Here is the movie how the “IPD-HELICOID” works.
何を今さら、と言った感じではありますが、意外に理解されていないようなので、動画にしてみました。
目幅調製には、この方法と、片方の鏡筒をスライドさせる方法の2種類があります。机上の想像で両者の優劣を判断してはいけません。適材適所に応じて、どちらかの方法を選びます。左右の鏡筒を固定したい場合はこのヘリコイドの方法を、鏡筒を完全固定する必要がない場合は後者の方法を選びます。
ごく大雑把に言うと、小型のBINOではスライド方式に、大型のBINOではヘリコイド方式に分があるかも分かりません。
ことさら、ヘリコイド方式のピント移動を問題にする方もいますが、現実はさほど問題になりません。 なぜなら、目幅を変える時は、観察者が交代する時であり、どっちにしても視度も再調製することが多いためです。さらにプライベートなBINOであれば、全く困りません。不特定多数の人が同時に使いたいのであれば、スライド方式を選べば良いでしょう。