い空で,水平線近くまで星が見える澄んだなかなか良いコンディションでした(レタッチなしの現地の写真を添付します。いかに良い空だったかがお分かりいただけると思います)。

私は最近星景写真も撮るようになったので,ポータブル赤道儀にカメラをセットして撮影を開始したのですが,昼間の疲れもあり,少しうとうとしてしまいました。気が付くと1時間ほど寝てしまったようで,慌てて起き出し,さらにカメラをタイムラプス用の自動撮影に切り替えた後,早速15cmF5-BINOを設置しました。

天文薄明が午前3時ころなのであまり時間がありません。既に天の川はかなり昇っており,いて座も良く見えます。

今回は時間もあまりないので,とりあえず23倍(EWV32mm)で観望することとし,まずは沈みかけたしし座のトリオ銀河を狙いました。西側にはやや光害があるのと低空なのでいまひとつでした。そこで,M81,M82のペア銀河に移りましたが,こちらは高度が十分だったのでなかなか良く見えます。低倍率にもかかわらず,不規則な銀河の形と楕円銀河の形がはっきり分かります。続いてM51(子持ち銀河)を見ると,今までになくはっきりと銀河の腕が分かる感じです。M97(ふくろう星雲)とM108のペアもコントラスト良く今までにない見え味です。くじら銀河銀河のペア(NGC4631,4656)もなかなかでした。銀河の中でもすばらしかったのが,マルカリアンの銀河鎖です。この観望地で前に見たときは,23倍(EWV32mm)ではコントラスト不足ではっきり見ることができなかったのですが,今回は違いました。すべての銀河鎖が23倍(EWV32mm)でもはっきり見ることができて,これには驚きました。

その後,さそり座のM4(球状星団)付近を眺めましたが,NGC6144も余裕で見えます。圧巻はその後に流した天の川の中心部でした。この観望地で何度も見て,天の川は見慣れているはずなのですが,明らかに星の数が増えて見えます。まるで口径がワンランクアップした様に感じます。天の川の複雑な構造や暗黒帯がはっきり分かりました。多くの星雲星団が次々と飛び込んできて,うなってしまいました。M8(干潟星雲),M20(三裂星雲),M17(オメガ星雲),M16(わし星雲),M27(あれい星雲)はコントラスト良く今まで以上に美しく見えましたし,M13(球状星団),M22(球状星団),M11(散開星団),M5(球状星団)は微光星まで分離していました。はくちょう座も高く昇ってきたので,網状星雲に挑戦したところ,フィルターなしでも存在が分かり,感激しました。

また,彗星が2つも来ていたと気づいて星図で位置を確認して探したところ,2つとも(ジョンソン彗星,パンスターズ彗星)簡単に見つかりました。眼視では尾までは見えなかったものの,コマの広がりはきれいに見えて満足しました。

というわけで,薄明が迫る中,アイピースを変えるいとまも惜しいと思って,結局23倍のまま星空散歩を楽しみました。

4 感想まとめ

銀ミラーを使ってみて,星の数が増えたこと,23倍という低倍率でもコントラストが上がって楽しめることを実感しました。2回の反射それぞれで反射率がアップする効果がこれほどだとは想像していませんでした。数万円の出費で口径アップと同等の効果が確実にあったので,お得感(失礼!)もすばらしいと思います。

これからさらに暖かくなるので,ますます銀ミラーBINOを使い込んで楽しみたいと思います。松本さん,すばらしい楽しみを与えてくださったことに感謝いたします。

5 後日談

この日撮影した写真を披露したところ,なんとBINO仲間のWさんも同じ観望地の下の駐車場にいらしたことが分かりました。前からWさんのBINOと見比べたことがあり,Wさんのものは11.5cmセミアポながらかなりの見え味だったのですが,これはセミアポの力のみならず,銀ミラーの威力だったのだと今更ながら納得しました。Wさんには,「今度パワーアップした15cmBINOを見てね」と予告しています。同じ銀ミラーにしたので,15cmの集光力で,目の肥えたWさんをうならせたいと楽しみにしております。(^_^;)

