
ゼロ・プロファイル(縮退長ゼロ)の目幅機構は、EMS開発当初からの懸案でしたが、この度やっと実現しました。 ユニット間接続フランジが機構を代表しており、目幅調整に関連する加算重量もほぼゼロです。
このEMSと、メガネ型プレート1枚だけでBINOが実現します。鏡筒バンドや水平基盤(スライド式)等も一切不要で、BINO化のための最小限の付加物の加算重量はゼロか、ともすればマイナスになります。

Innovation of Astronomical Telescope
正立ミラーシステム(EMS)を開発した松本龍郎のサイト。 たった2回の反射で天体望遠鏡の像を正立像にします。
Tatsuro Matsumoto; Inventor of the EMS, Erecting Mirror System. EMS offers non reversed upright image with no additional undesirable abberations.
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This customize is quite successful in saving another 15mm back-focus and I could get about 3mm of the focus margin at infinity.
このアイピースの焦点位置を示しました。2インチバレルで使用する場合は、むしろ標準アイピースよりも6mmくらい光路消費が短いため、バックフォーカスが厳しい鏡筒でも問題ありません。(挿入長に制限がある場合は別)
問題は、31.7バレルで使用する場合です。望遠鏡側の31.7スリーブがアイピースの2インチバレルの懐に潜らない限り、約21mmの余分なバックフォーカスを消費します。 バックフォーカスが際どい鏡筒では合焦しないケースが多くなります。
(合焦しても、他のアイピースとのピント移動が著しくなって不便。)



今日は大雪で店の来店もなく、さらに現実的な方法を試してみました。
双眼装置用の1.6Xエクステンダーですが、それよりもはるかに焦点付近で用いるので、実効ははるかに倍率が低くなるはず。案の定、射出瞳径を測ってみたらほぼ2.0mm(60X)。つまり実効1.2倍バローとして効いてるということです。
イーソス13mmが11mmになったと思えば、十分に実用価値がありますね。
実際の見え方も全く問題ありません。
メーカーさんの姿勢として、常に末端ユーザーさんの利便性を最重視して、製品仕様の隅々にまで配慮するのと、逆に他社互換性をほぼ意図的に排除して、あらゆるパーツの自社シェアの確保に固執するという、2つの姿勢があると思いますが、残念ながらほとんど全てのメーカーさんは後者に属すようです。
私はと言えば、典型的な前者でありまして、時には自社の利益なんぞはそっちのけです。
ちょっとした配慮で、その製品の応用性が格段に広がるケースは枚挙にいとまがありません。

厚みのない目幅調整機構付きの初めてのEMS-UMLセットです。
一般的に、物作りは治具の段階で勝負が決まりますが、今回の特殊な目幅機構には、絶妙で意表を突く治具が功を奏しました。
このゼロプロファイル(zero-profile)の目幅機構が今後小口径BINOの定番になりそうです。
従来の目幅ヘリコイドでも小型BINOは実現可能なのですが、ヘリコイドというのは、完全に縮退させても、一定の厚みがあるため、どうしても鏡筒間隔を一定(具体的には160mmくらい)以上縮小することが出来ず、これがコンパクト化の制約になっていて、小型BINOにはスライド台座を用いるのが主流でした。 しかし、このスライド台座も、トータル重量に貢献してしまい、また外見上のシンプルさにもマイナスの要素でした。そうした従来のジレンマがこの度、一挙に解決したわけです。