Another Center Mount completed !

There are two ways of the connection of the Center Mount.
One is the 3/8-inch thread on the bottom, and the other is the 60mm (10mm deapth) tapered boss. For the extension pillar of 250mm, the 60mm-boss should be used.

 中軸架台につきましては、サイト内検索をしていただけば、組み立て中の動画を含めたあらゆる情報が見付かります。
 この中軸架台は、ほぼ単品ごとの手作りに近い工程で製作していますので、量産は不可能ですし、また多く販売する意図もございません。むしろ、価値が分かる方にのみ供給したいと考えております。

ETX-125-BINOs by Mr.Rakan E. from NYC !

I finally had the time to assemble everything and I wanted to share some pictures with you: Rakan

Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント;

Congratulations on the pair of fine Binoscopes completed ,and thank you very much for sharing it with me and the fan of Binoscopes all over the world.
We are also looking forward to reading your follow-up report after using them on the stars.
Thank you again for the fantastic photos!
1台目が完成するとすぐに2台目用のEMSセットをご注文いただきました。
つまり、本プロジェクトが大成功だったということです。

Another EMS-UL completed !

 BINOの場合は、鏡筒の規模に応じて延長管(黒いパイプ部)が長くなり、鏡筒のバックフォーカスを考慮する必要が生じるわけですが、本例のような単体使用の場合、ピントが出ない高級鏡筒は、昨今では滅多にないはずです。
ご覧のように、EMS-ULの基礎光路長は90mmしかなく、2インチスリーブ(標準長)をセットしても148mmです。

Vertical Unit of the Center Mount / 垂直回転部完成

 コロナ禍の中、1年遅れで開催中の2020東京五輪の中継に毎日手に汗をにぎっている。
 世界中のアスリートがしのぎを削るスポーツでは、世界中で効果、効率が追求され、その時代で最も合理的な方法だけが残り、少しでも非合理な方法は淘汰されて来た。
 若い方は知らないと思うけど、走高跳びで、ある選手が初めて背面飛びをした時には、世界が驚いた。
当時はベリーロールが主流だったが、数年で皆が背面飛びをするようになった。
 水泳の自由型は、今やクロールが当たり前だが、その昔、バタフライで参加する選手もいたと聞いたことがある。
 このように、真摯に勝利を追求すれば、自ずと合理的な方法に収束して行くものだ。

 ところが、勝敗が可視化しにくい天文機材では、一度権威を帯びてしまうと、非合理なことが何十年、何百年と踏襲される。
 私のような一個人メーカーがいかに声を枯らせても、権威を帯びたステレオタイプを払拭することは困難なようだ。

EMS-UMA SET for France completed !

 望遠鏡接眼部の都合で、挿入バレルは短タイプ(12mm)を使用しています。
因みに、短タイプのバレルは、フィルターフランジ(接眼側)共用ですので、逆向きでも挿入できますのでご注意ください。
 工程の詳細を逐一公開しています、主な理由は、依頼者の方との齟齬を防止するためです。依頼者の方は、常にこのコーナーにご注意いただき、ご希望に反する点がございましたら、リアルタイムでご指摘いただけると助かります。

EMS-UMA SET for France in the making

カタディオプトリック式BINO用のEMS-UMAです。(D=225mm)
31.7アイピース限定でも、-ULがベターですが、UMAでも実現可能です。
(カタディオ鏡筒自体がもともと低倍での視野周辺光量は妥協した構造ですから)

Another EMS-UMB completed!/ 2台目のEMS-UMB

製品の代表写真では分かりにくい部分(アングル)も撮影してみました。
31.7to50.8ADには、数年前より、48mmフィルターネジを追加しています。
(逐一発表しませんが、構成パーツはロットごとに改良を重ねています。)

 EMS-USを中止して、ブーイングの嵐かも?との心配は杞憂に終わりましたが、それは、もともとEMSに興味がある方が極端に少なかった、ということかも知れません。
 質問も苦情も来ないのに”問わず語り”をしますと、実は、もともと当初はEMS-MとEMS-Lしかなく、どちらも、ハウジングの組み立てが許す、ぎりぎり最大のミラーを内蔵していました。言い方を替えると、それぞれ、ミラーサイズに対して最小限の光路長を実現していたということです。
 繰り返しますと、「もともと、EMS-MとEMS-Lで出発した。」ということです。-Mが31.7φ(アメリカンサイズ)と旧36.4ねじ込みアイピース用、-Lが2インチまで(つまり全て)のアイピース用です。(後に、EMS-UMでも大半の2インチアイピースが使用できることも判明。)

 EMS-USは、営業戦略的にEMS-UMの安価バージョンを追加したもので、EMS-UMと全く同じハウジング構造で、内蔵ミラーだけを小さくしたものでした。-Sと名乗っても、-Mの骨組みですから、光路長がMより短くなることはありません。ミラーが小さくても、工程コストが激減するわけでもなく、EMSが普及して欲しいという気持ちから、ハードルを下げてみたというのが真実です。
 さらにこの度、通常の斜鏡からの切削(削り出し)を廃し、最終形状のミラーを特注、常備するに当たり、コストが大差ない2種類(-S,-M)の最終形状ミラーを同時に常備することの無駄を考慮し、USとUMを(Mサイズで)一本化することを決断した次第です。