APM-82SD-BINOCULAR arrived !

これから、これをAZ-ZERO架台にセットするためのL型プレートを製作します。 同時に、アクセサリープレート等も製作します。
(双眼鏡本体のロゴが-EDとなっていますが、日本とは呼称の流儀が違うためです。)

Encoder setting on the Highlander Mount

 ハイランダー用軽量マウントは、もともと、軽量化を徹底した設計であり、エンコーダのセットを前提としていなかったので、加工はかなり煩雑で困難を極めました。水平回転ドラムも70φと細いので、エンコーダを囲う支柱も一部トリミングしています。

 実際は、センターアームを天板にセットするのが先ですが、構造をより可視化するために、アームは除去して撮影しました。↑

 一応、組み立てたところ。これからアルマイトをするか、敢えてツートンにするか?(支柱部は、一定数在庫している汎用パーツで、すでにシルバーアルマイト加工済。黒アルマイトで統一する際は、化学除去してから再アルマイト。)

Another EMS-UL SET completed !

これも飽きられてしまうくらい何度も投稿しています。
今回は、ちょっと撮影アングルを変えてみました。
目幅調整用のヘリコイドは、最短=22mmで、最長=38mmです。

Another Center Mount completed !

There are two ways of the connection of the Center Mount.
One is the 3/8-inch thread on the bottom, and the other is the 60mm (10mm deapth) tapered boss. For the extension pillar of 250mm, the 60mm-boss should be used.

 中軸架台につきましては、サイト内検索をしていただけば、組み立て中の動画を含めたあらゆる情報が見付かります。
 この中軸架台は、ほぼ単品ごとの手作りに近い工程で製作していますので、量産は不可能ですし、また多く販売する意図もございません。むしろ、価値が分かる方にのみ供給したいと考えております。

ETX-125-BINOs by Mr.Rakan E. from NYC !

I finally had the time to assemble everything and I wanted to share some pictures with you: Rakan

Comment by Matsumoto/ 管理者のコメント;

Congratulations on the pair of fine Binoscopes completed ,and thank you very much for sharing it with me and the fan of Binoscopes all over the world.
We are also looking forward to reading your follow-up report after using them on the stars.
Thank you again for the fantastic photos!
1台目が完成するとすぐに2台目用のEMSセットをご注文いただきました。
つまり、本プロジェクトが大成功だったということです。

Another EMS-UL completed !

 BINOの場合は、鏡筒の規模に応じて延長管(黒いパイプ部)が長くなり、鏡筒のバックフォーカスを考慮する必要が生じるわけですが、本例のような単体使用の場合、ピントが出ない高級鏡筒は、昨今では滅多にないはずです。
ご覧のように、EMS-ULの基礎光路長は90mmしかなく、2インチスリーブ(標準長)をセットしても148mmです。

Vertical Unit of the Center Mount / 垂直回転部完成

 コロナ禍の中、1年遅れで開催中の2020東京五輪の中継に毎日手に汗をにぎっている。
 世界中のアスリートがしのぎを削るスポーツでは、世界中で効果、効率が追求され、その時代で最も合理的な方法だけが残り、少しでも非合理な方法は淘汰されて来た。
 若い方は知らないと思うけど、走高跳びで、ある選手が初めて背面飛びをした時には、世界が驚いた。
当時はベリーロールが主流だったが、数年で皆が背面飛びをするようになった。
 水泳の自由型は、今やクロールが当たり前だが、その昔、バタフライで参加する選手もいたと聞いたことがある。
 このように、真摯に勝利を追求すれば、自ずと合理的な方法に収束して行くものだ。

 ところが、勝敗が可視化しにくい天文機材では、一度権威を帯びてしまうと、非合理なことが何十年、何百年と踏襲される。
 私のような一個人メーカーがいかに声を枯らせても、権威を帯びたステレオタイプを払拭することは困難なようだ。