The tubes seemingly look like the outer tubes of drawtubes are not actually the ones.The tubes do not directly hold the inner tubes, but the ball rollers that will be installed in the outer tubes will sustain them.
一般的なフォーカサーの外筒に相当するパイプをフランジにねじ込んで、第1プレートを写真のような位置に固定します。ただし、前回もご説明したように、EMSが取り付く第2プレートと一体となった2本のドローチューブは、上記外筒とぴったりと接触して互いに摺動するのではなく、敢えて少し隙間を持たせ、外筒の末端の厚肉部にセットするスクリュータイプのボールローラー(ネジの先端に回転するボール(ポリアセタール)がセットしてある物)で第2プレート(+ドローチューブ)を保持し、最終アライメントも可能にします。
第2プレート(+ドローチューブ)の軸方向の動きは、前回ご説明した通り、第1、第2プレートをリンクする4条の滑りネジ機構が受け持ちます。 (つまり、この部分でも、上下方向の光軸の微調整を追い込むことが可能です。第2プレート(+ドローチューブ)とEMSを含む接眼部全体は上記滑りネジ機構と外筒のボールローラーで支えられます。)(便宜上、ドローチューブ、外筒、という名称を使いましたが、一般的なそれらとは役割が違うことは、前回ご説明した通りです。)