A good solution to cancel the top heavy of the giant refractive telescopes on TTS-160 / 大型屈折鏡筒のトップヘビーをキャンセルする方法

ご承知のように、大口径屈折は、対物側に極端に重心が偏るのが悩みです。(反射望遠鏡と逆ですね。)架台の搭載加重に余裕があれば、天地(水平時の)のバランスと鏡筒前後のバランスを分けて対処しても良いのですが、搭載加重に全く余裕がない場合は、何とかメインのウェイトで前後のアンバランスもキャンセルしないといけません。
下の写真のように、以前にもこの手法を用いて成功しています。
ただ、ウェイトの移動の影響が2次元で効きますので、原理を良く理解できない方には使いにくいかも分かりません。今回はユーザーが私自身なので、その点は全く問題なし。^^ (お客様の仕事をしてみて、一般の方の大半は、天秤棒よろしく、一次元のバランスの概念しかお持ちでないようです。そうした方は、使い方に面食らうかも分かりません。理解さえすれば、非常に合理的な方法だと分かるんですけどね。)