宮城県 S

Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント:

宮城県のSさんには、2008年製の15cmF5-BINO(VERSION-8)を愛用していただいていました。完成時には遠路よりBINOと対面していただいたのが印象に残っていますし、納品後もしっかりと運用していただき、何度もリポートをいただきました。

15cmF5-BINO(2008年8月3日)

メシエマラソン(2016年7月3日)

SさんのBINOの1年後にはEMSが全面的に銀ミラーに移行したわけですが、実はそれまでの20年間の間、アルミミラーもそれなりに試行錯誤と変遷を経ておりました。アルミ時代の最後頃(SさんのBINOもそれに当たる)には、アルミながら増反射コートの入射角特性まで研究し、EMSの入射角60度に特化したコーティングを施しており、単純に数値だけで比較すると、現在の銀に(1面当たり)2~3%の反射率の差くらいまで迫っておりました。というわけで、Sさんのアルミミラーは、比較的若い世代の高反射率のタイプだったわけですが、それでも銀ミラー化の効果がこれだけ認められた、ということで、別の意味で非常に意義あるリポートをいただいたと思っています。

ですから、15年以上古いVERSIONのアルミミラーをご使用の場合は、さらに著しい銀ミラー化の効果を体験いただけるものと思います。

望遠鏡業界は非常に保守的ですから、「わずか数%の反射率アップのために、銀コートの劣化?のリスクを踏む根拠はない・・・」というのが大方の業者さんの見解のようですが、そうではないことは、私がこの8年間で証明しています。EMSを全面的に銀ミラー化して、早8年が経過し、のべ2,000枚くらいの銀ミラーを供給していますが、経時的な劣化をきたしたミラーは1枚もありません。(誘電体コートは、レンズの反射防止コートの裏の発想で擬似ミラーを構成するものですが、波長によって反射と透過を別けるため、広い波長域を確保するのは苦手で、またEMSのように入射角が60度もあると、いろんな弊害が生じます。)

Sさん、この度は15cmF5-BINOの銀ミラー化の効果について、詳細にリポートくださいまして、本当にありがとうございました。 また続報を楽しみにしておりますので、今後共よろしくお願いいたします。

Local Arm-wrestling party / 地元でのアーム大会

The first Arm-Party organized by our Dojo was held last night at a bar in Tottori City.
I got one-Win and two-loss, but it is my memmorative first setp to the carrier of Armwrestling.

Anyway, I had blissful time last night over a cup of beer with my Arm-Friends.

昨晩はまた鳥取市内のバーを貸し切りで、我が道場主催のアームパーティが開かれました。
応援を含めて、40名は会場に集まったか? 盛大な会になりました。
アーム台は二次会場の別のバーにも持ち込み、解散したのは翌日(つまり今朝)の午前1時過ぎでしたが、
至福の時間を満喫しました。^^
写真は、いつもの練習仲間との記念撮影。 もちろんフレーム外にも、世話になっている仲間はたくさん
います。 皆さん、本当にありがとう。 少年期よりストイックに孤独に目標に突っ走って来て、子育ても
一段落して気付くと、この年令になっていました。 今、置き去りにしてしまった物を取り戻しています。
こんな爺さんを仲間に入れてくれて、本当にありがとう。^^
(二次会場のバーで席に付いてくれた可愛いお姉ちゃん、自分の娘より6歳も若かった。聞いたら、父親がまだ30歳代で、
お爺ちゃんは50歳台だって。^^;)
そうそう、肝腎のアーム大会の成績は?、1勝2負。^^; 本戦初戦で1勝を挙げたのは、記念すべきこと。2戦目は
体重120kgはありそうな巨漢で、瞬殺ではなかったもののあえなく敗退。 敗者復活戦では、後ちょっと
まで相手を追い込んで勝ったと思って安心したところで戻されて逆転負け。 まあ、手応えがあった大会でした。