Yew year’s Sun by the APM120SD-BINOCULAR / 正月の太陽by APM120双眼鏡

I wish you a Happy New Year!
あけまして、おめでとうございます!


(FACEBOOK等でリアルタイムに交信できる時代となり、紙の年賀状は廃止の方向に舵を切っています。失礼の段、お許しくださいませ。)

今朝の晴れ間に、今年初めてHα太陽をAPM120SD双眼鏡で観ました。

元旦の晴れ間に、Hα太陽を観ました。
82mmのUV-IRカットフィルターが届いてから初めての観察です。

Imagine that you make a H-alpha Solar Binocular Telescope with a pair of the solar telescopes of 80mm in aperture.
It would be an investment of a fortune. But here you see the reasonable solution with the commercial large binoculars and the Combo-Quark.

専用の口径80mmクラスのソーラー望遠鏡2本とEMSで Solar-Binoを作るとしたら、一財産の投資になりますが、この方法だと、かなりリーズナブルな予算組でそれが実現します。

 

Awful photo by the hand-held iPhone, but actually I could see far more detail.
いつもながら酷い写真(手持ちiPhone)ですが、眼視ではずっと良く見えています。市販の大型双眼鏡でHα太陽が観察できることを示せました。

ぎりぎりフルデイスクが見えます。
合成f=660X3=1980mm; LAVENDURA40mm, 49.5倍

(82mmフィルターによる)有効径=77mmで、
合成F=25.7, COMBO-QUARKの使用条件を満たします。

COMBO-QUARKは、現在までに125SD鏡筒を含むあらゆる天体望遠鏡と組み合わせて試して来ましたが、APM120SD双眼鏡の上記組み合わせで使用してみた限り、その見え方に、天体望遠鏡に対するハンディは全く見付かりませんでした。

Accessory plate for the APM-120SD-BINOCULAR

One-touch attach and release Accessory Plate for the APM120SD-BINOCULAR completed.
M5のローレットネジ1本で着脱できるアクセサリープレートです。

“Dovetail and the Holder” is one of the excellent solutions, but there are
cases that other solution is more simple.
アリガタ&アリミゾは優れた着脱手段ですが、他の方法の方がよりシンプルになることもあります。

Another APM120SD-BINOCULAR under customizing / 2台目 加工中

OMG! The arm mount would not be attached to the binocular!
But, I would never go panic in such a case.
加工手段がない方だと、パニックでしょうね。^^;
前回のアームマウントは問題なかったので、ロット違いで、下請けさんが勝手に寸法を変えたのか? まあ、こんなことは当業界では日常茶飯事。うるさく言ってコストアップさせてしまうよりも、温かい目で見守りましょう。^^(フライスがなくても、金ノコで該当部を切除すれば良い。)

I milled the base arm as above photo shows.
動画と一連の写真のように対処しました。重心を少しでも前に移動したかったので、結果的には無駄にならない加工でした。(でも一般の方だと、パニックでしょうね。^^;)

準備していたハンドルをセット。

対物キャップにも82mmフィルターネジを切り、ウェイト軸も取り付けました。
1/6の部分日食に間に合いそうです。^^

同日追記:さきほど、アームマウントの設計者の方からFACEBOOKのMESSENGERに回答があり、謎が氷解しました。^^;
今回当方に届いたのは、45度対空用で、ベースバーの長さが短い(穴位置も異なる)のだそうです。
まあ、それ以外は同じ規格で、すでに問題は解決したので良しとしましょう。^^;
(出荷メーカーさんの在庫、発送管理上の問題でした。)

EMS-UL SET for Switzerland completed.

I will optimize the spacing between the component housings for your wishing “D” of your plan with no additional charge.
In this case, the height of the spacing ring is 27mm+4mm for the D of 155mm at the IPD of 60mm.
ハウジング間のスペーシングパイプは、ご希望のD(鏡筒間隔)に最適化します。(加算料金なし)

Prominence of this morning / 今朝のプロミネンス

8:29AM. SE120(F5)+(ES)3XEXTENDER + COMBP-QUARK(CHROMO) + VIXEN-PL25mm + iPhone6
彩層面の模様、眼視でははっきり見えているんですが、先達の方々が言っておられるように、通常のカメラだとHα付近は感度的にほとんど描写できませんね。
それでも、今朝は久しぶりに大きいプロミネンスが見えました。

EMS-UL SET for Taiwan completed

EMS-UL SET with the IPD-Helicoid includes every function of the Binoscope in itself. Erecting image at the right-angle viewing, image shifting for the collimation as a Binoscope, and the IPD adjustment.

The hand-made level of my productivity is no my fault,but it is the result of the conservativeness of the optical industry and consumers who are mostly satisfied with the traditional products that offer the reversed images.
I have always been open to the big makers, but no big productive company of common ambition have appeared until now.

UV-IR CUT FILTER-82mm arrived / ようやく入荷

UV&IR cut filters-82mm have arrived at last waiting as long as 20-days.
Rough check by the eye-glass checker showed they are not mere glass plates at least. They look very good as the interference filters in appearance, too.
今回は、コスト重視で選んだ(こちらでは)無名のメーカーによるUV-IRカットフィルターでしたが、大雑把なチェッカーで、一応UVとIRは十分にカットしている(だろう^^;)ことが分かりました。コーティングの外観も、干渉フィルターに相応しいもので、好感が持てました。
今回も、R2フィルターと併用して、Hαの付近以外の大方の太陽光をカットしようという目的なので、UV側のカット性能は問題になりません。(R2がカットするので)

 

Two pairs of EMS-UL SETS in the making

One is for Taiwan, the other for Switzerland.
The left one is IPD-Helicoid version, and the right one is the fixed tubed one used on the sliding mount.

左のセットは、鏡筒固定の目幅ヘリコイド方式、右のセットは、鏡筒スライドのEMS固定方式です。
長年に渡って、両方の方式について解説して来ましたので、説明は省きます。
前者の方式だと、鏡筒周りのフレーム構造が飛躍的にシンプル軽量になりますし、後者の方法だと、スライドメカの重量やコストが嵩みますが、EMSはシンプルな剛体構造になり、目幅調整時にピント移動が生じません。