



Innovation of Astronomical Telescope
正立ミラーシステム(EMS)を開発した松本龍郎のサイト。 たった2回の反射で天体望遠鏡の像を正立像にします。
Tatsuro Matsumoto; Inventor of the EMS, Erecting Mirror System. EMS offers non reversed upright image with no additional undesirable abberations.
小目幅用のトリミングです。EMSのフィルターフランジのツバも一部トリミングしています。これで最小目幅57mmまで対応します。(もちろん、この後、塗装します。)
The clients are requested always to keep in touch with this corner so that there would be no misunderstandings between us.
望遠鏡側のスリーブが浅いそうで、短い(12mm)バレルをご希望でした。
この短バレル、サイトをよく見てくださっている方はお察しのように、眼側のフィルターフランジその物なのです。くれぐれも逆に接続されませんように。
ご承知のように、お引き受けしたEMS等の製作工程は逐次このコーナーで公開しています。完成品には、紙のマニュアルは添付しませんが、工程の情報全てが説明書だとご理解いただけると幸いです。
このコーナーを常にチェックしていただくことで、特別仕様等のOPTION等、互いの齟齬を未然に防ぐことが出来ます。
ハンドル(兼ウェイト)ユニット使用例
“D”=225mm for Maksutov.
このDだと普通EMS-ULを推奨しますが、F値も相当大きいようで、また2インチいピースを使われないとのことで、全て承知の上で-UMを選択されました。
まあ、カタディオプトリック自体が構造上(低倍の)周辺光束は諦めているのて、こうした選択もアリかも分かりません。
D(鏡筒間隔)が”2d”だけ広くなると、EMSの延長筒を(左右それぞれ)√2・dだけ延ばさないといけません。
(∵ 第1~第2反射点間距離の、目幅方向への射影は 1/√2 )
只今架台が届きました。有難うございました。寸法・重量・高い質感、私の理想としていたバランスの架台です。純正架台と合わせての運搬で腰を痛めてしまったSlik Professional 4Nに取り付けてみたところ誂えたようにピッタリで、足枷を外されたような気分です。ここまで体感重量が変わるとは驚きでした。
これで夜間の観測も本当に手軽にできます。重ねて御礼申し上げます。
東京都 N
Comment by Matsumoto / 管理者のコメント;
例のごとく商売気がなく、積極的に宣伝していませんでしたが、軽量架台のことを忘れずにアクセスくださってありがとうございました。このように、この架台の主旨をよくご理解してくださる方に喜んでいただくのが、私にとっても最大の喜びです。
ハイランダー用軽量架台— ¥57,000(税別)
(純正マウント付属のマウントホルダーが必要です。)
マウントホルダーをお持ちでない方のために、簡易ホルダーも準備しています。
簡易マウントホルダー —¥12,000(税別)
(*KOWAさんが純正マウントホルダー単体の販売に応じないため、当方で対応しています。沽券に関わるのかも知れませんが、軽量な架台の切実なニーズに耳を傾けて欲しいものです。)
今更何を?というほど当たり前のことながら、当たり前のことをもっと発信しないといけないと感じさせることが最近続いていますので、敢えて、ヘリコイド式の目幅調整の方法を動画にしました。
ハンドルの部品が払底していたので、これから作ります。
D(鏡筒間隔)が約20mm大きくなったので、EMSの延長筒を長くしないといけません。いよいよ完成まで秒読みになりました。