I can ship it in a couple of days. Thank you for being patient.
あらゆるご要望やお問い合わせに完全に一人で対応しており、お待たせして申し訳ありません。明日か明後日には発送できると思います。
Innovation of Astronomical Telescope
正立ミラーシステム(EMS)を開発した松本龍郎のサイト。 たった2回の反射で天体望遠鏡の像を正立像にします。
Tatsuro Matsumoto; Inventor of the EMS, Erecting Mirror System. EMS offers non reversed upright image with no additional undesirable abberations.
Anodizing of the main parts is completed.
After setting the objective unit, I will check the focus point and decide the length of the eye-side flanges. It may look open frame structure, but it isn’t. The finished appearance will be almost same as the traditional binoscope.
この段階では、反射ドブで一般的な開放フレーム構造に見えますが、最終的には鏡筒(らしき物)も取り付ける予定なので、外見的には従来のBINOと大差はありません。ただ、鏡筒パイプが担う力学的な意味が全く異なる物になります。対物ユニットと接眼ユニット(EMSを含む)は独立的に中央プレートに固定しますから、中間パイプは遮光だけを満たせばよいのです。セッティングの能率を考慮して、中間の鏡筒パイプも独立的に着脱できるようにする予定です。(海外遠征ではシート状の物を巻いても良いでしょう。)
対物ユニットは上部フランジ(ラッパの首)にそれぞれネジ込むだけですし、接眼ユニットは間隔が固定したメガネプレートにセットするだけなので、初期調整後に光軸が狂う要素はほとんどありません。
TTS160マウントの天部(アリミゾ)は、VIXEN標準のアリガタとロスマンディ規格のアリガタの両方に対応しています。プロファイルが嵩上げにならないように、巧妙な工夫がしてあります。アリミゾのクランプ部は、ネジ先端にリンクした円柱状の真鍮製のチップ(回転しない)が所定の角度にカットしてあり、疑似面押しの機構になっています。これもケチを付ければコストのかからない方法ですが、シンプルで先述のlow-profileに貢献する、賢いメカニズムと言えます。
ほんの数センチ、いや数ミリであっても、モーメント荷重に大きく影響しますから。
このBINOには、従来の独立した概念での”鏡筒”はありません。
中央プレートに対物側のラッパフランジの首と接眼側のメガネプレートをセットして基礎フレーム(最大部品)を構成し、対物ユニットと接眼側フランジ、フォーカサーは構成モジュールとして現場で組み立てます。口径20cmともなれば鏡筒単体着脱でも結構大変だろう、という想定での工夫です。もちろん、必要があればさらに分解できますが、通常はこの部分は組み立てたままで管理します。(丸い紙を多数貼っているのは、これから施工する肉抜きのシミュレーション。)
BINO用台座の最もシンプルでコンパクトな解をご提供できたと思います。その気になれば、ボール盤さえあれば自作できるはずです。
TOA130-BINOともなれば、多分、当方で製作中の20cm-BINOに匹敵する総重量になると思うので、台座部分で重量をあまり加算したくないのです。伝統的^^;な「鏡筒バンド+アリガタ」もかなりの重量アップと重心高の嵩上げに貢献しますが、高級鏡筒に穴を開けたくないでしょうし、当方もそこまで対応しきれないため、そこは現状を受け入れることとします。
当サイト常連の方は、とっくの昔に理解しておられることと思います。 むしろ(不勉強な)代理業者さんたちのためにUPしています。^^;
(書きたいことは山ほどありますが、またWebsite-Crashになってはいけないので、自粛します。^^;)
Nothing is more simple than the default setting of the EMS.