
皆さまのお励ましのお陰で、持病と付き合いながらEMSを製作しておりますが、どちらにしても、個人事業故、そう長くは続けられません。特に、ロット(数量と投資額)が大きいパーツの再仕込みにつきましては、躊躇せざるを得ず、今後、パーツの在庫切れと同時に、一部製品の製作を休止せざるを得ない状況が出て来ると思います。 たとえば、標準のヘリコイドは後数台分で払底します。
Innovation of Astronomical Telescope
正立ミラーシステム(EMS)を開発した松本龍郎のサイト。 たった2回の反射で天体望遠鏡の像を正立像にします。
Tatsuro Matsumoto; Inventor of the EMS, Erecting Mirror System. EMS offers non reversed upright image with no additional undesirable abberations.
まず、三脚がなぜ倒れやすいのか?について考えてみた。
図は三脚を真上から見たところ。ABCは三脚の石凸点が作る正三角形。
ユーザーさんの多くは、何となく、三角形ABCの外接円の安定性を期待してしまっているのではないだろうか?
残念ながら、三脚の宿命として、脚の股の中央については、内接円の範囲しか安定性が期待できないのです。この、期待と現実のギャップが、使用法の間違いや不注意を誘い、転倒してしまうのだと思う。因みに、内接円の半径は外接円のそれの半分、面積は1/4である。
一度倒した人は、運用方法を改めない限り、また二度、三度と倒す傾向がある。
一般的な斜めフォーク架台、昨今の強引にウェイトを廃除したフリクションに頼った力技の架台等、特に要注意だ。そのような使い方をしている方は、一度、架台を不幸な方向に向けて、どのくらいの外圧で転倒するのか、確かめておかれた方が良いと思う。
・・・で、今回ご提案したいのは、命綱と言うべき、三脚のスタビライザー。ほとんど追加工なしで出来る方法をご紹介します。^^
当初は自作を考えましたが、結局は、ほとんど市販パーツで構成できることが判明。
使用したのは、上の写真のパーツのみでした。
組み立てて見たところ。
三脚のスタビライザーとしての応用例!
赤い線からはみ出した部分がスタビライザーの効果!
(モデルに使用した475B三脚は、開き角が自由に設定できるため、こうしたスタビライザーは不要です。昨今の開きが小さいカーボン三脚等には福音となるかと。開かない、かつ軽い三脚は、倒れてくださいと言っているような物!)
Dear clients,
I am terribly sorry for the delay, and thank you for waiting patiently.
The order of September is not yet cleared, and it is not likely to be delivered for the order of October.
I will do my best, but please understand the situations.
廃業予告宣言の後、駆け込み注文が集中し、9月分ご注文の納品が完了しておりません。
遅延の件、本当に申し訳ございません。これより最善を尽くしますので、今少しお待ちくださいますよう、お願い申し上げます。