Ichiro-さん、いつもながら、製作者の意図を簡潔、雄弁に代弁してくださいました。
ご自身のブログをお読みください。
本文の説明にありますように、今回は鏡筒を全くお預かりすることなくコアな部分のパーツの加工を進めました。
最終的な組み立ては全てIchiroさん任せで、一抹の不安もなくはなかったのですが、多くのBINOを経験して来られたIchiroさんのこと、全く問題なく組立てられました。
鏡筒スライド台座で使用する時にはヘリコイドは不要ですが、完全縮退させると、高さ(厚み)=27mmなので、固定式のスペーサーを介するのと光路長は大差ありません。中軸架台でも、計画当初にはスライド用のアダプタ―ベースを検討しましたが、中軸架台は海外遠征を想定して極力減量する方針に変わり、ヘリコイド目幅調整とスライド方式の2本立てに最終的に決まりました。
このTTS160架台は、本来のGoToとしての使い方に加え、私が製作した水平回転ユニット(黒いピラーの下、三脚の上)を追加することで、PushToとしても使えるようになっています。
20cmF7-BINOの時もそうでしたが、このAskar120-BINOも当初から凄い稼働率で、お手伝いできたことの悦びを噛みしめています。